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2025.10.29

膝裏に水が溜まる? 千歳青葉鍼灸整骨院

膝痛|千歳市の青葉鍼灸整骨院

膝の裏に水が溜まる原因とは?骨に異常なしでも油断できない理由ー千歳市の青葉鍼灸整骨院

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

「膝の裏が腫れてる気がする」「動かすと違和感がある」「整形外科で”骨に異常なし”と言われたけど、まだ痛い」そんな悩みで来院される方が、千歳市の青葉鍼灸整骨院にも多くいらっしゃいます。

膝の裏に”水が溜まる”という症状は、単に年齢や疲労のせいではなく、体の使い方・関節のバランス・筋肉の硬さなど、複数の要因が絡んで起きています。今回は、膝の裏に水が溜まる原因と、整骨院でできる対処法について詳しくお伝えします。

膝の裏に「水が溜まる」とはどういうこと?

膝関節には「滑液(かつえき)」という潤滑液があり、関節をスムーズに動かすための潤滑油のような役割を果たしています。通常は1~3mlほどで保たれていますが、膝に炎症や負担がかかると、この滑液が過剰に分泌されてしまいます。

そうすると、膝関節の中や膝裏の滑液包(ベーカー嚢腫など)に液体が溜まり、「膝の裏が腫れる」「膝を曲げると突っ張る」「押すと痛い」といった状態になるのです。

この”水が溜まる”現象は、骨そのものには異常がなくても起こることが多く、整形外科で「骨には問題ありません」と言われた後に整骨院へ相談される方が多い症状です。

膝関節の構造についての詳しい説明はこちら(リンク

骨に異常がなくても水が溜まる3つの原因

①関節の炎症(滑膜の反応)

膝の中には「滑膜(かつまく)」という薄い膜があり、関節の中を包み込んでいます。この滑膜が炎症を起こすと、体が関節を守ろうとして滑液を多く出すようになります。

変形性膝関節症の患者さんの約55%に、膝に中等度以上の水が溜まっているという報告もあります。

②半月板・靭帯・筋肉の使い過ぎ

スポーツや日常動作で膝を繰り返し使い過ぎると、半月板や靭帯などの組織が微細に損傷することがあります。この微小なダメージを修復しようとして滑液が増え、結果的に膝裏に水が溜まることがあります。

実際、一般的な調査では、「健康な人でも約46.6%に滑液貯留が確認された」という報告もあります。(リンク

これは、膝関節がどれだけ日常生活で負担を受けやすいかを示しています。

③ベーカー嚢腫などの滑液包のトラブル

膝裏に”袋状”の腫れができる「ベーカー嚢腫」も、水が溜まる原因の1つです。膝の中の滑液が後方(膝裏)に流れ込み、袋のように膨らんでしまう状態です。曲げ伸ばしのたびに違和感や痛みを感じる人が多く、重症化すると膝を曲げるのが困難になることもあります。(リンク

整骨院で見る「水が溜まる膝」の特徴

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、「なぜ水が溜まったのか?」を、体全体のバランスからみていきます。膝だけでなく、股関節・骨盤・足首の使い方の偏りが原因になっていることも少なくありません。

姿勢・歩き方のクセ

・片足重心(片側に痛みが強いと特に)

・つま先が外を向いている

・膝が内側に入る(ニーイン)

こうした姿勢のクセは、膝関節にねじれストレスをかけて滑膜を刺激します。

太もも・ふくらはぎの筋肉の硬さ

ハムストリングスや腓腹筋が硬くなると、膝裏の血流・リンパの流れが悪くなり、滑液の循環が滞ります。膝裏が”むくむ”ような重だるさがある方は、このケースが多いです。

股関節や足首の動きの悪さ

膝は、股関節と足首の”間”でバランスを取る関節です。上や下の関節の動きが悪いと、そのストレスが膝に集中してしまい、結果的に滑液が溜まりやすくなります。

整骨院でのアプローチ方法

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、以下のような流れで施術を行います。

1.動作・姿勢チェック

膝を曲げる・伸ばす・歩くなどの動作でどこに負担がかかっているかを確認します。

2.筋膜・関節の調整

膝裏・太もも・お尻・ふくらはぎなどの筋緊張を緩め、膝関節への圧を減らします。

3.骨盤・股関節・足首の連動改善

膝に偏っていた負担を分散させることで、再発しにくい体の使い方を取り戻します。

4.セルフケア指導

・膝を軽く曲げ伸ばしする体操

・膝裏を温める血流促進法

・足全体のストレッチ

など、自宅でできるケアもお伝えします。

放置するとどうなる?再発を繰り返すリスク

Knee painful – skeleton x-ray, 3D Illustration medical concept.

膝の裏に水が溜まった状態を放置すると、

・関節が硬くなって動かしづらくなる

・膝周囲の筋肉が衰える

・炎症が慢性化し、変形性膝関節症に移行する

といった悪循環に陥ることがあります。

膝の水は、単に”抜く”だけでは根本改善にはなりません。滑液が溜まる「原因」を取り除くことこそが、再発防止のカギなのです。(リンク

まとめ

膝の裏に水が溜まる症状は、骨や軟骨だけの問題ではなく、「滑膜の炎症」「筋肉の硬さ」「関節の使い方の偏り」など、体のバランスの崩れが関係しています。

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、膝だけをみるのではなく、全身の動き・姿勢・筋肉・関節の連動を整えることで、「水が溜まりにくい膝」をつくる根本的なアプローチを行っています。

「何度も水を抜いても繰り返す」「膝裏が腫れる感じが取れない」そんな方は、是非一度ご相談ください。痛みのない日常を取り戻すために、私たちがしっかりサポートいたします。

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