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2025.08.31

首が痛い悩みがある 千歳青葉鍼灸整骨院

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

はじめに

重い荷物を持ち運ぶ、かがむ作業を続ける、長時間の同一姿勢など、重労働に従事する人々の多くが抱える悩みの1つに”首が痛い”という状態があります。単なる疲労では片づけられず、作業効率や生活にも影響するこの”首が痛い”問題に対し、整骨院ではどのようなアプローチが可能か、今回は詳しく解説していきます。

世界および国内の一般的な首の痛みの状況

・世界的には、2010年には約3億3,000万人が首の痛みに悩み(世界の約4.9%)があるとされています。

・年間を通じて、多くの働く世代で”首が痛い”と感じることは珍しくなく、高齢化や身体的負荷の増加が背景にあります。

重労働者・ブルーカラーに特有のリスク

・工場や建設、物流などのブルーカラー(肉体労働者や技術者を指す)労働者の年間”首が痛い”報告率は約48%と、半数近くにのぼります。(ブルーカラー労働者の年間「首が痛い」報告率

・欧米の大規模調査では、長時間労働や重い作業、反復作業は”首が痛い”リスクの重要な要因と強く関連していることが示されています。(米国における重労働・長時間労働と「首が痛い」の関連

業種別・時間別の傾向

・米国のデータでは、インストール・メンテナンス・修理などの職種は、建築・エンジニア系と比較して”首が痛い”リスクが高いと報告されています。

・また、週46~59時間働く人は”首が痛い”リスクが約1.2倍、週60時間以上は、1.35倍に上ることも示されています。

これらの統計データから、重労働に伴う身体ストレスと”首が痛い”症状の頻度・重症度の関連性が明らかです。

 1)姿勢の問題と負荷の集中

重いものを運ぶ、かがむ、前傾姿勢を続ける作業では、首にきわめて大きな負荷がかかります。”首が痛い”と感じるのは、下記のような要因が組み合わさっているためです。

前傾姿勢や不自然な体勢→首へのストレスが増加し、筋肉や関節に負担

反復作業や持続的な同一姿勢→筋疲労が蓄積され、”首が痛い”状態が慢性化しやすい

重い工具や材料の扱い→頭部や頸部の安定が乱れ、”首が痛い”と感じる頻度が高まる

 2)物理的および心理的ストレス

・高い作業負荷だけでなく、人員不足や長時間勤務などの心理的ストレスも”首が痛い”症状に影響します。(身体的・心理的ストレスが「首が痛い」原因に影響する可能性

・ストレスによって筋緊張が強まり、”首が痛い”と感じる状況が頻発する場合もあります。

以下は、整骨院に来院される重労働者がよく訴える症状です。

・作業後、首が凝り固まり、”首が痛い”と感じる

・物を持ち上げたり、運んだりするときに首にピリッとした痛みが出る

・朝起きたときに”首が痛い”と感じることがある

・同じ姿勢を続けた後、”首が痛い”だけでなく、肩から背中にも広がる痛みが出る

1)姿勢と動作の調整

作業姿勢の見直し:前傾やかたよった姿勢を避け、首と体幹を一体として動かす姿勢を意識する

動作の工夫:「持ち上げる」「運ぶ」ときに、膝腰主体で体幹を使うフォームの指導

2)筋肉・関節の調整

・手技療法(関節モビリゼーションなど)や物理療法(温熱治療器や高周波など)で、筋肉の柔軟性を回復させ、”首が痛い”症状の緩和を目指す

・ストレッチやセルフケア指導:首や肩、背中の筋肉を自宅でもケアできるようにサポート

3)姿勢保持筋の強化

・首から下背部の筋肉に刺激を入れるエクササイズ:頭を支えるための深層筋を中心に、安定性強化をゆっくり進める

・体幹の安定向上:重労働に耐えうる体幹を整えることで、”首が痛い”リスクを軽減させる

4)職場環境・作業内容の工夫提案

作業休止・頻度の見直し:同一姿勢や重負荷作業を短時間ごとに区切るリズム作業の導入

用具の工夫:長い道具の使用、持ち手の変更、台上作業の導入など、首の角度に配慮する工夫

①カウンセリング

ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。

②アセスメント

身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。

③施術

痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。

④エクササイズ

必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。

⑤プランニング

①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。

1.統計:重労働者の約48%が年間に”首が痛い”を経験

2.要因:長時間労働や重作業、身体的・心理的ストレスの複合で、”首が痛い”状態に陥りやすい

3.対策:姿勢・動作の改善、筋肉・関節のケア、職場工夫、セルフケア導入で”首が痛い”リスクを低減できる

重労働の現場で働く皆さんが、”首が痛い”と感じても放っておかず、早めに治療やケアをすることで、作業効率や日常生活の快適さも大きく変わります。気になる症状、あてはまる症状などありましたらお気軽にご相談ください。

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