膝の強打痛が残る 千歳市青葉鍼灸整骨院
~転倒・事故後の膝痛、その原因と改善の道~

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
日常生活の中で、「転んでひざを強く打った」「自転車で転倒して膝をぶつけた」「事故で膝を打撲した」ーーそんな経験をしたことがある方は少なくありません。通常の打撲であれば、数日から1~2週間で自然に痛みが軽減することが多いのですが、「痛みが中々引かない」「腫れや違和感が残る」「膝を動かすと強く痛む」といった状態が続く方も多いのです。
今回は、転倒や事故などで膝を強打してから痛みが続いている方に向けて、以下の内容をお伝えします。
1.膝の強打とケガに関する統計データ
2.膝を強打した後に痛みが引かない理由
3.自分でできる応急処置とセルフケア
4.5.千歳市の青葉鍼灸整骨院での治療の流れ
6.医療機関に相談すべきサイン
1.膝の強打とケガに関する統計データ

転倒や事故による膝のケガは、思っている以上に多く報告されています。
・スキーやスノーボード中のケガ
消費者庁の報告によると、スキーやスノーボード中の「事故転倒」によるケガでは、下肢の受傷が最も多く、その中でも特に膝の損傷が多いことが分かっています。冬のスポーツだけでなく、転倒による膝のケガは非常に身近です。(消費者庁「スノースポーツ中の事故に注意」)
・スポーツ外傷における膝の割合
スキー外傷を経験した人を対象にした調査では、外傷歴を持つ人の80%以上が過去に何らかのけがをしており、その中でも膝関節の受傷が多いことが報告されています。(日本臨床スポーツ医学会誌 調査報告)
・高齢者の転倒とケガ
地域在住高齢者を対象とした研究では、1年間に約3人に1人が転倒を経験し、その中には膝のケガを含む外傷が多くみられたとされています。転倒は年齢を問わず起こりうるアクシデントです。(地域在住高齢者の転倒調査)
これらの統計からも、「膝を強打して痛みが残る人」は決して珍しいケースではないといえます。
2.膝を強打した後に痛みが引かない理由
「打撲だからそのうち治るだろう」と思っていても、なかなか痛みが改善しないのには理由があります。代表的なものをあげます。
・組織損傷が強い
皮下組織の打撲だけでなく、靭帯・半月板・軟骨・骨に損傷がある場合は、長期間の痛みが続きます。
・関節内出血や腫れ
膝の中で出血が起こると、腫れと圧迫感が長引き、可動域が制限されます。
・炎症の長期化
炎症がいつまでも続くと、修復が遅れて癒着や慢性化を招きます。
・動かさないことによる筋力低下
痛みを避けて膝を動かさないと、太ももやお尻の筋肉が弱り、膝への負担が増してしまいます。
・二次的な負担
歩き方や姿勢が崩れることで、ひざにさらなる負担がかかり、痛みが長引くこともあります。
3.自分でできる応急処置とセルフケア

膝を強打した直後、または数日経っても痛みが続く場合、自宅でできるケアがあります。
・PRICE処置
保護、安静、冷却、圧迫、挙上の英語の頭文字です。受傷直後は特に有効です。
・冷却と温熱の使い分け
受傷直後は冷却で炎症を抑え、数日後に腫れが落ち着いたら温めて血流を促進します。
・サポーター・テーピング
不安定感や痛みがある時は、膝を支える補助具を活用しましょう。
・筋肉を守る運動
痛みが和らいできたら、太ももの筋肉を軽く動かす運動を始めましょう。筋肉を保つことが、膝の回復を助けます。
4.整骨院での対応

整骨院では、膝を強打して痛みが残るケースに対し、以下のような流れで治療を行います。
1.問診と検査:どのように強打したか、痛みの部位や動作を確認。必要に応じて医療機関と連携。
2.炎症のコントロール:電気治療やアイシングで腫れを抑えます。
3.手技療法:膝周囲の筋肉や軟部組織を調整し、動きを回復させます。
4.固定や補助:サポーターやテーピングで膝を安定させます。
5.運動療法:太ももやお尻の筋肉を鍛えることで、膝の再発予防をします。
6.生活指導:再び転倒しないための姿勢や動作指導を行います。
整骨院での施術は「痛みを取る」だけでなく「再発を防ぎ、元の生活に戻す」ことを目的としています。
5.青葉鍼灸整骨院での治療の流れ
①カウンセリング
ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。
②アセスメント
身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。
③施術
痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。
④エクササイズ
必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。
⑤プランニング
①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。
6.医療機関に相談すべきサイン

以下のような症状がある場合は、整骨院とあわせて整形外科での検査をお勧めします。
・膝が大きく腫れている、熱を持っている
・体重がかけられない、歩行が困難
・膝がぐらつく、力が入らない
・曲げ伸ばしができない
・打撲から3週間以上経っても改善しない
これらは靭帯損傷や半月板損傷、骨折などが隠れている可能性があります。
まとめ
膝を強打した後に痛みが引かないのは、決して珍しい事ではありません。むしろ、多くの人が転倒や事故の後に膝の不調を経験しています。
・転倒や事故での膝のケガは統計的にも多い
・打撲だけでなく、靭帯や軟骨の損傷が隠れていることもある
・早めの応急処置と適切なリハビリで改善が期待できる
・青葉鍼灸整骨院では痛みの軽減から再発予防までトータルにサポートできる
もしあなたが「膝を打ってからずっと痛みが残っている」と感じているなら、自己判断で放置せず、是非一度ご相談ください。


荷重時に膝が痛い 千歳市青葉鍼灸整骨院

膝に荷重をかけると痛いあなたへ
~膝痛の原因・対策・整骨院でできる事~
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
「歩くと膝が痛い」「階段を降りる時にズキッとする」「スポーツの後に膝が重い」ーーこうした悩みは、日常生活や競技活動に支障をきたす大きな問題です。特に、膝に荷重(体重や衝撃)をかけた時に痛みが出るケースは多く、放置していると悪化してしまうこともあります。
今回は、膝に荷重をかけると痛みを感じる方に向けて、膝痛の現状、原因、セルフケア方法、そして整骨院での取り組みについてまとめていきます。スポーツをしている方はもちろん、一般の方にも理解しやすい内容でお伝えします。
膝痛の現状と統計データ

膝の痛みは年代や性別を問わず、多くの方が経験する症状です。実際の調査結果をいくつか紹介します。
1.50歳以上の人で「膝に痛みを感じたことがある」割合は40.4%。しかし、そのうち「通院している人」はわずか3.2%にとどまっています。
つまり、多くの人が「膝が痛い」と感じながらも、医療機関や整骨院で適切なケアを受けていない現状があります。(出典:PR TIMES)
2.変形性膝関節症(OA)の有病率は、日本の40歳以上で男性42%、女性61.5%と非常に高い数字です。さらに50歳以上では、レントゲンで変形が確認できる人は約2,400万人、そのうち痛みを伴う人は約820万人にのぼると報告されています。
年齢を重ねるほど、膝に荷重をかけた際の痛みは増える傾向があります。(出典:人口ドットコム)
3.子どもや若年スポーツ選手でも膝痛は多いです。6~15歳の競技者では膝痛の有病率は10.9%。特にバスケットボール(25.1%)、ハンドボール(19.5%)とジャンプ・着地・方向転換が多い競技での発生率が高いとされています。
若いから安心というわけではなく、スポーツによる負担が痛みの引き金になることも多いのです。(出典:スポーツ栄養Web)
なぜ荷重をかけると膝が痛くなるのか?
膝に荷重がかかった時に痛みが出るのには、いくつかの代表的な原因があります。
・変形性膝関節症:加齢や長年の使用で軟骨がすり減り、関節の形が変わることで荷重を吸収できなくなり痛みが出る。
・筋力不足・筋バランスの崩れ:太もも前後・内外の筋肉のバランスが悪く、膝関節に非自然な力がかかる。
・半月板や軟骨の損傷:スポーツや事故で損傷すると、荷重がかかった時に鋭い痛みが出やすい。
・O脚やX脚などのアライメント異常:膝の荷重ラインがずれて、一部に過剰な負担がかかる。
・肥満・体重過多:膝関節には歩行時で体重の約3倍、階段の昇降では約7倍の力がかかると言われています。体重が重いほど膝に大きな負担となります。
・過度なスポーツ・使い過ぎ:特にジャンプや方向転換が多い競技では、繰り返しの衝撃で膝を痛めやすい。
スポーツをしている人が意識すべきポイント

