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2025.10.14

荷物作業で肘痛い 千歳青葉鍼灸整骨院

荷物の上げ下ろし作業で肘を痛めてしまった方へ

~繰り返し動作による肘の負担と整骨院でできるケア~

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

仕事で荷物を持ち上げたり、運んだりを繰り返しているうちに「肘の外側がズキッと痛い」「荷物を持った時に力が入らない」と感じたことはありませんか?それは単なる疲れではなく、肘の腱(けん)に負担がかかっているサインかもしれません。

肘は「曲げる」「伸ばす」だけでなく、手首や肩と連動して細かい動きを支えています。日常ではあまり意識されない部分ですが、重い荷物の上げ下ろしを繰り返す仕事では、肘へのストレスが積み重なりやすいのです。

今回は、そんな「荷物作業で肘を痛めた方」に向けて、原因・治療・予防のポイントをわかりやすく解説します。

肘を痛める人は意外と多い!~統計でみる肘のトラブル~

肘の腱や筋肉を痛める症状は、スポーツ選手だけでなく、日常的に手を使う仕事の人にも多く発生しています。

1.職業労働者の肘障害の発症率

研究によると、仕事で腕をよく使う人の年間発症率は、男性で約1.0%、女性で0.9%と報告されています。繰り返し動作や重作業が発症リスクを高めることがわかっています。(リンク

2.反復作業との関係性

肘の外側が痛くなる「外側上顆炎(いわゆるテニス肘)」は、手首や前腕を繰り返し使う作業者に多く、職業性の要因が大きいと報告されています。(リンク

3.内側の肘痛(ゴルフ肘)も増加傾向

組立作業などで同じ動作を続ける作業者のうち、約3.2%が肘の内側に痛みを抱えていたという報告もあります。(リンク

つまり、肘の痛みは誰にでも起こりうる職業病のひとつ。特に荷物の上げ下ろしなどで「腕を伸ばした状態で重いものを扱う」動作を繰り返すと、腱や筋肉の微小な損傷が蓄積し、痛みが慢性化してしまうこともあります。

なぜ荷物作業で肘を痛めるのか?

肘の痛みの多くは、肘の外側(または内側)にある腱の炎症や変性が関係しています。この腱は、前腕の筋肉と骨をつないでおり、手首や指を動かすたびに引っ張られます。重い荷物を持ち上げるとき、手首を反らす(背屈)動作が多くなり、非所の外側に強い張力がかかるのです。

さらに、以下のような要因も痛みを悪化させます。

・肘を伸ばしたまま荷物を持つクセ

・手首を過度に使う作業姿勢

・前腕や肩の筋肉が硬く、動きが悪い

・作業中の疲労回復が追い付いていない

・力の使い方に偏りがある(片腕に頼るなど)

最初は「違和感」や「重だるさ」程度でも、放置していると腱に細かい断裂が生じ、慢性的な炎症へと進行することがあります。

整骨院でのアプローチ

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、まず痛みの原因をしっかり評価することから始めます。

①評価・検査

・痛みの出る動作(持ち上げ・下ろす・握るなど)を確認

・肘・前腕・手首・肩の動きや筋肉の緊張をチェック

・腱の炎症や硬さを触診で確認

痛みがどの筋肉・動作からきているのかを見極めることで、無理のない治療プランを立てます。

②炎症期のケア

・アイシング(冷却)で炎症を抑える

・電気療法・超音波治療で深部の回復を促す

・テーピングで腱の負担を軽減する

痛みが強い時期は、無理に動かすより「肘を休ませる」ことが最優先です。

③回復期の施術

・前腕や上腕の筋肉を手技療法で緩める

・肩や背中の動きも整え、肘への負担を分散する

肘の痛みは、実は肩や手首の動きの悪さから来ていることも多く、関連部位を含めた施術が大切です。

自宅や職場でできるセルフケア

整骨院での施術に加えて、自宅でも次のケアを行うことで回復が早まります。

1.軽いストレッチ

痛みのない範囲で前腕を伸ばすストレッチを行いましょう。

2.アイシング(10~15分)

作業後は冷やして炎症を防ぎます。

3.サポーターの使用

肘周囲の圧をコントロールし、腱への負担を軽減。

4.休息を取る勇気

「少しくらい大丈夫」と無理をすると、かえって治りが遅くなります。

再発予防ポイント

・荷物を持つときは両腕で体に近づけるように持つ

・手首だけで持ち上げず、全身で支える意識を持つ

・作業間にストレッチや軽い体操を取り入れる

・睡眠や栄養をしっかり摂り、筋肉の回復を促す

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、これらの姿勢指導や身体の使い方の工夫なども行っています。

まとめ

荷物の上げ下ろしを繰り返すことで起こる肘の痛みは、単なる筋肉痛ではなく「腱障害」であることが多いです。放っておくと慢性化し、仕事や日常動作にも影響が出てしまいます。

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、痛みの軽減から再発予防までをトータルにサポートします。「痛いけど、仕事だから仕方ない」と我慢せず、早めにご相談ください。適切な施術とセルフケアで、痛みのない快適な毎日を取り戻しましょう。

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