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2025.10.18

口が開きにくい 千歳市の青葉鍼灸整骨院

口が開きにくい,,,その不調、顎関節症かもしれません

~整骨院で整える「顎と首のつながり」~

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

「大きく口を開けると痛い」「口を開けようとしても引っかかる」「顎のあたりでカクっと音が鳴る」ーーこうした症状がある方は、顎関節症(がくかんせつしょう)の可能性があります。

放っておくと顎だけでなく、首や肩のコリ、頭痛、姿勢の崩れにもつながることがあります。今回は、整骨院の視点から「口が開きにくい」症状の原因と改善のポイントをお伝えします。

顎関節症とは?

顎関節症とは、顎の関節(側頭骨と下顎骨の接合部)や、その周囲の筋肉・靭帯にトラブルが起きた状態を指します。代表的な症状には以下のようなものがあります。

・口が開きにくい(開口制限)

・顎を動かすと「カクっ」「ジャリっ」と音がする

・顎がだるく疲れやすい

・首や肩までこってくる

顎関節は顔の左右にひとつずつあり、首・頭・姿勢と密接に関係しています。そのため、顎の動きが悪くなると、首や肩の筋肉が代償的に働き、全身のバランスが崩れてしまうのです。

顎関節症は珍しくない

顎関節症は「まれな病気」ではありません。近年の研究では、非常に多くの人が症状を経験しています。

・成人では約31%が顎関節症を有する可能性があるという報告があります。(リンク

・全人口のうち約3人に1人がTMD(側頭下顎部障害=顎関節症)の症状を持ち、その中の約5%前後が治療を必要とするレベルとも報告されています。(リンク

・日本国内では、歯科受診者のうち男性の約9.9%、女性の約17.3%(平均13.6%)に症状がみられたとの研究もあります。(リンク

これらの統計からも分かるように、顎関節の不調は誰にでも起こりうる、非常に身近なトラブルです。

なぜ口が開きにくくなるのか?原因を探る

顎関節がスムーズに動くためには、「関節の滑り」と「筋肉の協調運動」が正しく働くことが大切です。しかし、次のような原因でバランスが崩れると、口が開きにくくなります。

1.顎関節の構造異常

関節内にある「関節円板」がずれたり、炎症を起こすことで、開閉時に引っかかるようになります。

2.咀嚼筋の緊張や疲労

咬筋や側頭筋など、噛むための筋肉が硬くなりすぎると、顎がスムーズに動かなくなります。特に「歯の食いしばり」や「夜間の歯ぎしり」が続く人は注意が必要です。

3.姿勢・首との関係

顎関節は頭の骨と首の骨(頸椎)に支えられています。首の筋肉が固まると、顎の動きも制限されるため、「姿勢の崩れ」が原因になっているケースも多いです。

4.ストレスや精神的緊張

ストレスが強いと、無意識に顎の筋肉を緊張させてしまいます。その結果、関節や筋膜が固まり、開口制限を引き起こすことがあります。

整骨院でのアプローチ方法

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、「顎そのもの」だけでなく「体全体の動きや姿勢」をみて改善を図ります。主な施術内容は以下の通りです。

①顎周囲筋のリリース

咬筋・側頭筋・内外翼突筋など、顎を動かす筋肉の硬さを丁寧にほぐします。強い刺激を与えず、痛みを出さない範囲で緩めることがポイントです。

②顎関節の可動調整

関節包や靭帯を軽く動かし、関節の”滑り”を取り戻すように調整します。ポキポキ鳴らすような施術はなく、滑走性を高める手技を使います。

③首・肩・胸郭の調整

顎の動きは、首や肩の筋肉と連動しています。首の前後バランスや胸郭の硬さを整えることで、顎への負担を軽減します。

④姿勢改善と再発予防エクササイズ

正しい姿勢と口の動かし方を習得していただくことで、再発を防ぎます。例えば、

・顎を突き出さず、頭の位置を整える

・歯を軽く離す「リラックスポジション」を意識する

・深呼吸や軽いストレッチで筋緊張を緩める

などを指導します。

青葉鍼灸整骨院での治療の流れ

①カウンセリング

ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。

②アセスメント

身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。

③施術

痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。

④エクササイズ

必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。

⑤プランニング

①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。

自宅でできるセルフケア

整骨院での施術と併せて、以下のセルフケアを取り入れると改善が早まります。

1.軽い開閉運動

痛みのない範囲でゆっくり口を開け閉めする練習を1日数回行いましょう。

2.咬筋ほぐし

頬の横(エラの少し前)を指で優しく押し、5~10秒ほどキープします。

3.歯を話す意識

安静時は上下の歯が触れないのが理想です。「唇を閉じて、歯は離す」この状態を意識してみて下さい。

4.噛みすぎ注意

硬い食べ物(スルメ、フランスパンなど)や長時間のガムは避けましょう。

整骨院での治療が有効な理由

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、顎だけでなく「首~背中~骨盤」までをひとつの動きの連鎖として捉えることができます。そのため、「顎の痛みだけを見て終わり」ではなく、全身のバランスを整える施術が可能です。

顎関節症の多くは、顎以外に原因があります。

・長年の姿勢のクセ

・首の筋緊張

・噛み癖やに非常の動作

こうした背景を整骨院で見直すことで、再発を防ぐことができます。

まとめ:顎の不調は、体のサイン

口が開きにくい、顎がカクカク鳴る、口を開けると痛いーー

これらは単なる「顎の問題」ではなく、体全体のバランスが崩れているサインです。

早めにケアすることで、症状の悪化や慢性化を防ぐことができます。「歯医者さんに行くほどでも,,,と思っている方でも、整骨院で筋肉や姿勢から整えることで、自然な開閉運動を取り戻せるケースは多くあります。

「顎の違和感、放っておかずにご相談ください。」あなたの”噛む・話す・笑うを、もう一度自然に戻すお手伝いをします。

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