
体が硬い人ほど、整骨院で「動ける体」をつくろう!
~治療+ピラティスで柔軟性を取り戻す~
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
「昔から体が硬くて、前屈しても手が床につかない」「ストレッチをしても全然伸びない」「肩や腰がすぐに張ってしまう」
そんな悩みを持つ人は多く、実は年齢に関係なく増えています。体が硬いというのは単に「柔らかくない」だけではなく、筋肉や関節、筋膜が動きにくくなり、姿勢や痛みにまで影響する状態です。
今回は、整骨院での治療とピラティス運動を組み合わせて、体の硬さを改善していく方法についてお話しします。
体が硬いと起こる問題とは?

柔軟性の低下は、日常生活の中でさまざまな不調を引き起こします。
まず、筋肉や関節の動きが悪くなると、動作中に”代償動作”が起きやすくなります。たとえば、股関節が硬いと、前屈の時に腰を過剰に曲げてしまい、結果として腰痛が出やすくなります。
また、可動性の低下は筋や腱の負担を増やし、スポーツでは肉離れや捻挫などのリスクを高めます。日常でも、つまずきや転倒、肩こり、慢性腰痛の原因となることもあります。
柔軟性と健康の関係については、次のような報告もあります。
・柔軟性が高い人ほど、長期的に健康リスクが低い傾向があるとの研究があります。(リンク)
・医療系学生を対象とした調査では、ハムストリングスの硬さを持つ人が38%に上るとの報告もあり、若い世代でも柔軟性不足が多いことが分かっています。(リンク)
・柔軟性トレーニングを行っている人は、日常的な痛みや疲労感が少ない傾向にあるという調査結果も報告されています。(リンク)
こうした統計からも、「硬いカラダをそのままにする」ことは健康にも悪影響を及ぼすと考えられます。
整骨院でのアプローチ:治療と運動の両立

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、体の硬さを改善するためにまず「動きを制限している原因」を探ります。単にストレッチをしても伸びにくい場合は、筋肉や関節の深層部で癒着や硬さが生じていることが多いからです。
①手技療法(治療)
・関節モビライゼーション(関節をゆっくり動かす手技)
・筋膜リリースやトリガーポイント療法
・血流促進を目的とした手技
これらの施術で筋・関節・筋膜の動きを整えることで、ストレッチや運動の効果が出やすい状態をつくります。
②運動療法(ピラティス)
次のステップで取り入れるのがピラティスです。ピラティスは、呼吸を意識しながら体幹を安定させ、関節の動きを滑らかにするエクササイズ。低負荷で安全に行えるため、体が硬い方にも非常に向いています。
・ピラティスは柔軟性と筋持久力を改善するという研究結果があります。(リンク)
・ダンサーを対象にした研究でも、ピラティスによって筋力と柔軟性が両方改善したと報告されています。(リンク)
千歳市の青葉鍼灸整骨院では、施術で可動域を広げた後にピラティスで「動ける体」をつくることで、再び硬く戻らないようにサポートします。
ピラティスで変わる体の感覚
ピラティスを取り入れると、最初の数回で「体の動かしやすさ」や「姿勢の安定感」が変わったと感じる方が多くいます。これは、ただ筋肉を伸ばしているのではなく、”使えていなかった筋肉”を目覚めさせているからです。
たとえば、
・股関節の動きが悪い人は、お尻(大殿筋・中殿筋)をうまく使えずに腰を反りやすい
・胸が硬い人は、呼吸が浅くなり、肩や首に力が入りやすい
ピラティスでは、こうした「使えていない部分」を呼吸と一緒に動かし、体の連動性を取り戻していきます。結果として、筋肉が伸びやすくなり、ストレッチの効果も持続しやすくなるのです。
整骨院での進め方(例)
1.評価とカウンセリング
どの動きで硬さが出るのか、姿勢や関節可動域をチェック。
2.施術で下地をつくる
筋膜・関節・神経周囲の癒着を緩め、可動性を取り戻す。
3.ピラティスで体幹を安定化
呼吸を使いながら、動きの中で柔軟性を高める。
4.自宅ストレッチ・セルフケア指導
簡単に続けられる体操や姿勢の工夫をアドバイス。
5.定期チェック
硬さが戻らないよう、数週間ごとに動作を確認。
硬いカラダは「変わる」
「体が硬いのは生まれつき」と諦めてしまう人もいますが、実際は”動かしていない時間の積み重ね”によるものがほとんどです。整骨院で治療を受け、ピラティスのような正しい運動を続けることで、筋肉と関節は必ず反応してくれます。
可動域が広がれば、姿勢も変わり、疲れにくく、ケガのしにくい体になります。今からでも遅くありません。体の硬さを改善し、「動ける快適な体」を一緒に目指していきましょう。















