膝蓋軟骨軟化症 千歳市の青葉鍼灸整骨院
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、10代、20代にみられる膝蓋軟骨軟化症について詳しく解説していきたいと思います。

膝蓋骨(膝の皿の骨)の裏側にある関節軟骨の一部に軟化(病的に組織が柔らかくなる)、膨隆、亀裂などの障害を引き起こす状態を膝蓋軟骨軟化症といいます。この疾患は、陸上選手や膝蓋大腿関節(膝の皿と大腿骨で構成されている関節)の形態異常や膝蓋骨亜脱臼をしている人に多いことから、膝を使う動作で膝蓋骨にかかるストレスによって起きていると考えられています。子供のスポーツ障害で起こりやすい膝のオスグッドに関しては別の記事に載せてあります。合わせてご覧ください。(膝のオスグッドについて)

膝の周囲や裏側に鈍い痛みが起こり、膝に水が溜まっているような腫れがあります。特に、膝の屈伸をした時に膝の前側に痛みが出てくることが多いです。
痛みが起きやすいタイミングは
・階段の昇り降りでの痛み
・片足立ちで膝を屈伸したらきしむような轢音がして痛みがある
・しゃがんだ時の痛み
・走ってる時の痛み
などが挙げられます。
膝蓋軟骨軟化症の疑いがある時に、レントゲン検査を行ってもなにか異常を見つけるのは難しいため、MRI検査で軟骨の状態を詳しく確認していくことが多いです。

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、今どういう症状があるのか、いつからその症状が続いているのか、膝の腫れがどの程度なのか、どれくらい膝を動かすことができるのかなどを、細かく問診や触診で確認していきます。まずは、膝が楽に動かせれるような状態にさせるため、手技や温熱治療器などを使って組織にアプローチして痛みを軽減させていきます。痛みが落ち着いてきたら、膝に体重をかけた時や、踏み込んでみた時の動作をチェックしていき、膝に負担をかけない使い方を身体に覚えこませるため、運動を入れていきます。引用:正しいスクワットフォームとは こちらもあわせてご覧ください。
膝蓋軟骨の病状が深刻な場合、膝蓋骨の病変が起きている軟骨の一部を切除する手術や、脛骨粗面前進術といって膝蓋腱が付着している脛骨粗面自体を前に移動させて固定し、患部のストレスを減らす手術などを行う場合があります。
①カウンセリング
ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。
②アセスメント
身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。
③施術
痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。
④エクササイズ
必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。
⑤プランニング
①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。
いかがでしたでしょうか。
どの疾患もそうだしこの疾患もですが、早期に発見してすぐ治療を行い改善させてしまった方が、良いに越したことはありません。今回のような疾患は、軟骨が正常ではない病的な組織に変化してしまう病態なので、痛みを我慢して何もしないでいる時間が長ければ長いほど、状態は悪化して回復するまでの期間も長くなったり、手術を選択せざるを得ない状態かもしれません。
千歳市の青葉鍼灸整骨院では、患者さんと適切なコミュニケーションを取り、身体の状態がどうなっているのか、だからこういうところに痛みが出ていて、こういう治療をしたら、こういう身体になるというところまで、お話をさせていただいております。
ご自身の原因がわからない不調・痛みや今回の記事にあてはまる症状など悩んでることがあったら、是非ご相談ください。


膝のオスグッドとは 千歳青葉鍼灸整骨院
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、スポーツをしている小学生で起こりやすい膝のオスグッド・シュラッター病について詳しく解説していきたいと思います。

大腿四頭筋と呼ばれる太ももの前側の筋肉が膝の皿の下にある骨(脛骨粗面部)に付着しているんですが、その大腿四頭筋の使い過ぎによって繰り返し脛骨粗面部にストレスがかかり、骨がとんがってしまうことで痛みが起きる状態です。
付着部のストレスが大きいと、患部は腫れあがり、熱を持っていたりします。なので運動をしている時に、症状がでる特徴があります。
この疾患は、成長期の男の子に起こりやすいスポーツ障害の1つとされています。特にサッカーや陸上、バスケ、バレーボールなどのジャンプしたりボールを蹴ったりする競技で起こりやすいです。

膝の曲げ伸ばしをする時に大腿四頭筋が収縮したり弛緩を繰り返すのですが、負担が大きくなると大腿四頭筋の付着部である脛骨粗面部の膝蓋腱が引っ張られて、成長期の脛骨の軟骨が剥離することで起こります。それで骨がとんがってでてきたり痛みが起きるんですよね。この疾患は、成長期の10~15歳にみられやすいです。
主な症状は、脛骨粗面部(膝の皿の下)の痛み、腫れ、熱をもつ、圧したら痛いなどです。痛みは膝を動かしているとでてきて、休むと落ち着いていきます。また、一般的には片足に症状が起こりやすいです。
レントゲン検査で脛骨粗面部の骨の隆起がどのくらいの大きさなのか、剥離している程度などを確認し、必要に応じてCTやMRI検査を行うこともあるんですよね。

この疾患は、成長期に一時的にみられるというのもあり、どれだけ痛みが強いのか、週にどのくらいスポーツをやっているのかによっては、休んでもらったり練習の頻度を減らすことで、自然に治っていくケースもあります。よく、症状を悪化させないように大腿四頭筋のストレッチや練習後に患部を冷やすなどを行うことが多いと思います。
ですが、これだけでは根本改善にはならないのです。そもそもなぜ片足にだけこのような症状が起こるんでしょうか?成長期だけの問題だったら両足に症状が起こると思いませんか?
オスグッドになりやすいスポーツには特徴があって、ジャンプや踏み込む動作・機敏に動く方向を切り返す動作を繰り返すんですよね。人間には利き手があるように足にも利き足があります。利き足の運動動作時に問題があったり、逆足に問題があったとしたら片足にだけ症状はでますよね。
千歳市の青葉鍼灸整骨院では、オスグッドの症状で来られた方の治療として、膝の曲げ伸ばしのしやすさに問題があれば、動かしやすい状態にしてから、その子がやっている運動動作で膝に負担をかけていないか必ずチェックしていきます。そうすることで、将来の他の膝の症状でも予防ができることと、膝の負担が少ない動きができるようになると、身体を均等に使えるようになり疲れにくく、パフォーマンスも向上していきます!
①カウンセリング
ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。
②アセスメント
身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。
③施術
痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。
④エクササイズ
必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。
⑤プランニング
①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。
結構子供が訴える「痛い」という感覚っていろいろあると思います。大したことない青たんくらいの痛さでも痛い痛いいう子もいるでしょうし、その子が経験したことのないいたみであったり、お父さんお母さんは病院に連れて行った方がいいのか、整骨院で診てもらったほうがいいのか、そのまま様子見て大丈夫そうなのか、悩んでいる方もいるかと思います。
基本、痛みが2,3日経って落ち着いているのであれば、そのまま様子を見てもらう形で問題ないことが多いですが、1週間経ってもずっと痛いと言っている場合は、医療機関で診てもらうべき基準になります。
千歳市の青葉鍼灸整骨院では、患者さんと適切なコミュニケーションを取り、身体の状態がどうなっているのか、だからこういうところに痛みが出ていて、こういう治療をしたら、こういう身体になるというところまで、お話をさせていただいております。もし、悩んでいる事、困っていることがあればいつでもご相談ください。


