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2025.10.03

事故で首が動かない 千歳青葉鍼灸整骨院

交通事故後、日に日に首が動かなくなってきた方へ

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

「事故直後は少し違和感があっただけなのに、日に日に首が回らなくなってきた」「振り向くだけで痛みが強く、首が固まってしまったように感じる」

交通事故の後、このような首の症状で悩まれる方は非常に多く見られます。事故の衝撃によって起こる首の痛みや可動制限は”むち打ち”と呼ばれることも多く、放置すると慢性化しやすいのが特徴です。今回は、事故後の首の痛みと動かしにくさについて、原因や整骨院での対応、日常での注意点をまとめました。

交通事故と首の不調に関するデータ

交通事故後の首の不調は決して珍しいものではありません。実際に以下のような統計データがあります。

1.交通事故による頸部外傷の年間発生数(米国)

米国では、交通事故に関連する頸椎外傷は年間約86万9千件と推定されています。その大部分が「ムチウチ」とされています。(リンク

2.ムチウチの慢性化率

発症者のうち約50%が慢性化し、その中でも16%は強い痛みや機能障害が続くと報告されています。(リンク

3.ムチウチの発生率(人口ベース)

世界的にみると、ムチウチの年間発生率は人口10万人あたり16~200件とされています。(リンク

これらからもわかるように、「首が日に日に動かなくなる」というのは交通事故後によくみられる症状であり、早めの対応が必要です。

なぜ事故後に首が動かなくなるのか?

事故直後よりも、数時間から数日たってから痛みや動かしづらさが増していくのには理由があります。

・筋肉・靭帯の損傷や炎症

衝撃によって首まわりの筋肉や靭帯に小さな損傷が起こり、時間とともに炎症が進行して可動域が制限されます。

・椎間関節や椎間板への影響

頸椎にかかる負担で関節包が炎症を起こしたり、椎間板がダメージを受けると、首を動かすたびに痛みが出ます。

・神経の刺激

神経が圧迫されると首だけでなく肩・腕にまでしびれや痛みが広がることがあります。

・防御反応による筋肉の硬直

体が「これ以上動かさないように」と筋肉を固めてしまい、その硬さが痛みを助長することもあります。

このように、事故後は「時間が経つほど悪化する」ことがあるため、放置するのは危険です。

整骨院での対応

整骨院では、交通事故後の首の痛みに対して次のような流れで対応します。

1.初期対応

まずは事故の状況や症状を丁寧に確認し、骨折や神経症状の可能性があれば病院での精密検査を勧めます。その上で、炎症を抑えるための施術や電気治療、ホットパックなどを行います。

2.可動性回復

痛みが落ち着いてきたら、首の動きを少しずつ取り戻すための軽いストレッチや手技を導入します。必要に応じて肩甲骨や背中の動きも整えます。

3.筋力強化と姿勢改善

再発を防ぐためには、首だけでなく体幹や肩回りの筋肉を整えることが重要です。姿勢のクセを見直しながら、日常生活に戻れるようサポートします。

4.予防と維持

セルフケアとして自宅でできるストレッチや運動を指導し、症状が戻らないようにフォローします。

青葉鍼灸整骨院での治療の流れ

①カウンセリング

ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。

②アセスメント

身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。

③施術

痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。

④エクササイズ

必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。

⑤プランニング

①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。

患者さんへのアドバイス

・軽い症状でも放置しない事

事故直後は大丈夫でも、数日後に悪化するのが特徴です。

・痛みがあるからといって全く動かさないのもNG

固まったままだと筋力低下や可動域制限が進んでしまいます。無理のない範囲で少しずつ動かすことが大切です。

・しびれや強い痛みが出たらすぐ医療機関へ

神経症状がある場合は、早めの診断と治療が必要です。

まとめ

交通事故後に首の動きが日に日に悪くなるのは、ムチウチや炎症、神経の影響による典型的な経過です。そのまま放置してしまうと慢性化するリスクが高いため、早めに整骨院や医療機関での対応を受けることが大切です。

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、事故後の急性期から回復期まで、1人1人の状態に合わせた施術を行い、首を動かしやすい状態へと導きます。事故後の首の不調でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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