競技者や運動習慣のある人は、次の点を意識すると膝の負担を減らせます。
1.動きのフォームを改善:ジャンプ着地で膝が内側に入らないように股関節を使う感覚を体に入れる
2.ウォーミングアップ・クールダウン:筋肉と関節をしっかり準備・回復させる
3.筋力トレーニング:股関節を使って踏み込みの安定性をだす
4.練習量のコントロール:急に強度を上げず、段階的に負荷を高める。
5.休養とリカバリー:違和感がある時は無理せず休む。アイシングも有効。
6.靴やサポーターの工夫:シューズのクッション性やインソール調整で膝を守る。
一般の方ができる日常ケア
スポーツをしていない方でも、膝に荷重をかけて痛むことは多いです。日常生活でできる工夫は以下の通りです。
・体重管理:適正体重を維持することが膝の負担軽減に直結します。
・軽めの運動:ウォーキング・水中運動・自転車など、膝への衝撃が少ない運動が効果的。
・ストレッチで柔軟性を保つ:太もも・ふくらはぎ・股関節の柔らかさが大切。
・冷やす・温めるを使い分ける:炎症がある時はアイシング、慢性的なこわばりは温める。
整骨院でのサポート内容

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、膝に荷重をかけた時の痛みを改善するために以下のような流れで対応します。
1.問診・検査:痛みの出方、関節可動域、歩行や姿勢の確認。
2.原因特定:筋力不足か、関節の変形か、アライメント異常かを分析。必要に応じて病院紹介も行います。
3.施術:筋肉・関節を整える徒手療法、テーピングやサポーターの使用。
4.運動療法:筋力強化、バランス改善、ストレッチを段階的に指導。
5.生活指導:歩き方、靴の選び方、セルフケア方法をアドバイス。
千歳市の青葉鍼灸整骨院は「痛みを和らげる場」だけでなく、「再発を防ぐ場」としても役立ちます。
青葉鍼灸整骨院での治療の流れ
①カウンセリング
ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。
②アセスメント
身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。
③施術
痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。
④エクササイズ
必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。
⑤プランニング
①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。
まとめ
膝に荷重をかけると痛い症状は、年齢やスポーツの有無を問わず多くの人に起こります。放置してしまうと、変形性膝関節症の進行やスポーツ障害の悪化につながる可能性があります。
・スポーツをしている人はフォーム・筋力・練習量を見直すこと
・一般の方は体重管理・日常動作の工夫をすること
・痛いが続く場合は整骨院や専門医に早めに相談すること
これらを意識することで、膝の健康を守り、快適な生活やスポーツ活動を続けることができます。
「膝に荷重をかけると痛い」と感じたら、まずは一度ご相談ください。


曲げづらい膝 千歳市の青葉鍼灸整骨院

運動不足で膝が曲げづらくなった方へ~整骨院からのアドバイス~
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
「最近、膝が曲げづらい」「正座やしゃがみこみがしんどい」「動きだしに痛みが出る」
こうした悩みを感じている方は少なくありません。特に運動習慣が減ってから膝に違和感を覚えるケースは多く、放置すると関節の可動域制限や慢性的な膝痛に繋がることがあります。今回は、運動不足と膝の関係、膝が曲げづらくなる要因、そして整骨院でできるサポートについてお伝えします。
なぜ運動しないと膝が曲げづらくなるのか?
膝関節は、大腿骨・脛骨・膝蓋骨から成り立ち、靭帯や筋肉、軟骨が複雑に関わりながら動いています。運動不足になると以下のような変化が起きやすくなります。
1.筋肉の柔軟性低下
太ももの前側(大腿四頭筋)や後ろ側(ハムストリングス)が硬くなると、膝をスムーズに曲げ伸ばしできなくなります。特に「しゃがむ」「正座する」といった動作が辛くなりやすいです。
2.関節内の循環不良
膝関節は「関節液」が潤滑油の役割を果たしています。運動しないと関節液の循環が滞り、関節の動きがぎこちなくなります。
3.関節軟骨への負担増加
体重を支える筋肉が弱ると、膝関節に直接負担がかかりやすくなり、動作のたびに痛みや違和感を覚えやすくなります。

膝が曲げにくいと感じる時、単なる筋肉の硬さだけではなく器質的な疾患が背景にある場合もあります。
・変形性膝関節症
中高年に多く、軟骨のすり減りによって膝が痛み、曲げ伸ばしが制限されます。特に「動き始めが痛い」「階段の昇降がつらい」という方は注意が必要です。
・関節リウマチ
自己免疫の異常で関節に炎症が起こり、膝が腫れて動きが悪くなることがあります。
・半月板損傷・靭帯損傷
スポーツや外傷だけでなく、加齢変化でも起こり、膝の可動域制限や引っかかり感が生じます。

膝の不調は非常に身近な問題で、統計でも多くの人が悩んでいることが示されています。
1.変形性膝関節症の有病率
厚生労働省の調査によると、日本には約2,530万人の変形性膝関節症の患者がいると推計されています。(厚生労働省e-ヘルスネット「変形性膝関節症」)
2.高齢者の膝痛有症率
65歳上では3人に1人が膝痛を経験していると報告されています。(国立長寿医療研究センター「高齢者の膝痛と生活機能」)
3.運動習慣と膝痛の関係
運動習慣のある人は、ない人に比べて膝痛のリスクが約40%低いという調査結果も出ています。(日本整形外科学会「運動器の健康・日本人の現状」)
これらの統計からも、「膝の曲げづらさ」は決して珍しいことではなく、運動不足が大きな要因になる事がわかります。
整骨院でのサポート

膝の不調を抱える方に対し、千歳市の青葉鍼灸整骨院では以下のような取り組みを行います。
1.筋肉の緊張を和らげる施術
大腿四頭筋やハムストリングスの柔軟性を取り戻すため、手技療法やストレッチを行います。
2.関節可動域の改善
膝の動きを邪魔している軟部組織を調整し、少しずつ曲げ伸ばしがスムーズに出来るように導きます。
3.運動療法・リハビリ指導
膝周囲の筋力を高める軽い運動を指導し、再発予防や関節の安定性をサポートします。
4.生活習慣のアドバイス
歩き方、座り方、日常生活での膝への負担を減らす工夫をお伝えします。
青葉鍼灸整骨院での治療の流れ
①カウンセリング
ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。
②アセスメント
身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。
③施術
痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。
④エクササイズ
必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。
⑤プランニング
①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。
自宅でできる膝ケア

・軽いストレッチ(太もも前・裏をゆっくり伸ばす)
・無理のないウォーキングや水中運動
・座ったままの膝伸ばし運動(太ももの筋肉を意識)
これらは簡単ですが、継続すると膝の可動域改善に効果があります。
まとめ
運動不足になると、筋肉や関節が硬くなり、膝の曲げ伸ばしがスムーズにいかなくなります。放置すれば変形性膝関節症などのリスクも高まり、日常生活の質を下げてしまいます。しかし、早めに整骨院でケアを受けたり、自宅での簡単な運動を取り入れることで、多くの方が膝の動きを改善できます。
「最近膝が曲げづらい」と感じたら、それは体からのサイン。小さな不調のうちに整骨院へ相談し、元気に動ける膝を取り戻しましょう。気になる症状や困っている事などありましたら、お気軽にご相談ください。


子供の膝のケガ 千歳市青葉鍼灸整骨院

スポーツをしている子供の「膝が痛い」ーー千歳市の青葉鍼灸整骨院からのメッセージ
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
スポーツに励む小学生・中学生・高校生の皆さんや、その保護者の方へ。練習や大会で「膝が痛い」と感じることはよくありますが、それを放っておくと痛みが慢性化したり、将来にわたって影響することもあります。今回は、膝痛の原因、スポーツ外傷・障害の種類、整骨院でできる事、そして予防法について詳しく解説します。
1.膝痛の定義とスポーツ外傷✖障害
まず、「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」を区別しましょう。
・スポーツ外傷:転倒・接触・捻転・衝撃など、単発の大きな力が原因でケガするもの。例:靭帯の断裂、骨折、半月板の断裂など。
・スポーツ障害:反復する動き・練習量・成長期の骨の変化などで徐々に痛み・炎症が出てくるもの。例:オスグッド・シュラッター病、成長痛、腱炎など。
スポーツをしている子どもは、これら両方のリスクがあります。成長期には骨・軟骨・腱・靭帯などがまだ完全に成熟しておらず、繰り返しの負荷に弱い部分があります。
2.小学生・中学生・高校生でよくある膝痛の種類とその特徴