変形性股関節症とは 千歳青葉鍼灸整骨院
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、股関節の代表的疾患である変形性股関節症について詳しく解説していきたいと思います。

変形性股関節症とは、股関節の軟骨が変性していたり、大腿骨頭と寛骨臼の関節面の摩擦による破壊がおこり、骨棘や骨硬化がおこる疾患です。(股関節の基礎知識について)原因がよくわかっていない一次性股関節症と、何かの疾患に続いて起こる二次性股関節症に大きく分かれています。日本では、一次性股関節症が起こる頻度は少なく(15%前後)、二次性股関節症での変形性股関節症になる人の方が圧倒的に多い(約80%)ため、今回は二次性股関節症について詳しくお伝えしていきたいと思います。
二次性股関節症の原因には多くのものがありますが、大半を占めるのが亜脱臼性股関節症です。亜脱臼性股関節とは、股関節がはまってなくて外れかかった状態を指し、特に日本人に多くみられ、股関節が正常な位置からズレやすい状態なんですよね。
これは、臼蓋形成不全が原因で起こるんですが、股関節の骨盤側の受け皿になっている臼蓋という部分が浅くて大腿骨頭がきちんとはまらず、股関節が正しい位置で動かせていない状態です。そのため、股関節での力の伝達が上手く行えず、軟骨がすり減ってしまい、変形性股関節症を進行させてしまいます。

1,疼痛
股関節痛がメインですが、他にも大腿部痛、臀部痛、背中や腰痛なども現れてきます。進行度がまだ軽い状態では、長距離を歩くとだるさや動き始めの痛みが起こりやすいです。進行度がだいぶ進んでる状態では、持続性に痛みがあり、安静時痛や夜間痛も起こります。
股関節痛の原因
・摩擦による関節軟骨の炎症の痛み
・特に股関節外転筋(中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋)の疲労によるだるさや痛み
・症状が進行した際の関節軟骨の破壊や硬化の痛み
2,可動域制限
進行程度がまだ軽い時はそうでもないが、だんだん動かしづらくなっていきます。特に、股関節の内旋(お姉さん座り時の体勢)、外転(足を外側に開く)、屈曲、伸展制限が起こりやすいです。
3,跛行(足をひきずるように歩く)
痛みが強いと、痛い動きを避けるような歩き方をしたり、股関節周りの筋肉を正しく使えていないので、お尻を揺らして歩いていたり、身体全体を横に揺れながら歩いていたりします。(トレンデレンブルグ歩行、デュシェンヌ歩行など)症状が強い場合は痛みがある足側に体重をかけたくなくて、杖をつきながら歩くのがやっとといった状態にもなります。
千歳市の青葉鍼灸整骨院では、どの程度の進行状況なのか、当院での治療で回復が見込めるケースなのかなどを詳しく問診を行ったり、触診で確認していきます。まずは、股関節のストレスを減らすために股関節の動きやすさに問題があったら、手技や温熱治療器を使って動かしやすくして、痛みが落ち着いてきたら、股関節が正しい位置での運動を積極的に入れていきます。自分で歩く時に股関節の負担がないようにコントロールできないで、永遠と治療に通うことになってしまわないように運動を入れていきます。
病状がかなり重度な場合、手術を行う可能性が高いです。人工関節をいれる手術や、股関節の臼蓋を深くするものなど沢山種類があるため、その人の進行状況によってどんな手術が必要か異なります。

①カウンセリング
ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。
②アセスメント
身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。
③施術
痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。
④エクササイズ
必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。
⑤プランニング
①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。
いかがでしたでしょうか?
変形性股関節症になって運動ができなくなってしまった人がいて、その当時は本当に歩くのも辛そうでした。でも、千歳市の青葉鍼灸整骨院で治療を続けていき、今となっては運動ができるようになり、最悪手術も考えていたようでしたが、手術をしなくて済んだ方もいます。何週間も続いてる痛みは放っておかないのがその症状の悪化を防ぐことになります。
千歳市の青葉鍼灸整骨院では、患者さんと適切なコミュニケーションを取り、身体の状態がどうなっているのか、だからこういうところに痛みが出ていて、こういう治療をしたら、こういう身体になるというところまで、お話をさせていただいております。
ご自身の原因がわからない不調・痛みや今回の記事にあてはまる症状など悩んでることがあったら、是非ご相談ください。


股関節の機能とは 千歳市青葉鍼灸整骨院
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、下半身の力を生み出している股関節の機能について詳しく解説していきたいと思います。

