新着情報

2025.09.16

坐骨神経痛で辛い 千歳青葉鍼灸整骨院

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

坐骨神経痛で悩むあなたへ~原因・症状・整骨院で出来ることとセルフケア~

はじめに:その痛み、坐骨神経痛かもしれません

「お尻から足にかけて電気が走るように痛い」「長く座っていると脚がしびれて感覚が鈍くなる」「立ち上がる時や歩き出す時に鋭い痛みが出る」

そんな経験をしたことはありませんか?

これらは坐骨神経痛の代表的な症状です。坐骨神経痛は単なる「腰痛の一種」ではなく、腰から足にかけて走る大きな神経が圧迫や炎症を受けている状態を指します。放置すると、歩行障害や日常生活に深刻な影響を及ぼすこともあるため、早めの対策がとても大切です。

今回の記事では、坐骨神経痛の病態・症状・原因・統計データをわかりやすく解説し、千歳市の青葉鍼灸整骨院でできる治療や日常生活でのセルフケアについてご紹介します。

坐骨神経痛とは何か

坐骨神経は、腰からお尻、太ももの裏、ふくらはぎ、足先にかけて伸びる人体最大の末梢神経です。この神経が圧迫や刺激を受けると、その支配領域に痛みや痺れが現れます。

医学的に「坐骨神経痛」という病名は存在せず、「症状名」として用いられることが多いのも特徴です。つまり、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などの結果として坐骨神経痛が生じているのです。

坐骨神経痛の病態

坐骨神経痛は、次のような仕組みで起こります。

1.神経の圧迫

椎間板ヘルニアや骨の変形により、腰椎から出る神経根が物理的に圧迫される。

2.炎症反応

圧迫や摩擦によって炎症が生じ、痛み物質が放出され、神経が過敏になる。

3.血流障害

筋肉の緊張や姿勢不良で血流が滞り、神経や筋肉が酸素不足に。痛みが悪化する。

4.機能障害

痛みを避けるために動かなくなると、筋力低下や関節の硬さが進み、さらに神経への負担が増える。

この悪循環が続くと、症状が慢性化しやすくなります。

坐骨神経痛の主な症状

・腰からお尻、太もも裏、ふくらはぎ、足先にかけての鋭い痛み

・ビリビリとしたしびれ、感覚の鈍さ、灼熱感や冷感

・長時間座ると悪化する痛み、歩行中に強まるしびれ

・重症例では足の力が入らない、歩行困難、排尿・排便障害

特に下肢の痺れや麻痺、排尿障害は重症化のサインです。自己判断せず、早急に医療機関を受診することが必要です。

坐骨神経痛の原因

坐骨神経痛の背景には複数の要因があり、代表的なものは以下の通りです。

腰椎椎間板ヘルニア:椎間板が飛び出し、神経を圧迫する。若年~中年層に多い。

腰部脊柱管狭窄症:加齢により脊柱管が狭くなり、神経が圧迫される。中高年に多く、間欠性跛行を伴う。

梨状筋症候群:お尻の深部にある梨状筋が硬くなり、坐骨神経を絞扼する。長時間の座位や運動で悪化。

生活習慣や姿勢:長時間のデスクワーク、運動不足、筋力低下、姿勢の悪さが症状を助長する。

全身疾患:糖尿病やがんなども坐骨神経障害の原因になりうる。

坐骨神経痛に関する統計データ

信頼できる調査から、坐骨神経痛がいかに多くの人を悩ませているかがわかります。

1.年間発生率

坐骨神経痛の年間発生率は3~14%と推定されています。(日本整形外科学会

2.経験率・有症率

成人の約38%が生涯で経験し、18~19%が現在症状を有すると報告されています。(今日の臨床サポート

3.腰痛有訴者率(坐骨神経痛含む)

2022年の国民生活基礎調査では、腰痛の有訴者率は人口千体102.1と報告されており、日本人の自覚症状で最も多い項目です。(日本腰痛学会 全国調査報告

千歳市の青葉鍼灸整骨院でできること

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、坐骨神経痛を引き起こす「筋肉・関節・姿勢」にアプローチし、神経への負担を和らげます。

手技療法(筋膜リリース・指圧):臀部やもも裏の硬さをゆるめ、神経圧迫を軽減。

物理療法(電気・温熱・超音波):血流改善や炎症抑制を目的に使用。

ストレッチ・運動指導:臀部・ハムストリングス・腰部の柔軟性を高め、再発を防ぐ。

セルフケアのアドバイス:家庭でできるストレッチや生活習慣改善を提案。

青葉鍼灸整骨院での治療の流れ

①カウンセリング

ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。

②アセスメント

身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。

③施術

痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。

④エクササイズ

必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。

⑤プランニング

①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。

自宅でできるセルフケア

1.姿勢改善

背もたれに深く座り、骨盤を立てる。長時間同じ姿勢を避ける。

2.ストレッチ

もも裏・お尻のストレッチを習慣に。無理のない範囲で行う。

3.軽い運動

ウォーキングや軽い体幹トレーニングで筋肉を強化。

4.体重管理

腰への負担を減らすため、適正体重を意識する。

5.温冷法

急性期は冷却、慢性期は温めて血流改善。

病院を受診すべきサイン

整骨院での施術が効果的なケースも多いですが、以下の症状がある場合は整形外科での検査が必要です。

・足の筋力低下や歩行障害

・排尿・排便障害

・激しい痛みが続き眠れない

・発熱や原因不明の体重減少を伴う

まとめ

坐骨神経痛は、腰から足にかけての痛みやしびれを引き起こすつらい症状です。

・原因は椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などさまざま。

・発症率は高く、多くの人が一度は経験します。

・整骨院では筋肉・姿勢へのアプローチやセルフケア指導が可能。

・自宅では姿勢改善やストレッチ、軽い運動が効果的。

・重症化のサインがあれば早めに病院へ。

「痛みを我慢する」ことが一番のリスクです。つらい坐骨神経痛に悩んでいる方は、是非一度ご相談ください。千歳市の青葉鍼灸整骨院での施術と日常の工夫で、快適な生活を取り戻していきましょう。

電話で予約してみるWEBで予約してみる
一番上に戻る