以下は、年齢ごとに比較的頻度の高い膝痛(または膝の関連障害)です。
年齢傾向:小学生高学年~中学生
原因の特徴:太ももの前側の筋(大腿四頭筋)が使われ過ぎ、脛骨粗面(膝のお皿の下)に付着する部分が引っ張られ、骨端(骨の成長領域)が炎症・痛みを起こす。成長期特有。サッカー・バスケット・バレーボールなど膝伸展・ジャンプを多くする競技で。
主な症状:膝のお皿の下あたりの痛み・腫れ。活動中やジャンプ・階段の着地で痛みが強く、休むと軽くなる。
年齢傾向:中学~高校生(体が大きくなってきてから)
原因の特徴:接触・捻れ・急な方向転換などで半月板が裂ける場合。反復摩耗型の変性タイプもあり。
主な症状:膝の内側または外側で引っかかり感、音がする、膝を完全に伸ばせない・曲げにくい、腫れや水が溜まることも。
年齢傾向:中学生~高校生
原因の特徴:接触プレーやジャンプの着地、急な方向転換で非接触または接触の外力。筋力・アライメントのバランスが悪いとリスク上昇。
主な症状:激痛、破裂音、腫れ・水が溜まる、膝がぐらつく感じ、不安定感。整形外科的対応が必要なことも多い。
年齢傾向:小~中学生
原因の特徴:骨の成長速度と筋腱の適応速度のずれ、練習量の急激な増加など。使い過ぎによるマイクロストレス。
主な症状:運動後の痛み、休むと改善するものの、再度動き始めると痛みが出るパターン。夜間の痛みや朝のこわばり。
年齢傾向:小~中学生・若年ティーン
原因の特徴:関節軟骨下の骨と軟骨部分が血流・栄養補給が不十分になったり、繰り返しストレスを受けたりして軟骨の一部がはがれ、関節内に遊離片ができることも。
主な症状:膝の深部の痛み、腫れ、水が溜まる感じ、かみ合わせで引っかかる感じ、曲げ伸ばしで引っかかることがある。
3.膝痛の原因・リスク要因

膝痛が起きやすい背景には、いくつか共通の原因やリスクがあります。
・年齢・成長スパート
骨が成長する速度が速い時期には軟骨や付着部(腱骨結合部など)が引っ張られやすくなる。骨端(成長板)の弱い時期。
・競技種目・動きの特性
ジャンプ・着地・急な方向転換・ダッシュとストップを繰り返すスポーツ(バスケットバール・サッカー・バレーボールなど)は膝に大きな剪断力・捻れ力がかかる。
・練習量の多さ・負荷の急な増加
週あたりの練習時間、試合数、連続する練習日数、休養時間が少ないなど。身体が回復できないまま使い続けると累積ダメージが出る。
・筋力・柔軟性の偏り・アライメント異常
大腿四頭筋・ハムストリングス・臀部筋などの筋力が弱い、または柔軟性が不足していると膝への負担が偏る。足のQ角(膝と股関節のアライメント)、足首・足底のポスチャーなども影響。
・体重・体格
体重が重い、体格が急に変化している(成長期の体重増加)も負荷増加の一因。
・使い方の悪さ・フォームの問題
ジャンプの着地方法が悪い・方向転換やストップの時に膝が内側に入るなど。”ニーイン”などフォームの乱れ。
4.日本での統計・実態

以下は、日本における小・中・高校生のスポーツ外傷/膝痛の実態を示したデータです。
膝の痛みの有病率(6~15歳スポーツ選手)は約10.9%。性別で見ると男子が9.8%、女子が13.3%。特に13歳での有病率が最も高く約19.1%。競技別ではバスケットボールが最も高く25.1%。(https://sndj-web.jp/news/002285.php)
小学3年生~中学3年生において、学年が上がるほど膝痛の発症率が増加。運動量が多いほど新規膝痛の発症率が高い。成長率(身長変化率)も関係あり。(https://www.jstage.jst.go.jp/article/descente/40/0/40_206/_article/-char/ja/)
調査対象が約21,682名のスポーツ少年団員。そのうち”過去に何らかの外傷や障害を経験したことがある”団員は11.9%。年齢が上がるほど(中学生54.1%、高校生62.5%)外傷・障害を経験する頻度が高くなっている。膝関節だけでなく骨軟骨障害なども含む。(https://matsuda-oh.com/column/column02_4112)
5.整骨院でできる対応と方針

スポーツで膝を痛めた・痛みを感じる子どもに対して、千歳市の青葉鍼灸整骨院でできることは次の通りです。
1.初期評価・問診・鑑別診断
いつから痛みがあるのか(急にか、徐々にか)。痛みの場所(膝のお皿の上/下/内側/外側/膝の奥など)。動作のどのタイミングで痛むか(ジャンプ着地/階段下り/走る・止まるなど)。腫れ・熱感・可動域制限の有無、水が溜まる感じがあるか。成長期がどうか・体の成長の速度・練習量・休養日・ほかの部位の痛みの有無。
2.器質的な疾患の可能性を見極める
半月板・靭帯損傷や剥離性骨軟骨炎など、画像検査(整形外科でのMRI、レントゲン)を要するものもある。成長板に関連する痛み(オスグットなど)は特に注意。痛みが強くて歩行にも支障がある場合は整形外科との連携。
3.保存治療・整骨院でできる事
・安静と負荷軽減:痛みが強い動作は避ける。特にジャンプ・急な方向転換など一時的に減らす。
・アイシング・冷却:炎症や腫れを抑えるため。
・物理療法:超音波・電気刺激・温熱など、痛みや炎症を抑える補助的療法。
・手技療法:筋肉の緊張を取り、柔軟性を改善させる。太ももの前側(大腿四頭筋)、ハムストリング、臀部など。
・ストレッチ・柔軟性トレーニング:特に大腿四頭筋・ハムストリングス、股関節周囲・足首など。
・筋力強化トレーニング:膝を支える筋肉群をバランスよく鍛える。片足スクワット・体幹安定性トレーニングなど。
4.再発防止・生活指導
・練習量や休息日の調整(オーバーユースを避ける)
・着地のフォームや方向転換時の膝の使い方の指導
・運動前後のウォーミングアップ・クールダウンをしっかりやる
・シューズの選び方やインソールなどでアライメント補正も考える
5.整形外科との連携
痛みがひどい・改善しない・腫れや水が溜まる・靭帯断裂や半月板損傷の疑いが強い・関節の不安定性がある場合は速やかに整形外科へ紹介。
6.青葉鍼灸整骨院での治療の流れ
①カウンセリング
ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。
②アセスメント
身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。
③施術
痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。
④エクササイズ
必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。
⑤プランニング
①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。
7.なぜ早めに整骨院で相談すべきか
・痛みを放置すると、筋力バランスが崩れたり、フォームの悪さが癖になったりして修正しにくくなる。
・成長期の骨や軟骨への影響が大きく、長期的な障害につながる可能性あり。
・練習中断・大会出場に影響する。心身ともにストレスになることも。
・適切な治療・指導を受ければ、比較的短期間で回復しやすい。
8.予防のために今できること
部活・スポーツをする子供たちが、膝痛を予防するために今からできること
1.練習前後のウォーミングアップ・クールダウンを丁寧に。
2.ジャンプ・着地動作・方向転換などの動きをコントロールして行う(体を真っすぐ保つ・膝が内側に入らないよう意識)
3.筋力トレーニング(特に股関節・臀部・大腿四頭筋・ハムストリングス)と柔軟性トレーニングをバランスよく。
4.練習量や時間の急な増加を避ける。休息日を設ける。痛みがあれば無理をしない。
5.身体の成長を観察する。身長が急に伸びる時期には、筋肉・腱・靭帯が追い付いていないことがあり、負荷を減らす工夫を。
6.適切なシューズ・インソール・クッション性のあるグラウンドなど負荷を軽減できる環境を整える。
9.最後に
膝が痛いというのは「成長期だから仕方ない」と諦める前に、一度しっかり検討すべきサインです。スポーツを楽しみ続けるためにも、千歳市の青葉鍼灸整骨院では早期のケア・フォームや負荷の調整・予防指導を重視しています。痛みを感じたら「休む勇気」も必要です。お子さんの将来の為にも、無理をし過ぎず、でも諦めず、最良のケアを一緒に考えていきましょう。気になる症状や困っている事などありましたら、お気軽にご相談ください。


膝に水が溜まる 千歳市青葉鍼灸整骨院

膝に”水が溜まる”とは何か~関節水腫の基礎知識~
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
「膝に水が溜まる」という表現は、医学的には関節水腫(かんせつすいしゅ)といい、膝関節包の中に通常より多くの関節液が溜まって膝が腫れたり圧がかかって痛みを感じたりする状態です。膝関節を包む滑膜(かつまく)という組織が関与していて、滑膜が炎症を起こしたり、物理的な刺激を受けたりして、関節液の産生が過剰になったり、逆に吸収・排出が追い付かなくなったりすることが原因です。
関節液そのものは、関節を動かす時の潤滑、衝撃吸収、軟骨への栄養補給といった役割があり、通常は少量(1~3ml前後)であれば問題になりません。ですが何らかの異常があって量が増えると、「水が溜まっている」と感じるようになります。
膝に水が溜まる要因~生活習慣から器質的な疾患まで~