股関節は骨でいうと、寛骨臼と呼ばれる骨盤のへこみがあるところに、大腿骨頭(大腿骨の先端で丸みのある部分がはまっている球関節という特徴があります。(肩関節も球関節に当てはまります。)球関節は、色んな方向に動かすことができる自由度の高い関節です。肩関節の場合、浅いソケットからできている球関節のため、不安定感がありますが、股関節の場合、3次元的な動き以外に体重や荷重に耐えられるように大腿骨頭が寛骨臼を深く包み込むように作れています。その為、肩関節よりも圧倒的に安定感がある関節です。
直接大腿骨頭と寛骨臼が触れる部分では、関節唇や軟骨が間に入って骨と骨が擦れないように付着しています。大腿骨頭と寛骨臼の横を連結しているのが、主に細かい色んな靭帯や関節包、滑膜、滑液包といった軟部組織がついているんです。
股関節は冒頭でお伝えしたように、色んな方向に動かせる関節なので、沢山の靭帯が活躍しています。
・腸骨大腿靭帯:骨盤の前面の突起(下前腸骨棘)から大腿骨をつなぐ一番強力な靭帯
・恥骨大腿靭帯:恥骨と大腿骨をつなぎ、立位を安定させる靭帯
・坐骨大腿靭帯:寛骨臼の後ろから大腿骨をつなぐ靭帯
・大腿骨頭靭帯(円靭帯):関節がはまる部分にある靭帯で、股関節の安定性には関係ない
・寛骨臼横靭帯:円靭帯と股関節の関節包をつなぎ、股関節が脱臼しないように固定する役割

私たちは普段股関節を動かす時は、骨盤と大腿骨だけで動かしているわけではなく、”腰椎“も連動して動かしています。よく整骨院などで「骨盤が前傾・後傾している」という言葉を聞いたことありませんか?骨盤が前に傾くと、連動して腰椎は伸展方向に動いていきます。骨盤を後傾させたら腰椎は屈曲方向に動きます。これを「腰椎骨盤リズム」と呼んだりもします。
このように、骨盤が前後に傾くことで、腰回りの筋肉が収縮しやすい体勢になったり、お腹周りの筋肉が収縮しやすい体勢をとることができるのですが、偏った体勢が多くなり、この筋肉のバランスがくずれてしまうと股関節が動かしづらくなったり、腰痛を引き起こす原因になってしまうのです。
joint by joint 理論で考えたら、股関節は”可動すべき関節”であり、腰椎は”安定すべき関節”にあてはまるのですが、股関節や腰に症状を抱えている人の多くは、この関節の機能が逆転してしまい、股関節は動かしづらい、腰椎はグラグラになっているんですよね。(関節の役割について)
例えば、前かがみの姿勢が多い人で、股関節が伸展しづらい状態になっていたとしたら、股関節が屈曲位で姿勢を維持しているため、骨盤は前傾し腰椎は伸展状態で姿勢をキープしていると、だんだん腰が重くなってきたり、痛くなってきたりします。このケースは、腰部脊柱管狭窄症の人に多いです。
大事なのは、骨盤を前傾もできて後傾もできる柔軟性、重たいものを持つときには骨盤を中間位でキープできる体幹の安定性が身についていると、不調は起こりにくいはずです。座りっぱなしの人は股関節が固まりやすいため、適度に股関節を動かすことが(スクワットやストレッチなど)必要になってきます。スクワットについて詳しい内容はこちらを合わせてご覧ください。(引用:正しいスクワットフォームについて)
股関節は動かした方が良い関節なのはわかったけど、どれくらい可動域があればいいのか、疑問になると思います。
股関節を構成する骨盤や大腿骨頭の形状には、個体差があるんです。もちろん女性は男性の骨盤に比べたら、子供を産むために広く大きい形のことが多いですが、男性も女性も関係なく骨盤のひろがる角度などに違いがあります。大腿骨頭も成長して出来上がった形状が、大腿骨と大腿骨頭との角度や大腿骨頭の捻れに差が出てきます。
これらによって、形状上体幹が安定しづらい人もいれば、開脚をしたときに開きにくい人やめっちゃやわらかい人もでてくるんですよね。そのため、千歳市の青葉鍼灸整骨院では、股関節や腰の症状で来院された方には、その人がどれくらい元々股関節を動かすことができる人なのか、どういった体勢が多くてどこに負担をかけやすいかなどを確認してから治療をしていきます。そうしないと、骨の形状がこれ以上動かせれないものを無理矢理動かそうとしても骨同士がぶつかり痛みが悪化するだけだからです。
だから、その方には、このくらい動かせれたら問題ないよっていう角度を知っていもらったり、股関節が動かしづらい原因が股関節周りの筋肉や軟部組織が硬くなっている場合は、緩めたり伸ばしたりして動かしやすさを実感してもらい、症状を改善させていきます。
過去に、開脚の可動域を拡げるのに、ヨガに通ってから股関節の痛みを抱えた方がいて、股関節の形状を確認してヨガをやめてもらっただけで股関節の痛みは改善されたケースがあります。

この股関節のテーマでお伝えしたかったのは、股関節は股関節だけで動かしているのではなく、その周りの腰椎や大腿骨などを連動させて動かしているということです。ということは、股関節に症状がある人に股関節だけの治療を行っても大きな改善はみられません。全体的に診ていくことが重要になります。
そして、その症状は骨の形状の問題なのか、筋や軟部組織の問題なのかなどによって治療内容が変わります。千歳市の青葉鍼灸整骨院では、股関節が動かしやすくなった状態で治療は終えず、その人自身で股関節を動かす能力を身につけられるように、運動を積極的に行っていきます。そうすることで高齢者の場合は特に、自然に片足立ちなどをした時の体の安定性が向上していき、日常生活の質の向上につながっていきます。
①カウンセリング
ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。
②アセスメント
身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。
③施術
痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。
④エクササイズ
必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。
⑤プランニング
①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。
千歳市の青葉鍼灸整骨院では、患者さんと適切なコミュニケーションを取り、身体の状態がどうなっているのか、だからこういうところに痛みが出ていて、こういう治療をしたら、こういう身体になるというところまで、お話をさせていただいております。
ご自身の原因がわからない不調・痛みや今回の記事にあてはまる症状など悩んでることがあったら、是非ご相談ください。


脊椎分離症とは? 千歳市青葉鍼灸整骨院
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、スポーツをしている学生で起きやすい脊椎分離症について詳しく解説していきたいと思います。実は、私が高校1年生のころ、分離症になった経験があるので、その時の様子や感情なども一緒にお伝え出来たらと思っています。

