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2025.10.24

なぜ太もも裏が痛い 千歳青葉鍼灸整骨院 

きっかけもないのに太ももの裏が痛いあなたへーー神経痛やヘルニアの可能性も?

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

「特に運動していないのに、太ももの裏が痛い」「ストレッチしてもなかなか良くならない」「腰も少し重い気がする」

このような”きっかけのない太ももの裏の痛み”に悩む方は、意外と多くいらっしゃいます。千歳市の青葉鍼灸整骨院では、こうした症状を訴える患者さんの中に「坐骨神経痛」や「椎間板ヘルニア」が隠れているケースを良くみかけます。

今回の記事では、太ももの裏が痛くなる原因、ヘルニアや神経痛との関係、そして整骨院でできる対策をわかりやすく解説します。

なぜ「きっかけがないのに太ももの裏が痛いのか?

太ももの裏の筋肉(ハムストリングス)は、歩行・立ち上がり・階段動作など日常生活のあらゆる動きで使われています。この部位に痛みが出ると、多くの人は「筋肉痛」や「肉離れ」を疑いますが、明確なきっかけがない場合は筋肉以外の原因を考える必要があります。

主な原因としては、以下の3つが挙げられます。

①坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)

腰から出て、太もも~ふくらはぎ~足先まで伸びる「坐骨神経」が、どこかで圧迫・刺激されることで痛みやしびれが出る状態です。

特徴的な症状は

・太ももの裏がズーンと重だるい

・痛みがふくらはぎや足先まで広がる

・長く座っていると悪化する

・立ち上がる瞬間に痛む

坐骨神経痛は、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、腰部のトラブルによって引き起こされることが多いです。

②腰椎椎間板ヘルニアによる神経痛

「椎間板ヘルニア」とは、腰の骨と骨の間にある”クッション”のような組織(椎間板)が飛び出し、神経を圧迫して痛みや痺れを起こす状態です。

特に、第4~第5腰椎や第5腰椎~仙骨の間で起こると、坐骨神経を圧迫し、太ももの裏やふくらはぎに神経症状が現れます。

・腰の痛みと一緒に太ももの裏がしびれる

・前かがみ姿勢で痛みが強くなる

・くしゃみや咳で腰から足に電気が走る

こうした症状があれば、整骨院だけでなく整形外科での画像検査(MRI)も視野に入れましょう。(リンク

③筋・筋膜性のトラブル(ハムストリングスの硬さ)

神経ではなく、筋肉そのものの「張り」や「こわばり」によって痛みが出るケースもあります。特にデスクワークが多い方や、長時間座りっぱなしの生活をしている方は、骨盤の後傾+ハムストリングスの過緊張が原因で、血流不足・筋膜の癒着による痛みが起きることがあります。

この場合は、ストレッチや筋膜リリースで改善するケースも多いです。ただし、神経由来か筋肉由来かを見極めることが重要です。

「神経痛」が関係しているかどうかのチェックポイント

以下のようなサインがある場合は、神経痛(坐骨神経痛やヘルニア)が関与している可能性が高いです。

・片側だけ太ももの裏が痛い

・しびれ・ビリビリ感がある

・足に力が入りにくい

・腰を曲げたり反らしたりで痛みが変わる

・お尻の奥に痛みがある

これらに当てはまる場合、筋肉ではなく神経の圧迫や炎症を疑いましょう。(リンク

ヘルニアや神経痛による太もも裏の痛みーー統計からみる実態

太もも裏の痛みの多くは、「腰椎由来の神経症状」であることが分かっています。以下の統計データをご覧ください。

1.日本整形外科学会の調査では、腰痛患者のうち約35%が神経圧迫を伴う「坐骨神経痛」タイプであると報告。(リンク

2.厚生労働省「国民生活基礎調査」では、腰痛は自覚症状の第1位で、特に40代以降の有訴率が高いとされています。(リンク

3.日本腰痛学会の研究報告によると、腰椎椎間板ヘルニア患者の約70%が太もも裏~下肢にかけての放散痛を訴えています。(リンク

これらのデータからも、太ももの裏の痛みは「筋肉の問題」と思い込みやすい一方で、実際には腰椎や神経が関係しているケースが少なくないことがわかります。

整骨院での施術・アプローチ

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、まず痛みの出る動作や姿勢を確認し、筋肉・関節・神経のどこに原因があるかを丁寧に見極めます。

主な施術内容

1.筋緊張の緩和・血流改善

手技療法や電気治療を用いて、ハムストリングス・殿筋・腰部の筋肉をゆるめます。

2.ストレッチ・体幹トレーニング

坐骨神経の通り道を確保し、再発しにくい体づくりを行います。

3.日常生活のアドバイス

長時間座位の姿勢改善や、簡単なセルフストレッチ指導も行います。

自分でできるセルフケア

1.長時間座りっぱなしを避ける

1時間に1回は立ち上がって軽く体を動かすようにしましょう。

2.太もも裏のストレッチ

椅子に座り、片足を伸ばしてつま先を引き上げるだけでもOK。無理のない範囲で20~30秒キープ。

3.腰を温める

冷えは血流を悪化させ、神経痛を強めることがあります。温熱パッドや入浴で腰を温めましょう。

まとめ

・明確なきっかけがない太もも裏の痛みは、神経が関係している可能性が高い

・坐骨神経痛や椎間板ヘルニアでは、太もも裏~足まで痛みやしびれが出る

・整骨院では、筋肉・骨盤・神経の状態を総合的にチェックし、根本改善を目指す

「ストレッチしても治らない」「痛みが長引く」という方は、筋肉ではなく神経のサインかもしれません。放置せず、早めにご相談ください。

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