
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
交通事故に巻き込まれてしまい、「首が痛い」と感じたことはありませんか?事故直後は何ともなくても、数時間後や翌日に、急に「首が痛い」と感じる方も珍しくありません。今回の記事では、交通事故後の首の痛みの原因やその背景、そして整骨院でできるケアや回復の道筋をわかりやすくお伝えしていきます。ひとりで悩まず、一緒に改善していきましょう。

交通事故に伴うむち打ち症(ワーハンド)の頻度
・自動車事故後のむち打ち(whiplash injuries)は、関与した人の最大83%に発生するとされています。(むちうち発生率)つまり、事故に遭うと、「首が痛い」と感じる可能性がめっちゃ高いということなんです。
・また、米国では毎年約87万人の交通事故関連の頸椎(首)の怪我が医療機関で扱われているというデータもあるため、交通事故後の「首が痛い」訴えは決して少なくありません。
続く「首の痛み」の長期的な割合
・事故後1年経っても、その後も首の痛みが継続する可能性は50%にのぼるという報告があります。(交通事故後の慢性首痛、1年持続する割合)つまり、「首が痛い」が慢性化するリスクも高いため、早期対処が重要です。

1)むちうちによる軟部組織の損傷
交通事故では、首が急激に前後へ振られる「ムチウチ」の動きにより、筋肉・靭帯・関節包・椎間板にストレスがかかります。これにより、「首が痛い」と感じる原因となります。
2)関節・椎間関節の障害
むちうちでは、特に上位頸椎の椎間関節(ファセット関節)が痛みの発生源になることが多く、「首が痛い」が関節由来である場合もあるんですよね。
3)神経や血管に由来する症状(まれなケース)
強い衝撃により、まれに椎骨動脈や内頚動脈にダメージが生じ、「首が痛い」とともに頭痛・めまい・しびれなどが現れることもあるんです。重大な症状がある場合は、速やかな医療機関受診が必須です。
1.事故直後より”遅れて”痛みが出ることが多い
痛みが事故直後に出ない場合でも、数時間後~翌日以降に「首が痛い」と感じるケースが多いです。
2.鈍痛・運動制限・頭痛などの複合的症状
「首が痛い」だけでなく、動かしづらさや頭痛、肩甲骨周辺の不調などを伴うことが多いです。
3.慢性化のリスク
5年後にも40.7%のむち打ち症患者が首の痛みを抱えているという報告があり、早期ケアが不可欠です。(交通事故後5年経っても首の痛みを訴える割合)

1.初期対応と緊張緩和
・軽く動かすこと、ときには温熱療法により、筋肉の緊張を鎮め、「首が痛い」症状の悪化を防ぎます。
・完全な安静ではなく、安全な範囲での柔らかな動きを早期に促すことが、回復を早めます。
2.手技と関節調整
・筋肉や関節の動きを改善し、「首が痛い」を緩和するための手技療法やモビリゼーションを行います。
・慢性化を防止するため、関節の可動域改善や緊張緩和に取り組みます。
3.姿勢や動作の見直し
・日常での動き、姿勢、寝方などの習慣を整えることで、「首が痛い」症状が再発しづらい身体へ導いていきます。
4.リハビリとセルフケア指導
・首や上半身の柔軟性を高める運動・ストレッチを指導し、自宅でも続けられるケアをお伝えします。
5.状態に応じた連携または診断依頼
・強い痛みや神経症状が疑われる場合は、整形外科や専門医への紹介も対応可能で、安全な回復を支えます。
①カウンセリング
ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。
②アセスメント
身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。
③施術
痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。
④エクササイズ
必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。
⑤プランニング
①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。
1.交通事故後に「首が痛い」のは非常に多い症状(最大83%)
2.事故後1年でも50%が痛みを継続しており、慢性化予防が重要です。
3.千歳市の青葉鍼灸整骨院では、状態に応じて早期に動かすこと・姿勢改善・手技療法・セルフケア指導を通じて、皆さんの「首が痛い」を早期にケアします。
事故後の「首が痛い」は、決して1人で抱えるものではありません。適切なケアと支えで回復への道筋は開かれます。気になる症状、あてはまる症状などありましたらお気軽にご相談ください。