腰椎(腰の背骨)の上関節突起と下関節突起と呼ばれる部分が本来くっついているんですが、そこに亀裂が入って分離している状態(疲労骨折ともいいます)のことを脊椎分離症といいます。この疾患の多くの症例が過度にスポーツをしている学生に多いことが分かっています。
遺伝的な要因で元々腰椎が弱くて分離症になるケースもありますが、成長期での活発な運動をすることによって特に腰椎の過度な伸展・屈曲を繰り返し行うことで、関節突起部にストレスをかけている状態というふうに考えられています。分離を起こす部位は、だいたいがL5椎(第5腰椎)です。
特に野球・バレーボール・バスケ・サッカーなどなど頻回に体幹の前後屈(腰椎の屈曲・伸展と同じ動き)、回旋(捻る)を行うスポーツに多くみられるんですよね。私は高校生のころ、ソフトテニスをしていてポジションは前衛でした。ストロークを打つときやスマッシュを打つときには特に体幹の回旋動作が必要なスポーツなんですよね。(引用:腰椎分離症になりやすいスポーツ)
関節突起部が分離してしまうと腰椎自体の安定性を失ってしまいます。これを放置して関節突起部がくっつかないまま(分離したまま)椎体が前にすべっていき、分離性の脊椎すべり症になるんですよね。そうなると、分離症の症状の他に神経症状がでてきます。脊椎すべり症について別の記事で詳しく載せています。合わせてご覧ください。(脊椎すべり症について)
分離症の多くは、腰痛をきっかけに発見されることがあります。分離症の特徴として、体勢によって腰に痛みが出ます。上体を後ろにそらして捻る動きをすると痛みを感じる(ケンプテスト陽性)ケースが多いです。ピンポイントでの痛みがあるのも分離症の特徴になります。
ちなみに私が分離症になったきっかけは、部活の朝練でスマッシュの基本練習を行っていて、ラケットにボールが当たる瞬間に体に力を入れたときに背中全体に電気が走った感覚で腰痛が起こりました。あの時の感覚はなかなか味わえないものでしたね(笑)
それから、スマッシュや上からサーブを打つたびに腰の痛みが強くなり、力が入りづらくなっていた感じです。
病院の整形でレントゲン、CT,MRI検査を行います。レントゲンやCTでは、分離している部分の進行状況がわかりやすく、MRIではレントゲンでは判断しにくい疲労骨折の具合を鮮明にみることができます。
なので、検査をすれば分離症が早期発見できたのか遅かったのかがわかるため、骨がくっつく可能性や今後どのくらい症状が改善されるかなども判断できるのです。早期に治療できた方が骨もくっつきやすくなります。私が整形で診てもらった時は、分離症が初期段階で見つかったため、だいたい3か月くらいで骨はくっつきました。これが遅かったら、骨がくっつく確率が低くなり、くっつくにもより期間がかかってしまうのです。

分離症は疲労骨折とも言われており基本的には、痛みが起きることをやらなければ痛みもでないし悪化もしないため、一時的に運動を禁止して身体を休ませます。それから運動禁止期間中に骨をくっつけさせるのにコルセットをつけることが多いです。目的としては、腰椎にかかるストレスを減らすことだったので、私は当時のお医者さんからは、学校に持っていく荷物もなるべく軽くしてねと言われたことがあります。その期間中は学校に事情を伝えて置き勉OKでした!(笑)
千歳市の青葉鍼灸整骨院では、分離症を起こす原因で、腰椎に過度なストレスを与えてしまっている要因が、joint by joint 理論で考えると腰椎は安定させる関節なのに可動し過ぎてしまっている事、腰椎の近接部位である胸椎や股関節は可動させたい関節なのに硬くなっているという考え方になります。
この考え方は理解できると、身体全身の仕組みがなんとなくわかるようになって面白いと思います!別の記事に載せています。是非こちらもご覧ください。(関節の役割について)
ということは、腰椎の痛みを減らす治療だけでなく、腰椎が安定するように体幹や呼吸を診ていったり、胸椎や股関節が動かしやすくなるように治療やストレッチなどを積極的に行っていきます。
痛みが強くて生活に支障がでている場合や神経症状がある場合は、手術が適応されます。分離している部分を固定する手術が多いようです。
①カウンセリング
ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。
②アセスメント
身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。
③施術
痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。
④エクササイズ
必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。
⑤プランニング
①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。

結構整骨院や治療院にいったら、患者さんはされるがままに治療してもらうことが多い印象にある人もいますよね。ちゃんとその疾患の原因を理解したら、治療だけでは改善されないことがわかるかと思います。なので、大事なのは今の自分の身体がどういう状態で、だから腰に負担をかけやすいからこういう治療と運動をやっていく必要があるっていうことを理解しないといけないのです。
千歳市の青葉鍼灸整骨院では、患者さんと適切なコミュニケーションを取り、身体の状態がどうなっているのか、だからこういうところに痛みが出ていて、こういう治療をしたら、こういう身体になるというところまで、お話をさせていただいております。
ご自身の原因がわからない不調・痛みや今回の記事にあてはまる症状など悩んでることがあったら、是非ご相談ください。


