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2025.08.01

肩こりの意外な原因 千歳青葉鍼灸整骨院

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

日頃のデスクワークやスマホの見過ぎで肩こりに悩んでる方って多いと思います。ストレッチをしても、マッサージを受けてもなかなかスッキリしないんだよなあって思っていませんか?

肩こりは肩甲骨の動きが硬くなるからおこるってよく聞くと思いますが、何で肩甲骨の動きが悪くなるのでしょうか?

・デスクワークなどで猫背姿勢が続く

・運動不足で肩回りが固まる

・呼吸が浅くて胸郭が動いていない

などが原因として考えられますが、実は見落とされやすい原因が1つあるんですよね。胸郭の動きについては別の記事で詳しく説明しています。併せてご覧ください。(胸郭の動きについて

それが”目の使い方”なんです。今回は、肩こりと目の関係性について解説していきたいと思います。

デスクワーク中やスマホを見ている時、私たちは一点を集中して見続けていますよね。この視るという行為で働いている筋肉があるので、ご紹介していきます。

外眼筋:目を動かす時に使う筋肉。上下・左右・斜め上・下などの見る方向によって使われる筋肉も変わります。

毛様筋:水晶体と呼ばれる物を見た時の遠近などのピントを調整する時に使われる筋肉であり、不随意筋自分で意識してなくても勝手に働いてくれる筋肉)です。

毛様筋は近くを見る時には収縮して、遠くを見る時は弛緩する働きがあります。ということは、スマホやパソコンの画面を見続けてしまうと、距離が一定であるため、毛様筋は常に収縮している状態が続きますよね。こうすると、筋肉は疲れてきます。例えば二の腕の盛り上がるところをずっと力を入れていたらだんだんプルプルしてきて疲れて力が入らなくなるような状態が目でも起きている感じですね。

筋肉は本来、収縮と弛緩を繰り返すことで正常に働きますが、長時間収縮しっぱなしは筋肉に血流不全が起こり、酸素や栄養も届きにくくなります。それが目の毛様筋におきると、”目の奥が痛い・重い”とか、目がショボショボしてきたり、かすんで見えるような疲労を感じてくるんです。

特に、長時間のPC作業の後に遠くをみたらぼやけてみえるのは、ピントをあわせたいけど毛様筋が疲労して硬くなっているからそう見えるんですよね。

長時間同じものをみるのは、姿勢にも影響を及ぼします。巻き肩や猫背、頭が前にでている姿勢が定着しやすいんですよね。

この姿勢は、肩こりや首の不調に限らず、腰痛などの全身のバランスを崩す原因にもなります。なので、通勤・通学中にスマホを見過ぎているのも姿勢に影響を与えるので、大人も子供も姿勢不良が起こってくるのです。今の時代は、いろんなことが便利になっている分、身体に掛かる負担も大きくなっているということなんですよね。

ここまで話した内容からつながって、目が疲れてくると、肩こりなどに影響しやすい僧帽筋も過剰に使われてしまうんです。僧帽筋は絵でみたらめちゃくちゃでかい筋肉なんです。首から肩・背中にかけて付着している筋肉で、上部・中部・下部に分けられます。主な役割として、肩甲骨の動きや首の安定化に働いています。ちなみに、肩こりで過剰に使い過ぎるのが、上部線維で、逆に使われてないのが下部線維なことが多いです。

特に、長時間のデスクワークが多い方には、デスクワークをしていない時間に目の筋肉を動かして緊張をほぐし、肩こりの負担を減らしていく必要があります。

1.ゆっくり目を動かす

まずは、何か的になるものを目で追うようにゆっくり動かしましょう。滑らかに動く目の動きで、外眼筋をバランスよく使うことができます。

例:遠くに走っている車を目で追う、車窓から遠くの景色をみる

意外と日常生活で簡単にできる運動ですよね。スマホをよくみる人は、街を歩いていてもつい歩きスマホをしてしまいますが、街並みや走る車などをみてリフレッシュしましょう!1つ注意点として、車を目で追う時に顔も一緒に動かしてしまうと、首の運動になってしまうので、目だけで追うようにしましょう。

2.素早く目を動かす

次は視線を素早く動かす運動です。視線を一瞬でジャンプさせるような動きになります。

例:車窓から流れる景色・人・建物を追う、横断歩道で信号待ちしてる時に目の前を走る車を追える範囲だけ目で追う

電車通勤・通学している人は、よくSNSや動画サイトを見てしまいがちだと思いますが、こういった隙間時間だけでも目を動かしてみましょう。

いかがでしたでしょうか。目の使い方が肩こりや姿勢に関わっていることが理解できたのではないでしょうか。

日常の中で自分の姿勢や目の使い方を客観的にチェックするのは難しいですよね。目の使い方も大事ですが、肩こりや姿勢不良での不調を改善するためには、自分の姿勢がどういう状態で、どこに負担がかかりやすくて、どう身体を動かしていったら良くなるのか、知る必要があります。

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、姿勢や肩こりの原因を丁寧に分析し、その方に必要な治療やエクササイズ・ストレッチなどを行っています。無理のない範囲で”不調が起こりづらい体”づくりをサポートします。

①カウンセリング

ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。

②アセスメント

身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。

③施術

痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。

④エクササイズ

必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。

⑤プランニング

①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。

ご自身の原因がわからない不調・痛みや今回の記事にあてはまる症状など悩んでることがあったら、是非ご相談ください。

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