「なぜ水が溜まるのか」にはいくつかの要因があります。大きく分けて日常生活・外的な要因と、身体内部の器質的な疾患があります。
・体重過多・肥満
膝関節の荷重が大きくなり、軟骨や半月板などにストレスがかかる→摩耗や微小損傷、炎症を引き起こすことがあります。
・膝への過度な使用・負荷
階段の昇降、長時間立つ、しゃがみ、正座など膝を曲げ伸ばす動作が多い、スポーツでの強い衝撃・捻れ動作など。これらが繰り返されると摩耗や半月板・靭帯の損傷を招きやすい。
・加齢・筋力低下
歳を取るにつれて軟骨の修復力・弾力性が落ち、滑膜や関節構造を支える筋肉(特に大腿四頭筋など)が弱くなると、膝関節に負担がより集中するようになります。
・姿勢・アライメントの異常(O脚・X脚など)
歩行時や立っている時に負荷が均等にかからず、特定の部分に摩耗や圧が集中することで滑膜への刺激が起きやすい。
ここが非常に重要です。水が溜まる背後には様々な「器質的な疾患」が関与していることが多いです。
・変形性膝関節症
特徴:軟骨の摩耗、関節列隙狭小化、骨棘の形成など。加齢・過度の負荷・肥満が関与。
水が溜まる理由:軟骨や骨の摩耗で滑膜が刺激され、炎症を起こし関節液の過剰分泌・吸収障害が起きる。中~進行期には関節水腫を伴うことがしばしば。
・半月板損傷
特徴:スポーツ外傷、ねじれ、加齢による変性(老化変性)などで半月板が裂けたり断裂したりする。
水が溜まる理由:半月板の断片が関節内を刺激し、滑膜炎を起こす。炎症により関節液が過剰分泌され水が溜まる。
・靭帯損傷(前十字靭帯など)
特徴:膝の安定性が失われ、関節軟骨や滑膜に異常な動き・ストレスがかかる。外傷による炎症も強い。
水が溜まる理由:靭帯損傷に伴う出血や炎症が関節液の量の増加・吸収低下を引き起こす。外傷後の関節水腫が典型的。
・関節リウマチ・炎症性疾患
特徴:免疫異常により自分自身の関節を攻撃する疾患。関節全体に炎症を広げる。
水が溜まる理由:滑膜が慢性的に炎症を起こし、関節液の生成が亢進するなど。水が溜まることが症状の一つ。
・痛風・偽痛風(結晶性関節炎)
特徴:尿酸結晶やピロリん酸カルシウム結晶などが関節内に沈着し、急激な炎症を起こす。
水が溜まる理由:炎症により滑膜刺激・関節液産生亢進。急性発作時は膝の腫れ・水の溜まりが顕著。
・関節内遊離体(関節ネズミ)
特徴:軟骨や半月板などのかけらが関節内を滑るように浮遊する状態。動く位置によって痛み・引っかかりを生じる。
水が溜まる理由:遊離体が滑膜を物理的に刺激し炎症を起こす→関節液が増加。
・外傷・骨折
特徴:骨折、打撲、転倒などで関節内に損傷・出血を伴うもの。靭帯・軟骨の損傷も含む。
水が溜まる理由:出血+炎症。特に血液が混ざることもあり、腫れ・水たまり・可動域制限を伴う。
・感染症性関節炎
特徴:細菌などによる関節内の感染。発熱など全身症状を伴うことも。非常に急性・重篤になることあり。
症状として現れること・見分け方

膝に水が溜まると、以下のような症状が出ることが多いです。
・見た目での腫れ・膨らみ(膝蓋骨の周囲が丸く見える、皮膚が張っている感じ)
・動かす時の痛み(曲げ伸ばし・階段の昇り降り・しゃがむ・立ち上がる)が増す。静かにしている時は軽いが動くと痛むことが多い。
・熱感・赤み・触ると温かさを感じることも。炎症が強い場合。
・可動域制限:膝が完全に伸びなかったり曲げにくかったりする。膝が重く感じる、曲げ伸ばしに引っかかりや違和感。
・朝や休んでいた後、動き始めが”こわばる”感じがある。
また、関節液の色・性状(透明度・濁り・血の混入など)を検査することで、原因疾患をある程度予測できることもあります。
統計データ~日本の現状~

膝に水が溜まるという症状の背景には、変形性膝関節症などの高頻度疾患があるため、以下のデータが参考になります。
1.「変形性関節症の国内有病率」
ROADスタディ等により、40歳以上の日本人でレントゲン所見(X線)によりKLグレード2以上の変形性膝関節症と診断される者の割合は、男性で約42.6%、女性で約62.4%。これを年齢別人口構成にあてはめて推定した国内の患者数は、約2,530万人。(https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/57/11/57_571102/_pdf)
2.「自覚症状ありvs潜在的な患者数」
日本では、変形性膝関節症で自覚症状を伴う患者数が約1,000万人、X線などでML所見を含む潜在患者数が約3,000万人と推定されています。(https://www.jinko-kansetsu.com/pain/knee/oa.html)
3.「国内の有症患者数と要治療者数」
別の報告では、総人口約1億2,500万人のうち、変形性膝関節症の患者数は約2,500万人にのぼり、その中で特に治療を要する者が700万人。性差としては女性が多い。(https://www.kieikai.ne.jp/news/detail.php?seq=383)
整骨院でできること
千歳市の青葉鍼灸整骨院として「膝に水が溜まる」患者さんに対してできる対応は、根本原因の見極めと症状緩和、その後の再発予防です。
1.問診・視診・触診
いつから腫れたか、痛みの性質(動かすと痛むか、安静時も痛むか)、熱感の有無、過去の外傷歴・手術歴、膝の負荷がかかる生活動作などを詳しく聞きます。
2.検査・画像診断への橋渡し
整骨院の範囲でできる検査(例えば動き、可動域、筋力・柔軟性などの評価)を行うと共に、症状が強かったり疑いが深い器質的疾患(例:半月板損傷・靭帯損傷・関節リウマチ・感染症など)がある場合は整形外科でのレントゲン・MRI・関節液検査などを紹介することが重要。
3.保存的な治療アプローチ
・安静・アイシング:急性期の腫れ・痛みを抑えるため
・物理療法:温熱・電気・超音波などで血流を改善し、炎症を抑える
・負荷軽減・サポート:サポーターなどの装着、歩き方の指導、動作指導など
・筋力強化・柔軟性改善:下半身の関節をバランスよく使えるためのエクササイズ、運動。これによって膝関節を安定させ、関節への異常な負荷を減らす。
4.医療との連携
保存療法で改善が見られない・器質的疾患が疑われる・感染症の疑いなどがある場合は整形外科での診断・治療を検討する(注射・手術など)。
5.再発予防
生活習慣の見直し(肥満対策、膝に負荷のかかる動作の回数を減らす、姿勢・歩行の改善など)、定期的なストレッチ・筋トレなど。
青葉鍼灸整骨院での治療の流れ
①カウンセリング
ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。
②アセスメント
身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。
③施術
痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。
④エクササイズ
必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。
⑤プランニング
①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。
なぜ早めの対処が大切か

膝に水が溜まるのを放置すると、以下のような問題が起こる可能性があります。
・関節の可動域制限が進み、日常動作(歩行・階段の昇降・座ったり立ったり)が困難に。
・痛みの慢性化→夜間痛・安静時痛の出現
・軟骨・半月板などの損傷が進む→変形が進行する
・全体的な歩行機能低下・生活の質の低下
ですので、症状を感じたら早めに整骨院で相談、必要なら整形外科と連携することが望ましいです。
最後に
「膝に水が溜まる」症状は、ただの腫れ・むくみではなく、膝関節の内部で何らかの異常・炎症が起きているサインです。器質的な疾患(変形性膝関節症、半月板・靭帯損傷・関節リウマチ・痛風など)が背景にあることも多く、正しい診断・適切な対処が必要です。
千歳市の青葉鍼灸整骨院では、痛みや腫れの緩和だけでなく、原因にアプローチし、再発を防ぐためのケアを提供しています。気になる症状や困っている事などありましたら、お気軽にご相談ください。


無理な体勢で腰痛 千歳青葉鍼灸整骨院

「無理な体勢で腰が痛い」あなたへーー整骨院からのヒント
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
工場や現場で働く皆さんは、立ちっぱなし、重いものを運ぶ、機械の振動にさらされる、繰り返し作業をするなど、腰に負担のかかる状況が沢山あります。「無理な体勢で腰が痛い」と感じること、ありますよね。今回は、その痛みの原因、ケア方法、そして整骨院でできる事をできるだけ実用的にお伝えします。
「無理な体勢で腰が痛い」とはどういうことか
まず、「無理な体勢で腰が痛い」というのは具体的にどんな状況を指すかを整理します。工場勤務や振動の多い仕事の中で、以下のような体勢・シーンが該当することが多いです。
・重い部品を持ち上げたり移動させる時に腰を曲げたりひねったりする
・長時間中腰・前かがみの姿勢を保つ/しゃがんだり立ったりを繰り返す
・機械振動を受けながら作業する(例えば、振動工具・ライン設備などに触れていたり乗っていたりする)
・固い地面の上やクッション性のない床で立ち続ける、あるいは動きが制限された場所で体を伸ばせない姿勢を続ける
・こういう状況で「無理な体勢で腰が痛い」と感じるなら、その痛みは”体の警告”です。放置すると慢性腰痛・動きの制限・効率の低下などのトラブルに発展しやすくなります。
工場勤務・振動を伴う仕事に関する統計データ