呼吸と身体の関係性 千歳青葉鍼灸整骨院

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
「肩こりがひどくて,,,」「ずっと腰が重だるい,,,」
などの慢性の痛みに悩んでる方は多いと思います。
この不調の原因は、運動不足や肩・腰の筋肉が硬いからだって思ってる人も多くいると思います。
確かにそうなんですが、原因はそれだけではないんです。実は”呼吸”にも原因があることも多いのです。私たち治療家は、慢性痛で悩んでる方には患部の治療はもちろん行いますが、呼吸も診ていくと改善されるケースも多いのです。
今回は、なぜ呼吸を変えたら慢性痛が改善されるのか、呼吸と身体の不調について話していきたいと思います。
「酸素を身体に取り込んで、二酸化炭素を吐き出す換気の役割」
っていう働きがあるのは皆さんも知っていると思います。実はそれだけではないのです!
そもそも呼吸とは、運動動作であって私たちは生まれてから死ぬまでずっと行う運動動作なんです。しかも、私たちは1日に2万回以上の呼吸という動作を行っています。歩くよりも多い動作なんですよね。つまり、呼吸という運動動作に問題があったとしたら、どこかしらの身体の不調も起こるということなんですよね。だからこそ、治療をするうえで呼吸に問題はないか、確認しなければいけないのです。
もっと具体的に呼吸を確認する重要性として以下のような項目が確認できます。
- 体幹部の安定性
- 神経系の状態
- 姿勢
- 手足の運動制御(コントロール)
- 内臓の状態
意外と確認できるものは多いんですよね!この項目がどう呼吸と関係しているのか、まずは呼吸のメカニズムからお伝えしていきます。引用:呼吸と肩こりに関する記事
呼吸をするのに必要な筋肉を大きく分けて、2つに分類されます。
①呼吸筋:横隔膜・肋間筋(横隔膜は呼吸の基盤になるドーム状の筋肉、肋間筋は収縮・弛緩することで肋骨を拡げたり、縮めたりする筋肉)
②呼吸補助筋(1):斜角筋・胸鎖乳突筋・胸筋・前鋸筋・広背筋(息を吸う時にこの筋肉たちが収縮し肋骨や胸骨・鎖骨を上に持ち上げる)
②呼吸補助筋(2):腹筋・内肋間筋(息を吐く時にこの筋肉たちが収縮し肋骨を下げる)
この呼吸に必要な筋肉が、その時の姿勢、心理状況などによってどの筋肉を多く使っているのか変化していきます。
1分間であなたは何回呼吸をしていますか?(吸気・呼気あわせて1回)
年齢によって呼吸回数の目安は少し違いますが、赤ちゃんで30~60回、成人で12~16回と言われています。ここで、理解しておきたいのが呼吸回数は、その時の精神状態、運動強度、薬などによって変化するものだという事です。
たとえば
- 気持ち的に焦ってる時の呼吸回数って落ち着いてる時よりも増える
- 全力疾走後の呼吸はめっちゃ早いし、荒くなる
特にコロナが大流行していた頃なんて、みんなずっとマスクしてましたよね。あれも息が吸いづらくて自然と呼吸が浅くなり運動しているわけでもないのに息切れしてきたり、疲れやすい状態になっていたと思います。

ここまでで、状況が変わると呼吸も変わるということがわかってきたと思いますが、まださらに踏み込んでいきますよ!(笑)
呼吸は自律神経と深い関係を持っています。自律神経には、交感神経と副交感神経があります。
ストレスが高い時=交感神経優位(スーパーマリオでいうずっとスターを持っていて覚醒状態。その分アドレナリンも分泌するなどで、筋肉は常に緊張して心拍数・血圧・血糖値・呼吸回数が上昇している状態)
落ち着いている=副交感神経優位(心拍数・血圧・呼吸回数の減少、消化能力の向上)
これを知ると、もし自分が寝ている時も交感神経優位な状態だったとしたら、どう身体に影響するでしょうか?
まず寝れない、疲れが取れない、睡眠の質が悪くなる、朝スッキリ起きれないなどが考えられますよね。これを何年も続けていたら”慢性の不調”につながるということなんです。かといって、何かスポーツをしている時に、副交感神経が優位すぎてもパフォーマンスは発揮しにくくなります。
なので、交感神経も副交感神経もバランスよく切り替えられるのが大事という事なんです!
まとめると、ストレス、トラウマ的な出来事、問題があると、不安障害を起こす→呼吸回数が増える→心拍数が増え、多汗・筋緊張、震えが生じる→常に続く→肩こり、首コリ、頭痛を引き起こす

最初の方で呼吸筋に横隔膜があるとお伝えしました。が、横隔膜にはもう1つ大事な働きがあります!
それは、姿勢筋としての機能をもっているということです。
横隔膜は、肋骨の周りをかこっているように付着しているため、横隔膜が正しく収縮・弛緩すれば、呼吸が安定し、体幹部も安定することによって、手足の動作制御ができるんです。
でも、私たち人間は地球で生きている動物ですから、重力という負荷が常にかかっています。そのため、仰向けの体勢でかかる負担や座ってる体勢でかかる負担など、姿勢を変えると負担になる部位が変わってくるものです。なので、同じ姿勢でい続けると、負担がかかる場所が同じなので、肩や腰の痛みなどが起こってくるんですね。やー面白いですよね。わかっちゃうと。(笑)姿勢に関する記事

ここまでで、身体の不調と呼吸がどう結びつき、何で大事なのかわかってきたと思います。
最近、首や肩こりを感じてる、さらに腕にだるさを感じてる患者さんが多くみられます。その多くは呼吸が浅くなって、身体がリラックスモード(副交感神経)になりずらくなっています。
そこで、横隔膜が使えてるか=副交感神経優位の呼吸(腹式呼吸)に意識的に変えれるかチェックしていきましょう!
チェックする前に、リラックスしやすい体勢で行ってもらいたいので、仰向けで膝を立てた状態で行います。
- 鼻から吸って口から吐く(ポイント:勢いよく吸うと身体に力が入るので音を立てないようにゆっくり吸う、吐けなくなるまで長く吐き切る)
- 息を吸った時に肋骨が360°全体が拡がるのを感じる(ポイント:肋骨に両手を置いておくとわかりやすい)
- 息を吐く時は、肋骨が縮んだり、下腹部方向に下がる(ポイント:肋骨が絞られてるイメージで、感じない場合は、しっかり息が吐き切ってないサイン)
あなたの身体は、あなたの生活習慣の鏡です。
今回お伝えした呼吸は今からでも始められるケアです。ケアは特別なことではなく、日常に自然に取り入れるべきもの。
そして、自分一人では気づけない部分や、うまくいかない動きの改善は、プロのサポートがあってこそ、確実かつ効率的に進めることができます。
「腹式呼吸意識してみてもあってるかわからない…」
「ストレッチをしてもスッキリしない…」
そんな方はぜひ一度、青葉鍼灸整骨院で“身体の土台”を整えるところから始めてみませんか?
気になる方は、まず試してみて下さい。


脊椎すべり症とは? 千歳青葉鍼灸整骨院
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、腰の疾患で起こりやすい脊椎すべり症について詳しく解説していきたいと思います。

