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2025.08.14

前十字靭帯損傷とは 千歳青葉鍼灸整骨院

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

今回は、スポーツでのケガで多い膝の前十字靭帯損傷について詳しく解説していきたいと思います。

前十字靭帯とは、膝関節の中で大腿骨と脛骨をつないでいる強力な靭帯です。主に、大腿骨に対して脛骨が前にずれないように安定させているのと、膝を捻ったときに必要以上捻り過ぎないように制御している機能を持っています。安定していないと、膝関節が外れてしまうような脱臼状態になるのを防いでいるということです。この靭帯が断裂などの損傷をしてしまった場合、どのようなことが起きるでしょうか。(膝関節の機能について

Knee painful – skeleton x-ray, 3D Illustration medical concept.

ACLが損傷するということは、靭帯の一部分が傷ついて裂けてしまうか、完全に靭帯そのままがきれてしまう状態です。ACLが切れてしまったら、上記で説明したように膝関節自体の安定性が失われてしまうため、グラグラする不安定感や痛みが生じる怪我です。

ACLを単独損傷した場合は、だいたいバスケなどのスポーツ競技でジャンプして着地した時や、走っていて急に方向を変えようとした時(カッティング動作)、急停止などで起こりやすいです。

受傷直後

・受傷した瞬間、”ブチっ”や”ゴリッ”と断裂音を体感します。

・激しい痛みを伴い、完全断裂では立てなくなります。

・数時間以内に膝関節がめちゃくちゃ腫れてきて、関節の中で出血が起こります。

その後

・急性期の痛みや腫れは1ヵ月ほどで一時的に治まることが多いですが、損傷したACLは自然に治ることはほとんどありません。

・膝の不安定感が残り、ジャンプや急な方向転換する動きで”膝崩れ”(膝がカクっと外れるような感覚)が起こります。

・半月板や関節軟骨の損傷を合併している場合は、痛みや引っかかり感があったり、断裂した半月板が関節に挟まるロッキング状態になると、膝を伸ばせなくなることもあるんですよね。

ACL損傷の疑いがあるかどうかを、問診で詳しく怪我した時の状況をお聞きします。その際、患側が地面についていて、「後ろからぶつかられた」「外側からぶつかられた、ふんばった」「後ろに倒れた」などがあったら危ないキーワードです。徒手検査で、膝の不安定性を確認し、MRI検査では、前十字靭帯だけではなく、同時に損傷しやすい半月板や関節軟骨の状態も確認できるので、この検査を使うことが多いです。

膝痛|千歳市の青葉鍼灸整骨院

大きく分けて、保存療法か手術療法のどちらかを行います。

・保存療法

スポーツ活動を望まない場合や、日常生活に支障の少ない軽度の損傷では、装具やリハビリを中心とした保存療法で経過をみることがあります。

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、膝の運動に問題がある場合は、動かしやすくするために手技や温熱治療器を使って治療を行ったり、膝崩れ防止やより快適に日常生活が送れるように、膝の安定性を強化する運動や感覚のトレーニングを行うこともあります。

・手術療法

スポーツ活動を望む若い人は、特に手術を選択する場合がほとんどです。靭帯再建術といって、自分の身体の他の部位の腱を移植して靭帯を再建する手術が一般的です。

手術後も、装具やリハビリを行いながら、復帰させるように取り組んでいきます。だいたい復帰まで手術後から6カ月~1年くらいかかるといわれています。

いかがでしたでしょうか。私の知り合いにも20代の女性で、学生の頃に前十字を断裂して手術をしたという方がいましたが、スポーツをやっていない今でも、手術で切った膝の傷跡の周りは、浮腫みやすくて腫れぼったい感じでした。膝の曲げ伸ばしも人よりしにくい印象でしたね。

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、手術後の早期復帰したい方にも、その人のスポーツで必要な身体の動きや再発防止のための膝を楽に使う使い方、パフォーマンスの向上のための治療やメンテナンスも行っています。前十字靭帯の症状をお持ちでない方でも、気になる膝の不調などありましたら、お気軽にご相談ください。

①カウンセリング

ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。

②アセスメント

身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。

③施術

痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。

④エクササイズ

必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。

⑤プランニング

①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。

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