以下は、工場勤務や振動・無理な姿勢と腰痛との関係を裏付ける統計や研究です。
1.製造業工場勤務者の腰痛原因と就労影響
製造業を中心に働く1,922名を対象とした調査で、482名が「工場勤務が原因で腰痛」を経験し、57.9%の人が「就労したが痛みによって仕事が大変だった」と回答。無理な姿勢や繰り返しの動作が原因になっていることが示されています。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000466.000002354.html)
2.全身振動と腰痛の関係
WBVにさらされる作業者を対象とした研究で、作業中の振動曝露の程度が高いと、低背部痛(腰痛)の発生率が25%~66%という幅で報告されています。振動+重い荷物の持ち運び・無理な姿勢を同時に行うことがリスクを高めるという結果もあります。(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39800428/)
3.職業状態と自覚的腰痛の有病率(日本)
日本における職業状態別の腰痛調査。一般人口の中で、「腰に違和感・痛み」を訴える割合が男女とも高く、重労働・立ち仕事・非正規雇用・製造業などで特に高い傾向があります。職業的リスク要因として、長時間同一姿勢・重いものを扱う作業・無理な姿勢が挙げられています。(https://environhealthprevmed.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12199-021-01031-2)
これらの統計から、工場勤務・振動作業・無理な姿勢が腰痛の重要な原因であることが明らかです。
なぜ「無理な体勢で腰が痛い」ことが多いのか:原因を深める

工場勤務や振動がある環境で、無理な体勢で腰が痛いと感じる理由はいくつが重なります。
1.物理的・機械的負荷の蓄積
重いものを持つ・動かす・繰り返す・ひねるなどの動作が腰椎・椎間関節・椎間板に負荷をかけ、疲労が蓄積します。振動が加わると、その負荷はさらに大きくなります。
2.振動の影響
WBV(全身振動)のような振動を長時間受ける作業は、筋肉・靭帯・椎間板・神経に対して微細な損傷や炎症を起こしやすく、回復が追い付かず痛みが続くことがあります。
3.姿勢の固定・同じ動作の反復
無理な体勢で腰が痛いという人は、多くの場合、作業中に姿勢を変える余裕が少ない・休憩が取れない・繰り返し同じ動きをするなどの環境に置かれています。姿勢が固定され筋肉が同じ部分にストレスを受けることで痛みが出やすくなります。
4.筋肉・靭帯の柔軟性低下と筋力の偏り
腰を支えるためのお尻・太ももの裏・腹筋・背筋などの筋肉が弱かったり、柔軟性が不足していたりすると、無理な体勢を取った時に支えきれず痛みがでます。
5.回復時間不足と疲労の蓄積
作業量・シフト・休憩不足などにより、身体の回復時間が十分でないと、痛みが引かずに慢性化するリスクがあります。
整骨院でのアプローチ:無理な体勢で腰が痛い人に出来る事

「無理な体勢で腰が痛い」という状態を改善していくため、千歳市の青葉鍼灸整骨院で行えるケアを以下にまとめます。
1.まずは症状の確認と評価
どの動作・どの体勢で特に痛みが強くなるかを詳しく聞きます(重いものを持ちあげる時・振動を受ける時・前かがみ・中腰など)。また、可動域・筋力・関節の動き・姿勢などをチェックして、どこが硬いか弱いかを確認します。
2.痛みを抑える初期対応
痛みが強い時期には温熱、電気治療・超音波などで炎症と筋肉の緊張を和らげる施術を行います。無理な体勢で腰が痛いと思う時に無理をしないための休息やポジションの工夫を指導します。
3.ストレッチと可動域の改善
お尻(大殿筋・中殿筋)、太ももの裏(ハムストリングス)、腰部の筋膜・筋肉のストレッチを取り入れ、腰を曲げたり捻ったりしたときの可動域を徐々に広げていきます。
4.筋力強化
本来腰を支えるインナーマッスル(腹横筋・多裂筋)や前かがみ・中腰でも腰を保持するための体幹・脚・お尻の筋肉を鍛えるエクササイズを取り入れます。振動を受ける仕事では、安定性が特に重要です。
5.姿勢・動き方の改善指導
無理な体勢で腰が痛いと感じないよう、作業時の姿勢をできるだけ中立姿勢に近づけるよう指導します。荷物を拾う・持ち上げる・降ろすときの体の使い方、体を捻らず足を使うなどの工夫、振動工具を使う時の姿勢・手の位置・床の状態なども見直します。
6.作業環境の改善アドバイス
可能であれば、作業台の高さ調整・工具や装置の改良(バイブレーション低減器具、防振マット・クッションの使用など)・休憩回数の確保などを職場と相談できるようなアドバイスをします。
7.セルフケアと継続ケア
仕事外でできるストレッチ、軽い運動・ウォーキング、入浴・温める事などで腰まわりの血流を促進します。無理な体勢で腰が痛いと感じる場面に備えて、家・通勤中に出来るケア方法を持っておくと安心です。
8.定期的な評価と調整
痛みの改善具合や動きの改善具合を時折チェックし、必要であれば施術内容やホームケア内容を調整していきます。
青葉鍼灸整骨院での治療の流れ
①カウンセリング
ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。
②アセスメント
身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。
③施術
痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。
④エクササイズ
必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。
⑤プランニング
①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。
「無理な体勢で腰が痛い」を放っておくとどんなリスク?

・痛みが慢性化する→治りにくく・長引く
・筋肉・関節・靭帯の柔軟性低下、筋力低下→腰の支持力が下がる
・可動域が狭くなり動きが制限される→ほかの部位に負担が移り、背中・股関節・膝などにも痛みが出ることがある
・労働効率の低下、作業ミスの増加、疲れやすさの増大
・精神的ストレス・睡眠障害などにつながる可能性
最後に:無理な体勢で腰が痛いあなたへ
「無理な体勢で腰が痛い」という思いを一度は抱えたことがある人は多いはずです。そして、それを抱えながら仕事を続けるのは本当に大変です。でも、諦める必要は全くありません。少しずつ身体の声を聞き、「ここなら動ける」「この姿勢なら痛くない」という体験を重ねていくこと、作業環境の小さな見直し、セルフケアを入れる事、整骨院などの専門家と一緒に進めていくことが、大きな変化に繋がります。
腰が痛くなる前に、防ぐ力をつけておけば、将来的な痛み・負担がずっと楽になります。無理な体勢で腰が痛い状態を少しでも減らし、働き続けられる体を整えていきましょう。気になる症状や困っている事などありましたら、お気軽にご相談ください。


長年の腰痛が辛い 千歳青葉鍼灸整骨院
腰を痛めてから何年も引きずっているあなたへーー整骨院からのメッセージ

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
腰痛が長く続いている方、腰を痛めてから怖くて体を動かせなくなっている方へ、少しでも希望が持てるような内容をお届けしたいと思います。腰痛を抱えて何年も過ごすことは、体にも心にも負担になります。でも「もう治らない」と思わないでください。一緒に少しずつ歩いていきましょう。
「腰を痛めてから怖くて体を動かせない」ってどういうこと?
まず、「腰を痛めてから怖くて体を動かせない人」がどういう状態にあるのか整理します。
・腰痛を起こした(原因がはっきりしていないことも)あと、痛み再発への不安や「また悪くなるかもしれない」という恐怖感が大きくなって、動くことを避けてしまう。
・動かさないことで筋肉が弱くなり、関節の柔軟性が落ちて、体を動かした時の痛みが余計に強く出る悪循環。
・腰を痛めてから怖くて体を動かせない状態が長く続くと、筋力・柔軟性・姿勢維持能力だけでなく、気分・メンタル面にも影響が出てくる。
こういう状態は「慢性腰痛(chronic low back pain)」の一因になることがあります。腰を痛めてから怖くて体を動かせない気持ちを少しでも軽くすることが、回復の第一歩です。
なぜ「何年も腰痛を引きずる」のか?原因を見てみよう
腰を痛めてから何年も腰痛が続く原因には、いくつか共通のパターンがあります。
1.恐怖‐回避傾向(fear-avoidance behavior)
痛みを恐れて体を動かさない、重いものを持たない、前屈・捻る動作を避けるなど。これが筋肉の衰え・関節の硬さを引き起こし、「動かしたら痛くなるかも」という恐怖が強まる。腰を痛めてから怖くて体を動かせないことが、このパターンにあてはまることが多いです。
2.運動不足・筋力低下
腰やお尻・太ももの裏など、腰を支える筋肉が弱くなると腰にかかる負担が大きくなります。長期間動かさないと筋肉が硬くなることも痛みを引きずる原因になります。
3.関節・椎間板の変化・組織の変性
長い年月で、関節の動きが悪くなったり椎間板が弱くなる変化が起きたり、軟部組織(靭帯・筋膜など)の柔軟性が低下したりします。こういう組織変化は完全には元に戻らないこともありますが、上手くケアすることで症状をかなり軽くできます。
4.心理的要因・ストレス・不安
腰の痛みが治りにくいと感じると「また痛くなるかも」「どこまで回復するのか不安だ」という思いが強くなります。これが痛みを感じる感覚そのものを敏感にし、疲れやすさや眠りの質の低下を招くこともあります。
5.生活習慣・姿勢・動作のクセ
長時間の同じ姿勢、座り方・立ち方の乱れ、重い荷物・無理な動作などの癖が、腰を痛めた後に改善されず残っていると、痛みが再発しやすくなります。
統計でみる「長年腰痛を引きずる人」や慢性腰痛の実態