背骨1つ1つの骨(椎骨)が首から骨盤あたりまで自然な湾曲で並んでいますが、その1つの椎骨が前にズレて滑っている状態のことを脊椎すべり症といいます。椎骨が前にずれることで、すぐ後ろに通っている脊髄などの神経に触れてしまい疼痛や神経症状を引き起こしてしまいます。
いろんな原因があるので、5つご紹介していきます。
1.先天的な骨の形成異常によるすべり症
2.脊椎分離(背骨が一部分くっついてない状態)に伴うすべり症
3.椎間板や椎間関節など可動部分の変性によるすべり症
4.外傷性のすべり症
5.悪性腫瘍や感染など骨破壊によるすべり症
この中でも、2と3の原因で起こるすべり症が多いです。今回は、2・3のすべり症について詳しくお伝えしていきます。
症状
L5(第5腰椎)によく起こり、腰椎の前弯(腰部の背骨のカーブが前に弯曲している状態)が強くなります。すべってる具合が強いと、腰を後ろから触って背骨を確認した時に、背骨と背骨の間に段差ができてるように感じます。(階段状変形ともいいます)
それから、前かがみのような腰を曲げる体勢になると、腰がずれるような不安感や張った感じの腰痛があるんですよね。太ももの裏に重圧感を感じる人もいます。片側・両側の下肢痛があり、間欠性跛行(歩いたら腰痛が起こり、休むと回復してまた歩けるようになる)といった特徴もあります。
レントゲンを撮ったら、すべってる具合や腰椎の前弯の具合が確認できます。
治療

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、その人の年齢や活動量によって異なりますが、基本的に身体を動かした時に症状が出やすいため、腰部や股関節回り、臀部に問題がないか診ていき、身体を動かしやすい状態にして腰部にかかるストレスを減らしていきます。痛みが強い人では腰にコルセットを巻いてもらうことで腰椎が固定されて痛みが軽減していきます。痛みが少しずつ落ち着いてきたら、その治療と並行して胸郭の柔軟性や体幹・殿筋の安定性を高めて、歩行時などの腰部にかかるストレスを減らしていきます。
痛みが強すぎて日常生活にかなり支障がでてるくらいひどい場合は、手術することもありますが、具体的には前にすべっている椎骨を固定させる手術を行うことが一般的に多いです。
変性すべり症とは、椎体自体が前にすべっていて、どこか一部分が分離していない状態のことを言います。このすべり症は、40代以上の女性に発症しやすいのが特徴的です。そして、すべり症が起こってる部位全体の安定性が低下し、椎体がずれると考えられています。女性に多いことから、ホルモン分泌が何か関係しているのではないかと言われていますが、分離性脊椎すべり症の治療の部分で説明していますが、結局胸郭の柔軟性や体幹・殿筋の機能低下が起こっているため、男性よりも起こりやすいと考えられています。
さらに、変性すべり症は、腰部脊柱管狭窄症になるとセットでこの疾患になりやすいという特徴があるんですよね。腰部脊柱管狭窄症につきましては、別の記事に詳しく載せていますので、併せてご覧ください。(腰部脊柱管狭窄症について)
症状
徐々に発症した腰痛なことが多く、脊柱管狭窄症の症状と似ています。下肢の疼痛やしびれ、間欠性跛行がみられます。
レントゲン検査では、すべりがある椎間板の隙間が狭くなっているのが見えたり、不安定性がわかります。
治療
分離性脊椎すべり症の治療と同様の内容を行っていきます。プラス、脊柱管狭窄症の治療も併せて行います。

いかがでしたでしょうか。すべり症にも原因がさまざまありましたが、治療としてやらなきゃいけないことは決まっているんですよね。あとは、発症してしまった方の年齢や活動量に合わせてどのくらいのペースで治療を行っていくのか、どのくらいの運動負荷をかけるのかなどは変わっていきます。
千歳市の青葉鍼灸整骨院では、患者さんと適切なコミュニケーションを取り、身体の状態がどうなっているのか、だからこういうところに痛みが出ていて、こういう治療をしたら、こういう身体になるというところまで、お話をさせていただいております。
ご自身の原因がわからない不調・痛みや今回の記事にあてはまる症状など悩んでることがあったら、是非ご相談ください。
①カウンセリング
ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。
②アセスメント
身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。
③施術
痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。
④エクササイズ
必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。
⑤プランニング
①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。


テニス肘とは? 千歳市青葉鍼灸整骨院
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
最近、千歳の患者さんでテニス肘になっている方が多いので、今回はテニス肘について詳しく解説していきたいと思います!

肘の外側に骨の突起(外側上顆)があるんですが、その突起部に手首や肘を動かす時に使う筋肉が付着しています。この筋肉たちを使い過ぎることで、筋が微小断裂や変性、炎症が起こる状態のことをテニス肘(上腕骨外側上顆炎)といいます。日常生活で発症する場合は、30~50代の女性に多く、名前の由来の通り、テニスなどの手を使うスポーツに起こりやすいです。スポーツをする際は最近かなり気温が暑くなっていますのでこちらも併せてご覧ください!(引用:熱中症対策に関する記事)最近通院されてる患者さんでは、美容師やお酒や飲料などの品出し、硬いものをハンマーで叩いて潰す作業などのお仕事をされてる方がいます。

主な症状は、手を使った時に肘から前腕にかけての痛みが多いです。手を回内位(手のひらを下にした状態)で物を持ったり、ペットボトルの蓋を開ける時などの動作でも痛みが出やすいんですよね。外側上顆に圧痛があり、前腕の重だるさを感じる場合もあります。
整形でレントゲン検査を受けると、骨には問題がないことが多いです。この症状の原因は骨ではなく、筋肉の問題なので、病院ではシップや痛み止めの薬を処方してもらい、他に何かしてくれるところは少ないと思います。なので、この症状を改善させるには、整骨院の出番です!(笑)
基本的には、安静にして筋肉を使わないことが一番回復が早いのですが、仕事を休めれない方や大事な試合が近いから練習はやりたい学生もいます。
千歳市の青葉鍼灸整骨院では、日常生活で無意識に手を使う動作などで、肘にかかる負担を最小限にさせる使い方などを患者さんと確認することを行っています。意外と女性でテニス肘になっている方では、男性に比べて力がないのはもちろんなんですが、かなり腕に負担をかけて使う方が多いように感じます。それから、手を使う際に痛みを減らすために肘にバンドをしてもらったり、手首や肘の動きを動かしやすい状態にするため、テーピングなどを使ってもらうこともあるんですよね。
千歳市の青葉鍼灸整骨院でのテニス肘の治療は、使い過ぎて硬くなってる筋肉を緩めて伸ばすことを主に行っていきます。そうすることで、肘の曲げ伸ばしや、手首・手指が動かしやすくなり、負担を軽減させていきます。
特に、使い方が負担になっている場合は、治療して良くなってもまた痛みが起こったり再発しやすいんですよね。なので、負担が少ない使い方を知っていただくことがポイントになってきます。
①カウンセリング
ヒアリングをさせていただき、今肘や腕にどんなお悩みをお持ちなのかを確認します。
②アセスメント
身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。
③施術
痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。
④エクササイズ
必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。
⑤プランニング
①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。
千歳市の青葉鍼灸整骨院では、患者さんと適切なコミュニケーションを取り、身体の状態がどうなっているのか、だからこういうところに痛みが出ていて、こういう治療をしたら、こういう身体になるというところまで、お話をさせていただいております。
ご自身の原因がわからない不調・痛みや今回の記事にあてはまる症状など悩んでることがあったら、是非ご相談ください。慢性の痛みで困っている方はこちらの記事もあわせてご覧ください。(慢性痛の原因)


肩こりの意外な原因 千歳青葉鍼灸整骨院
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

日頃のデスクワークやスマホの見過ぎで肩こりに悩んでる方って多いと思います。ストレッチをしても、マッサージを受けてもなかなかスッキリしないんだよなあって思っていませんか?
肩こりは肩甲骨の動きが硬くなるからおこるってよく聞くと思いますが、何で肩甲骨の動きが悪くなるのでしょうか?
・デスクワークなどで猫背姿勢が続く
・運動不足で肩回りが固まる
・呼吸が浅くて胸郭が動いていない
などが原因として考えられますが、実は見落とされやすい原因が1つあるんですよね。胸郭の動きについては別の記事で詳しく説明しています。併せてご覧ください。(胸郭の動きについて)
それが”目の使い方”なんです。今回は、肩こりと目の関係性について解説していきたいと思います。
デスクワーク中やスマホを見ている時、私たちは一点を集中して見続けていますよね。この視るという行為で働いている筋肉があるので、ご紹介していきます。
外眼筋:目を動かす時に使う筋肉。上下・左右・斜め上・下などの見る方向によって使われる筋肉も変わります。
毛様筋:水晶体と呼ばれる物を見た時の遠近などのピントを調整する時に使われる筋肉であり、不随意筋自分で意識してなくても勝手に働いてくれる筋肉)です。
毛様筋は近くを見る時には収縮して、遠くを見る時は弛緩する働きがあります。ということは、スマホやパソコンの画面を見続けてしまうと、距離が一定であるため、毛様筋は常に収縮している状態が続きますよね。こうすると、筋肉は疲れてきます。例えば二の腕の盛り上がるところをずっと力を入れていたらだんだんプルプルしてきて疲れて力が入らなくなるような状態が目でも起きている感じですね。
筋肉は本来、収縮と弛緩を繰り返すことで正常に働きますが、長時間収縮しっぱなしは筋肉に血流不全が起こり、酸素や栄養も届きにくくなります。それが目の毛様筋におきると、”目の奥が痛い・重い”とか、目がショボショボしてきたり、かすんで見えるような疲労を感じてくるんです。
特に、長時間のPC作業の後に遠くをみたらぼやけてみえるのは、ピントをあわせたいけど毛様筋が疲労して硬くなっているからそう見えるんですよね。

長時間同じものをみるのは、姿勢にも影響を及ぼします。巻き肩や猫背、頭が前にでている姿勢が定着しやすいんですよね。
この姿勢は、肩こりや首の不調に限らず、腰痛などの全身のバランスを崩す原因にもなります。なので、通勤・通学中にスマホを見過ぎているのも姿勢に影響を与えるので、大人も子供も姿勢不良が起こってくるのです。今の時代は、いろんなことが便利になっている分、身体に掛かる負担も大きくなっているということなんですよね。
ここまで話した内容からつながって、目が疲れてくると、肩こりなどに影響しやすい僧帽筋も過剰に使われてしまうんです。僧帽筋は絵でみたらめちゃくちゃでかい筋肉なんです。首から肩・背中にかけて付着している筋肉で、上部・中部・下部に分けられます。主な役割として、肩甲骨の動きや首の安定化に働いています。ちなみに、肩こりで過剰に使い過ぎるのが、上部線維で、逆に使われてないのが下部線維なことが多いです。

特に、長時間のデスクワークが多い方には、デスクワークをしていない時間に目の筋肉を動かして緊張をほぐし、肩こりの負担を減らしていく必要があります。
1.ゆっくり目を動かす
まずは、何か的になるものを目で追うようにゆっくり動かしましょう。滑らかに動く目の動きで、外眼筋をバランスよく使うことができます。
例:遠くに走っている車を目で追う、車窓から遠くの景色をみる
意外と日常生活で簡単にできる運動ですよね。スマホをよくみる人は、街を歩いていてもつい歩きスマホをしてしまいますが、街並みや走る車などをみてリフレッシュしましょう!1つ注意点として、車を目で追う時に顔も一緒に動かしてしまうと、首の運動になってしまうので、目だけで追うようにしましょう。
2.素早く目を動かす
次は視線を素早く動かす運動です。視線を一瞬でジャンプさせるような動きになります。
例:車窓から流れる景色・人・建物を追う、横断歩道で信号待ちしてる時に目の前を走る車を追える範囲だけ目で追う
電車通勤・通学している人は、よくSNSや動画サイトを見てしまいがちだと思いますが、こういった隙間時間だけでも目を動かしてみましょう。
いかがでしたでしょうか。目の使い方が肩こりや姿勢に関わっていることが理解できたのではないでしょうか。
日常の中で自分の姿勢や目の使い方を客観的にチェックするのは難しいですよね。目の使い方も大事ですが、肩こりや姿勢不良での不調を改善するためには、自分の姿勢がどういう状態で、どこに負担がかかりやすくて、どう身体を動かしていったら良くなるのか、知る必要があります。
千歳市の青葉鍼灸整骨院では、姿勢や肩こりの原因を丁寧に分析し、その方に必要な治療やエクササイズ・ストレッチなどを行っています。無理のない範囲で”不調が起こりづらい体”づくりをサポートします。
①カウンセリング
ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。
②アセスメント
身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。
③施術
痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。
④エクササイズ
必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。
⑤プランニング
①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。
ご自身の原因がわからない不調・痛みや今回の記事にあてはまる症状など悩んでることがあったら、是非ご相談ください。