以下、腰痛(特に慢性腰痛や継続的腰痛)に関する信頼できる統計情報です。「腰を痛めてから怖くて体を動かせない」人にも関係が深い内容です。
1.世界規模の腰痛有病率
2020年のデータで、世界中で約6億1,900万人もの人が慢性ではないものも含めた腰痛(low back pain,LBP)を経験。高齢化と人口増加により、2050年にはこの数がさらに増加し、約8億4,300万人に達する見込み。(世界保健機関)
2.慢性腰痛(chronic low back pain)の有病率
慢性腰痛の有病率は、20~59歳の成人でおおよそ4.2%~19.6%とするレビューがあります。年齢が上がるほど割合が高くなる傾向。(PMC)
3.恐怖‐回避信念(Fear-Avoidance Beliefs)と回復の関係
痛みを恐れて日常動作を避ける傾向が強い人は、回復が遅かったり、痛みが慢性化しやすいことを示す研究があります。FABs(Fear-Avoidance Beliefs)は、慢性腰痛の重症度や障害度と関連しているという報告。(サイエンスダイレクト)
整骨院でできることーー長く引きずる腰痛へのアプローチ

「腰を痛めてから怖くて体を動かせない」状態から、一歩踏み出せるよう、整骨院でのサポート内容を紹介します。
1.丁寧な問診と心理的状態の把握
痛みがいつから始まったか、どの動作で特に怖いのか、どんな動きを避けているかなどを聞くことが大切です。身体の問題だけでなく、「腰を痛めてから怖くて体を動かすと余計悪くなるかも」という考えがどれほど強いかを確認します。
2.痛みの程度に応じた段階的な動きの導入
痛みが強い時はまず「動かないことを止める」レベルから。たとえばベッド上や床でできる軽い動き(膝を立てて寝る、骨盤を少し前後に動かす等)。その後、座る・立つなどの簡単な動作をゆっくり・安全に取り入れていきます。
3.ストレッチと筋力強化
特に腰を支えるインナーマッスル(腹横筋・多裂筋など)、お尻・太もも裏・股関節周りの筋肉を強化・柔軟にすることで、腰の負担を軽くします。たとえば、体幹の安定性を高める運動、股関節のストレッチなど。
4.関節の可動域改善
腰椎や周辺の関節を整えることで、動きの制限を減らし正しい姿勢を取りやすくします。動かしても痛くない範囲の動きを繰り返していくことが鍵です。
5.動作指導・日常生活の工夫
椅子からの立ち上がり、物を持ち上げる時の姿勢、長時間の座り方・立ち方、仕事や家事での体の使い方などを見直します。腰を痛めそうで怖い場面(例えば重い荷物を持つ作業)ではどう動いたらリスクを減らせるか、サポートします。
6.心理的ケア
痛みに対する不安・恐怖を減らすためのアプローチ。例えば痛みに関する誤解を解く説明(「動かしても安全な範囲がある」ことを知ってもらう)、マインドフルネスやリラクゼーション、呼吸法なども併用できることがあります。
7.小さな成功体験を重ねる
「腰を痛めてから怖くて体を動かせない人」は、少し動くことが怖いという気持ちを持っていることが多いので、小さな動きでも「これならできた」という体験を重ねてもらいます。徐々に動ける範囲を広げることで、「動くのが怖い」感覚が薄れてきます。
8.継続と再発予防
痛みがなくなった後も、予防のためのストレッチ・筋トレ・姿勢ケアを続けること。慢性腰痛を引きずらないためには、「痛くないとき」にどう動くか・どう過ごすかが非常に重要です。
青葉鍼灸整骨院での治療の流れ
①カウンセリング
ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。
②アセスメント
身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。
③施術
痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。
④エクササイズ
必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。
⑤プランニング
①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。
「腰を痛めてから怖くて体を動かせない」あなたへのメッセージ

何年も腰痛を引きずっていると、「もうこれが自分の体の普通」「どうせ動かしても痛くなる」など、諦めの気持ちが出てくることもあるかもしれません。それは自然な感情ですが、そのままにしておくと体も心も固まってしまいます。
「腰を痛めてから怖くて体を動かせない」時期があったとしても、それを変えることは可能です。少しずつ動かしてみる、小さな動作から始める、整骨院など専門家のサポートを受けて、怖さを減らしていく。動かせる範囲が広がると、痛みの感覚も変わってきます。「動いたらまた痛くなるかも」という思いを少しずつ手放していけるように、一歩一歩進んでいきましょう。
回復の目安と期待できる変化
長年腰痛を引きずっている方でも、次のような変化が期待できます。
・日常生活の動き(歩く・立ち上がる・寝返るなど)での痛み・違和感の軽減
・可動域が広がる、関節の硬さが取れる感じがする
・筋力が戻ることで腰への負担が減り、腰痛の発生頻度が減る
・恐怖心・不安感が減り、「動くこと=痛みを悪化させる」という思い込みが薄れる
・気分・睡眠・生活の質が改善する
もちろん個人差はあります。改善には時間がかかることもありますが、諦める必要はありません。気になる症状や困っている事などありましたら、お気軽にご相談ください。


交通事故での腰痛 千歳青葉鍼灸整骨院

交通事故での腰痛に悩むあなたへーー整骨院からのメッセージ
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、「交通事故での腰痛」に苦しむ方へ、原因・症状・対策・整骨院での治療の流れをわかりやすくご案内します。事故後の腰の痛みは、放置すると慢性化しやすいため、早めのケアが大切です。
まずは知っておきたい:交通事故での腰痛とは何か
交通事故での腰痛とは、自動車やバイク、自転車などの事故の衝撃によって、腰まわりの筋肉・靭帯・椎間板・関節などがダメージを受け、痛みや違和感・動きの制限などが発生する状態をいいます。
事故の直後は痛みが軽くても、事故での腰痛は時間経過とともに悪化したり、腰の動きが制限されたりすることがあります。だからこそ「痛みを我慢せず、まずは状態を確認する」ことが重要です。
統計データから見る、交通事故と腰痛の関係

事故での腰痛がどれくらい起きているかを示すデータをいくつかご紹介します。
1.Motor Vehicle Collosion と将来の腰痛リスク
交通事故(Motor Vehicle Collosion、MVC)への被ばくは、その後の腰痛(low back pain,LBP)のリスクをおよそ2.7倍に高めるという研究があります。(サイエンスダイレクト)
また、事故後1年以内に31%の人が持続する腰痛を経験するという報告があります。(ResearchGate)
2.車両衝突と腰痛の発生率
ある研究では、追突事故などの衝撃を受けた後、低背部(腰部)の痛みを訴える人の割合が40~60%にのぼる、というデータがあります。事故での腰痛としては、被害直後だけでなく、時間が経ってから痛みや不快感が出てくるケースも多いことが分かります。(chiro-trust.org)
3.慢性的な痛みに移行する可能性
軽度の腰痛(過去にある年に経験したもの)があった人が事故後慢性化する確率についての研究では、事故被害の後、継続的な腰痛を抱える人が少なくないという結果が出ています。(ResearchGate)
これらの統計を見ると、「事故での腰痛」は決して珍しいことではなく、多くの方が直面しうる問題です。
事故での腰痛が起きる原因

交通事故後に腰痛が発生する原因は一つではなく、複数が絡むことが多いです。以下、主なものを挙げます。
1.衝撃による軟部組織の損傷
筋肉や靭帯、筋膜、椎間板周辺の組織が事故の衝撃で損傷を受け、炎症が起き、痛みを引き起こします。
2.椎間関節・椎間板のストレス
事故の際、腰椎(腰の骨)の関節が不自然に動いたり、椎間板に過度な圧力がかかることがあります。これが痛みの原因となることも。
3.姿勢の乱れ/骨格の歪み
事故後、無意識に体をかばう動きが出ると、腰だけでなく骨盤や股関節、背骨全体にゆがみが生じます。これが持続すると、事故での腰痛を慢性的なものにする原因になります。
4.神経への影響
衝撃により神経が引き伸ばされたり、炎症や浮腫により圧迫されることがあります。神経痛(脚へのしびれなど)が出ると、痛みの感じ方が強く・長引きやすいです。
5.過去の腰痛・既往歴の影響
事故前に腰痛を経験していた人は、再発や持続する腰痛になるリスクが高いです。
6.心理的・生活環境的要因
痛みへの不安、睡眠不足、ストレス、長時間同じ姿勢なども治りを遅くする要因になります。
事故での腰痛の症状・チェックポイント
事故での腰痛を疑う時、あるいは感じている時に、次のような症状があれば注意しましょう。
・事故直後は何ともなかったが、数時間~翌朝から腰が痛くなった
・座る・立つ・歩く時に腰に違和感や痛みがある
・前屈・後屈・ひねり動作で痛みが出る、または可動域が狭い
・腰だけでなくお尻・太ももの後ろ・脚にかけてしびれ・うずきがある
・長時間同じ姿勢でいると痛みが強くなる
・寝起きや朝の始動で腰が硬く感じる/動き始めに痛みがある
・痛みが徐々に強くなってきて、生活に支障がでてきている
これらのサインがあるなら、「事故での腰痛」が一過性ではなくなっている可能性があります。
千歳市の青葉鍼灸整骨院でどんな治療ができるか

事故での腰痛に対して、千歳市の青葉鍼灸整骨院では次のようなアプローチを取ります。
1.問診と動作チェック
事故の状況(どこに衝撃があったか、どの向きかなど)、いつから痛みが出たか、どの動作で痛みが強いかなどを詳しくお聞きします。動きの制限や左右差も確認。
2.痛みの初期対応
炎症を抑えるための安静、電気治療や低周波などを用いることがあります。痛みが強い時期は無理に動かさないことが大切です。
3.柔軟性の回復・筋肉の調整
筋肉・靭帯・筋膜をゆるめる手技、ストレッチを行い、腰回り・お尻・太もも・背中の筋肉のバランスを整えていきます。
4.関節モビリゼーション
腰椎や骨盤、背骨の関節の動きを改善するために、エクササイズを行うことがあります。こうすることで、余計な負担をかけず、分散するような身体のアライメントを取り戻します。
5.可動域改善・動作指導
前屈・後屈・回旋などの動きで制限がある部分を改善するエクササイズを行います。また、立ち方・座り方・歩き方など動作のクセを正すことも重要です。
6.セルフケア・再発予防
事故での腰痛を繰り返さない為に、自宅でできるストレッチ/エクササイズの指導。腰やお尻・太ももの筋肉を支える体幹の強化。姿勢・椅子環境の改善。睡眠・栄養・ストレス管理も。
治療期間・見通し
事故での腰痛の回復には、個人差がありますが一般的な目安があります。
・軽症(筋肉・筋膜の疲労や捻挫レベル):1~3か月程度で改善するケースが多い。初期対応と整骨院でのケアが早いほどこの期間が短くなる。
・中等症・関節や椎間板への影響あり:3~6カ月、さらには数カ月から1年かけて改善・回復を図ることがある。
・症状が慢性化しているケースや神経症状が強い場合:より長期の治療・リハビリが必要になることも。
また、事故での腰痛は「痛みが消えた」と感じても、筋力・柔軟性・動作パターンに問題が残っていると再発しやすいため、日常ケア・メンテナンスが非常に重要です。
注意すべきサイン:早めに整骨院か医療機関へ
事故での腰痛で、以下のような症状があれば、整骨院だけでなく整形外科など医療機関での診察も含めて早めに対処することをお勧めします。
・脚に強い痺れ・感覚異常がある
・排尿・排便に異常がある(感覚がない・出ないなど)
・発熱や体重減少など、炎症・感染の疑いがある症状が加わっている
・痛みが夜間に強く、休んでも楽にならない
・腰の骨折の可能性、骨への損傷の可能性が考えられるような強い衝撃を受けた場合
最後に:事故での腰痛をあきらめないで
交通事故での腰痛は、事故後すぐに症状が出るものもあれば、時間が経ってから出てくるものもあります。「事故での腰痛」を軽く考えて放っておくと、慢性化したり生活の質が下がったりすることがあります。千歳市の青葉鍼灸整骨院ではあなたの痛み・動き・生活習慣を丁寧に見取り、それに合ったケアを提供できます。気になる症状や困っている事などありましたら、お気軽にご相談ください。


骨盤が痛い方へ 千歳市の青葉鍼灸整骨院

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
骨盤が痛い、、、そんなあなたへーー整骨院からのお話
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。今回は、”骨盤が痛い”と感じる方々に向けて、股関節・腰痛・骨盤の痛みをテーマに、原因や対策、整骨院で出来ることを、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。
骨盤が痛いってどういうこと?

まず、「骨盤が痛い」というのは非常に広い意味を持つ表現です。例えば、
・骨盤そのもの(骨と関節・靭帯・筋肉)の痛み
・股関節や骨盤から腰へとつながる痛み・違和感
・骨盤の歪みや姿勢の崩れに伴う痛み
など、感じ方や原因は人によって異なります。「骨盤が痛い」と感じる時に、自分で見落としがちなポイントを整理していきましょう。
骨盤が痛い原因、よくあるもの
「骨盤が痛い」原因には、以下のようなものがあります。
1.筋肉・筋膜の張り/こわばり
骨盤周りの筋肉(腰・おしり・股関節周辺)は使い過ぎたり、長時間同じ姿勢を続けたりして張ります。
2.関節・靭帯の負担
骨盤には仙腸関節(仙骨と腸骨をつなぐ関節)や恥骨結合など、関節や靭帯で支える部分があります。これらが炎症を起こしたり、動きが悪くなったりすると痛みの原因に。
3.股関節の問題
股関節は骨盤と大腿骨をつなぎ、歩行・立ち座りなどで大きな力がかかる関節です。関節の変形や臼蓋形成不全(股関節が浅いなど)、関節内の摩耗などがあると、骨盤が痛いと感じることもあります。
4.腰部・椎間板の問題
腰椎(腰の骨)や椎間板、神経の圧迫などが原因で「腰痛」が生じ、それが骨盤周りに波及して「骨盤が痛い」と感じることも多いです。
5.姿勢・使い方のクセ
座り方、立ち方、歩き方のクセ。片側に重心をかける、長時間脚を組む、同じ側でバッグを持つなどで、骨盤がゆがんで痛みが出ることが少なくありません。
6.その他の要因
加齢による関節の変性、運動不足、肥満、妊娠・出産後の骨盤の変化、ストレス・冷えなども関係します。
骨盤が痛い時、股関節や腰痛との関係

「骨盤が痛い」はしばしば股関節や腰痛と深くかかわっています。
・股関節が上手く動かないと、その補正の為に骨盤や腰に余計な負担がかかります。たとえば、歩く時に片側の股関節が硬いと、骨盤の動きが制限され、反対側の腰や骨盤の関節・筋肉が張ったり痛んだりすることがあります。
・また、腰痛(腰椎椎間板の変性、腰椎間関節症、神経根症など)は骨盤の位置・動きの悪さと関連することが多く、腰痛があると「骨盤が痛い」と感じるケースも。
つまり、骨盤、股関節、腰は互いに影響しあうユニットとして考えると理解しやすいです。
どれくらいの人が同じような悩みを持っているのか:統計からみる実態

いくつか、調べてみた統計をご紹介します。骨盤が痛いという表現そのものの統計は少ないですが、股関節痛・腰痛・骨盤・骨の関節の問題と関連する数字があります。
1.腰痛(Low Back Pain)
2020年、世界で約6億1,900万人が腰痛を経験。加齢や人口増加により今後も増える見込み。(世界保健機関)
2.股関節の変形性関節症(hip osteoarthritis)
日本での放射線的股関節OA(変形性関節症)の有病率は男女ともに約15~18%前後。重篤なものはさらに少ないが存在。(oarsijournal.com)
3.慢性骨盤痛(Chronic Pelvic Pain)
出産年齢の女性の中で、6カ月以上続く骨盤痛を訴える人が「7人に1人(=約14%)」という推計がある。(Medscape)
これらの数字から、「骨盤が痛い」という症状は決して珍しいものではなく、多くの人が股関節・腰・骨盤に何らかの不調を持っていることが分かります。
千歳市の青葉鍼灸整骨院でできること・対策

では、「骨盤が痛い」と感じた時、千歳市の青葉鍼灸整骨院でどんなことができるのか、またご自身でできるセルフケアも含めてお話しします。
整骨院でのアプローチ
1.問診と動きのチェック
いつから、どのような時に「骨盤が痛い」のか、どの姿勢や動作で痛みが強くなるかを丁寧に聞きます。また、股関節・腰・骨盤の動き(前屈・後屈・回旋など)をみて、どこに制限や痛みが出るかを確認します。
2.筋肉・筋膜へのアプローチ
指圧やストレッチ、筋膜リリース、トリガーポイント療法などで、骨盤周り(腰・お尻・股関節)の筋肉の張りをとります。
3.姿勢指導・生活動作の改善
座り方・立ち方・歩き方など、普段の姿勢を見直します。骨盤をゆるめたりゆがめたりするクセを減らすことが、再発防止につながります。
4.エクササイズ指導
骨盤底筋群を含むインナーマッスル、股関節周りのストレッチ・強化運動を取り入れます。「骨盤が痛い」を和らげるための体操を日常に。
5.痛み管理/炎症対応
痛みが強い時は、アイシングや温熱療法、電療(低周波など)で炎症を抑えることがあります。
青葉鍼灸整骨院での治療の流れ
①カウンセリング
ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。
②アセスメント
身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。
③施術
痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。
④エクササイズ
必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。
⑤プランニング
①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。
自分でできるケア