姿勢が崩れる原因 千歳青葉鍼灸整骨院
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
「運転中、だんだん頭が前にいってて首・肩こりがきつくなる」
「立ってる・座ってる姿勢がなんかかっこ悪い」
「ぽっこりお腹が気になる」
仕事でなかなか身体を動かせてない方からこういった言葉をよく聞きますが、その原因を理解している人は少ないのではないかと思います。今回は、そんな方へ”姿勢が崩れやすい原因”について解説していきたいと思います。

・長時間のデスクワーク・座りっぱなし
デスクワークの方は、残業があった日では1日に10時間以上座っていることがあると聞いたことがあります。実際イギリスの研究によると、成人の平均座位時間は9.5時間にも及ぶといわれています。めちゃくちゃ長いですよね。今の時代、ネット・ゲーム関係の仕事も多彩になり、幼少期から画面をみる時間も増えているのが現状です。今となっては、大人も子供も座っている時間が長いように感じます。
座っている時間が多いと、背骨の自然なカーブが失われやすく、背中を丸めて画面を見続けることで、猫背姿勢が出来上がってしまうんですよね。しかも、目線は画面上で動いているけど、動いてる範囲はかなり狭くなっているんです。だから、目を動かす筋肉が硬くなってきたり、乾燥して疲れやすくなってしまうのです。それが慢性化すると、目の奥が痛くなってきたりすることもあるんですよね。
・運動不足による筋力低下とバランス不良
運動不足によって、姿勢を保つために使う筋肉(抗重力筋)が筋力低下を起こして、姿勢を維持できなくなってしまうんです。姿勢を維持できないから背中が丸くなりその姿勢でい続けることで、同じ動きしか行わなくなるので、肩こりなどの不調を引き起こします。
具体的に機能低下(筋力低下を含む)を起こしやすい筋肉は、横隔膜・腹横筋・椎前筋・菱形筋・僧帽筋下部線維・前鋸筋があげられるため、千歳市の青葉鍼灸整骨院では、治療の一部として、呼吸や体幹の評価を行い、正しく働いているかをチェックします。問題があれば、使いやすくなるようにエクササイズなどで筋に刺激を入れて動かしたり、必要に応じて背骨・関節の動きを自分でコントロールできるように運動を行います。
逆に、筋のアンバランスにより、使い過ぎてしまっている筋肉(後頭下筋群・肩甲挙筋・斜角筋・大・小胸筋・広背筋)に対しては、手技や物療を使って緩めたり、ストレッチで緩めることもあります。
自分が子供のころは、こんな動きも何も考えずにできていたのにって思う方も沢山いると思いますが、単なる年齢のせいだけではなくて、動かしたいところを普段動かさずにいて、使いたくないところばっかりを使い過ぎてしまうから身体も硬くなっていくんですよね。
私も最近、股割りとか開脚みたいに足を開く動きをしたら、全然開かなくなってるのを感じるようになりました。自分も少しは歳を取ったみたいです(笑) 姿勢は”胸郭”といわれる場所の動きにも関係してきますので、胸郭については別の記事で詳しく載せています、是非併せてご覧ください。(胸郭の動きに関する記事)
姿勢の乱れは“筋の短縮と抑制のパターン”によって説明ができることと、”筋の不均衡が姿勢異常の根本にある”という論文があります。
これらの観点からも千歳市の青葉鍼灸整骨院では、1人1人の目的に合わせて治療を行うだけではなく、いろんな運動を行うことで皆さんの健康をサポートしています。
・スマホ・PCの使用による頭部前方位
PC作業中に画面へ顔を突き出すような姿勢(頭部前方位)は、首や背中にかなり大きな負担をかけることになります。ある論文では、首を前に45度倒すと、頭部に約22㎏の負荷がかかるといわれています。やばくないですか?(笑)この姿勢で何時間もいたらそりゃあ肩や首は凝るよねってなりますよね。
こんな姿勢が続くと、脳への血流が悪くなり、ボーっとして頭の回転が遅くなったり、頭痛症状をおこすこともあります。
・ストレスやメンタルの影響

「気分が落ちて自然と背中が丸まる」
「緊張して肩があがる」
言われてみれば、こんなことありませんか?
ストレスによって身体は防御反応(胸を閉じる・背中を丸める)になりやすく、呼吸も浅くなり筋緊張を引き起こします。”猫背の姿勢がネガティブな感情を助長しやすい”という論文もあるようです。ということは、姿勢は自分の感情などの心にも影響を与えています。芸人のオードリー春日さんは、姿勢から自信に満ち溢れている感情が伝わりますよね!(笑)
姿勢の崩れる理由を長々とお伝えしていきましたが、大事なのは今の自分の姿勢がどうなっていて、どこに負担をかけやすいのか。それに対してどんな動きを積極的に取り入れていったほうがいいのかを知るということです。
あなたの身体は、あなたの生活習慣の鏡です。
ケアは特別なことではなく、日常に自然に取り入れるべきものであり、
そして、自分一人では気づけない部分や、うまくいかない動きの改善は、プロのサポートがあってこそ、確実かつ効率的に進めることができます。
「朝起きたら肩が重だるい…」
「ストレッチをしてもスッキリしない…」
千歳市の青葉鍼灸整骨院は慢性痛をお持ちの方が多く通われています。
そんな方はぜひ一度、青葉鍼灸整骨院で“身体の土台”を整えるところから始めてみませんか?
①カウンセリング
ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。
②アセスメント
身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。
③施術
痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。
④エクササイズ
必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。
⑤プランニング
①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。
千歳市の青葉鍼灸整骨院では、患者さんと適切なコミュニケーションを取り、身体の状態がどうなっているのか、だからこういうところに痛みが出ていて、こういう治療をしたら、こういう身体になるというところまで、お話をさせていただいております。
ご自身の原因がわからない不調・痛みや今回の記事にあてはまる症状など悩んでることがあったら、是非ご相談ください。