整骨院に来る前・後でも、自分で出来ることを少しずつ取り入れてみるといいですよね。
・長時間同じ姿勢を避ける(30分~1時間ごとに立ち上がる・歩く)
・椅子の高さ・クッション・姿勢を整える
・軽いストレッチ:おしり・股関節前面・腰の後面などを伸ばす
・お風呂などで温めて筋肉を緩める
・適度な運動(ウォーキング、スイミングなど)で股関節・腰・骨盤周りの筋肉を使う
・腰や股関節に負担をかける重いものを持たない、持つときは正しい姿勢で
「骨盤が痛い」の対処のヒント・見極め
どのような「骨盤が痛い」なら早めに対策をした方が良いか、そして整骨院に相談すべきサインを挙げます。
・痛みが歩く・立つ・座るなどの日常動作で強くなる場合
・朝起きたときや休んだ後に動き始めで痛みがある
・痛みが左右どちらかに強く出る、または歩き方に左右差を感じる
・痺れ・冷感などの神経症状が伴う場合
・仰向けで寝て股関節が硬くて開きにくい、または動かすと痛い場合
・痛みの期間が長く、改善が見られない(例えば数週間以上)
こういった場合は「骨盤が痛い」だけで済ませず、専門の所で診てもらう方が安心です。
日常生活で心掛けたい事
少しずつでも、以下を取り入れて「骨盤が痛い」を軽くするような生活習慣にしていきましょう。
・正しい姿勢をたまに意識する(腰が丸まらず、骨盤を立てる意識)
・適度に動く(ストレッチ・体操・ウォーキングなど)
・重い荷物は身体に近づけて持ち、腰・股関節に負担をかけない
・靴・座席環境を整える(クッション・椅子の高さ・床の硬さなど)
・お風呂で温めたり、軽くマッサージして筋肉を緩める
・栄養・睡眠を整えて、身体の回復力を高める
最後に:大切な事・お伝えしたい事
「骨盤が痛い」と感じた時、一人で我慢するのは辛いことも多いです。でも、早めに原因を探し、きちんと対処していけば改善することが十分に可能です。痛みを感じてから時間を放置すると、「痛みの記憶」が残ってしまったり、筋肉・関節の悪い癖が定着することもあります。
千歳市の青葉鍼灸整骨院は、その痛みを軽くするお手伝いができます。あなたが「骨盤が痛い」と感じるなら、お話を聞かせてほしいです。一緒に無理なく、痛みを減らして、快適な身体を取り戻しましょう。


坐骨神経痛で辛い 千歳青葉鍼灸整骨院

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
坐骨神経痛で悩むあなたへ~原因・症状・整骨院で出来ることとセルフケア~
はじめに:その痛み、坐骨神経痛かもしれません
「お尻から足にかけて電気が走るように痛い」「長く座っていると脚がしびれて感覚が鈍くなる」「立ち上がる時や歩き出す時に鋭い痛みが出る」
そんな経験をしたことはありませんか?
これらは坐骨神経痛の代表的な症状です。坐骨神経痛は単なる「腰痛の一種」ではなく、腰から足にかけて走る大きな神経が圧迫や炎症を受けている状態を指します。放置すると、歩行障害や日常生活に深刻な影響を及ぼすこともあるため、早めの対策がとても大切です。
今回の記事では、坐骨神経痛の病態・症状・原因・統計データをわかりやすく解説し、千歳市の青葉鍼灸整骨院でできる治療や日常生活でのセルフケアについてご紹介します。
坐骨神経痛とは何か

坐骨神経は、腰からお尻、太ももの裏、ふくらはぎ、足先にかけて伸びる人体最大の末梢神経です。この神経が圧迫や刺激を受けると、その支配領域に痛みや痺れが現れます。
医学的に「坐骨神経痛」という病名は存在せず、「症状名」として用いられることが多いのも特徴です。つまり、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などの結果として坐骨神経痛が生じているのです。
坐骨神経痛の病態
坐骨神経痛は、次のような仕組みで起こります。
1.神経の圧迫
椎間板ヘルニアや骨の変形により、腰椎から出る神経根が物理的に圧迫される。
2.炎症反応
圧迫や摩擦によって炎症が生じ、痛み物質が放出され、神経が過敏になる。
3.血流障害
筋肉の緊張や姿勢不良で血流が滞り、神経や筋肉が酸素不足に。痛みが悪化する。
4.機能障害
痛みを避けるために動かなくなると、筋力低下や関節の硬さが進み、さらに神経への負担が増える。
この悪循環が続くと、症状が慢性化しやすくなります。
坐骨神経痛の主な症状

・腰からお尻、太もも裏、ふくらはぎ、足先にかけての鋭い痛み
・ビリビリとしたしびれ、感覚の鈍さ、灼熱感や冷感
・長時間座ると悪化する痛み、歩行中に強まるしびれ
・重症例では足の力が入らない、歩行困難、排尿・排便障害
特に下肢の痺れや麻痺、排尿障害は重症化のサインです。自己判断せず、早急に医療機関を受診することが必要です。
坐骨神経痛の原因
坐骨神経痛の背景には複数の要因があり、代表的なものは以下の通りです。
・腰椎椎間板ヘルニア:椎間板が飛び出し、神経を圧迫する。若年~中年層に多い。
・腰部脊柱管狭窄症:加齢により脊柱管が狭くなり、神経が圧迫される。中高年に多く、間欠性跛行を伴う。
・梨状筋症候群:お尻の深部にある梨状筋が硬くなり、坐骨神経を絞扼する。長時間の座位や運動で悪化。
・生活習慣や姿勢:長時間のデスクワーク、運動不足、筋力低下、姿勢の悪さが症状を助長する。
・全身疾患:糖尿病やがんなども坐骨神経障害の原因になりうる。
坐骨神経痛に関する統計データ

信頼できる調査から、坐骨神経痛がいかに多くの人を悩ませているかがわかります。
1.年間発生率
坐骨神経痛の年間発生率は3~14%と推定されています。(日本整形外科学会)
2.経験率・有症率
成人の約38%が生涯で経験し、18~19%が現在症状を有すると報告されています。(今日の臨床サポート)
3.腰痛有訴者率(坐骨神経痛含む)
2022年の国民生活基礎調査では、腰痛の有訴者率は人口千体102.1と報告されており、日本人の自覚症状で最も多い項目です。(日本腰痛学会 全国調査報告)
千歳市の青葉鍼灸整骨院でできること

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、坐骨神経痛を引き起こす「筋肉・関節・姿勢」にアプローチし、神経への負担を和らげます。
・手技療法(筋膜リリース・指圧):臀部やもも裏の硬さをゆるめ、神経圧迫を軽減。
・物理療法(電気・温熱・超音波):血流改善や炎症抑制を目的に使用。
・ストレッチ・運動指導:臀部・ハムストリングス・腰部の柔軟性を高め、再発を防ぐ。
・セルフケアのアドバイス:家庭でできるストレッチや生活習慣改善を提案。
青葉鍼灸整骨院での治療の流れ
①カウンセリング
ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。
②アセスメント
身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。
③施術
痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。
④エクササイズ
必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。
⑤プランニング
①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。
自宅でできるセルフケア
1.姿勢改善
背もたれに深く座り、骨盤を立てる。長時間同じ姿勢を避ける。
2.ストレッチ
もも裏・お尻のストレッチを習慣に。無理のない範囲で行う。
3.軽い運動
ウォーキングや軽い体幹トレーニングで筋肉を強化。
4.体重管理
腰への負担を減らすため、適正体重を意識する。
5.温冷法
急性期は冷却、慢性期は温めて血流改善。
病院を受診すべきサイン

整骨院での施術が効果的なケースも多いですが、以下の症状がある場合は整形外科での検査が必要です。
・足の筋力低下や歩行障害
・排尿・排便障害
・激しい痛みが続き眠れない
・発熱や原因不明の体重減少を伴う
まとめ
坐骨神経痛は、腰から足にかけての痛みやしびれを引き起こすつらい症状です。
・原因は椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などさまざま。
・発症率は高く、多くの人が一度は経験します。
・整骨院では筋肉・姿勢へのアプローチやセルフケア指導が可能。
・自宅では姿勢改善やストレッチ、軽い運動が効果的。
・重症化のサインがあれば早めに病院へ。
「痛みを我慢する」ことが一番のリスクです。つらい坐骨神経痛に悩んでいる方は、是非一度ご相談ください。千歳市の青葉鍼灸整骨院での施術と日常の工夫で、快適な生活を取り戻していきましょう。

