整骨院と整体の違い 千歳青葉鍼灸整骨院

整骨院と整体の違いとは?千歳市の青葉鍼灸整骨院がわかりやすく解説します
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
「肩こりや腰痛でどこに行けばいいの?」「整骨院と整体ってどう違うの?」
そんな疑問を持つ方はとても多いです。
どちらも“体の痛みや不調を改善する場所”という印象がありますが、実は資格・施術内容・保険の適用などに明確な違いがあります。
今回は、千歳市の青葉鍼灸整骨院が「整骨院と整体の違い」について、わかりやすくご説明します。
■ 整骨院とは?国家資格を持つ「柔道整復師」が施術します

整骨院(せいこついん)は、「柔道整復師(じゅうどうせいふくし)」という国家資格を持つ先生が施術を行う施設です。
柔道整復師は、厚生労働省が認める専門学校や大学で3年以上学び、国家試験に合格した人だけが名乗ることができます。
整骨院では、主に次のようなケガや痛みに対応しています。
- スポーツや日常生活でのケガ(捻挫・打撲・挫傷・肉離れなど)
- 交通事故によるむち打ち症
- 転倒などでの関節や筋肉の痛み
- 骨折や脱臼の応急処置 など
こうした**原因がはっきりしている「急性のケガ」**に対して、健康保険を使って治療を受けることができます。
また、整骨院では「骨格のズレ」「筋肉の緊張」「関節の動きの悪さ」などを整えることで、自然治癒力を高め、痛みを根本から改善していくことを目指します。
■ 整体とは?資格がなくても開業できるリラクゼーション的な施術

一方、整体(せいたい)は、国家資格を必要としない民間療法のひとつです。
整体師という資格は民間資格であり、施術者によって学んでいる内容や技術、施術方針が異なります。
整体院では次のような施術が多く行われています。
- 骨盤矯正・姿勢矯正
- 全身のもみほぐし
- 筋肉のリラクゼーション
- ストレッチやバランス調整
整体の目的は「体の歪みを整え、筋肉のバランスを改善し、リラックスを促すこと」です。
慢性的な肩こり・腰痛・疲労などに対して、筋肉を緩めたり、体のバランスを整えたりすることで、不調を軽減します。
ただし、整体では健康保険は使えません。
また、ケガの治療(骨折・脱臼・打撲など)は法律上行うことができません。
■ 整骨院と整体の大きな違いをまとめると
| 比較項目 | 整骨院 | 整体 |
|---|---|---|
| 資格 | 国家資格(柔道整復師) | 民間資格または無資格でも可 |
| 保険適用 | 急性のケガなどで健康保険が使える | すべて自費(保険適用なし) |
| 主な施術対象 | 捻挫・打撲・骨折・交通事故など | 肩こり・腰痛・姿勢改善・疲労など |
| 目的 | ケガの治療・痛みの根本改善 | 体のバランス調整・リラクゼーション |
| 施術内容 | 手技療法・電気治療・固定処置など | もみほぐし・矯正・ストレッチなど |
つまり、整骨院は「治療」目的、整体は「癒し・調整」目的という違いがあります。
■ 青葉鍼灸整骨院の特徴:スポーツ外傷・交通事故治療にも対応
千歳市の青葉鍼灸整骨院では、国家資格を持つ柔道整復師が在籍し、痛みの原因をしっかりと見極めたうえで施術を行っています。
特に、当院は以下の分野に力を入れています。
◎ スポーツ外傷・スポーツ障害の施術
学生や社会人の方のスポーツ中のケガ(捻挫・肉離れ・打撲など)に対して、早期回復と再発防止を目指した施術を行っています。
競技復帰を急ぐ選手の方にも、リハビリやテーピング指導などを丁寧にサポートしています。
◎ 交通事故治療
むち打ち症や首・腰の痛みなど、交通事故による症状にも対応しています。
自賠責保険が適用されるため、窓口負担0円で施術を受けることが可能です。
事故後の痛みは時間が経ってから出ることもありますので、早めの受診をおすすめします。
■ 整骨院と整体、どちらに行けばいいの?
痛みや不調の原因によって、どちらに行くのがよいかが変わります。
▼ 整骨院がおすすめのケース
- ケガの痛み(捻挫・打撲・肉離れなど)がある
- 交通事故によるむち打ち症
- スポーツ中に痛めた
- 健康保険を使って治療したい
▼ 整体がおすすめのケース
- 慢性的な肩こりや腰のハリをほぐしたい
- 姿勢や骨盤の歪みを整えたい
- リラックス・リフレッシュしたい
■ まとめ
整骨院と整体は似ているようで、目的や資格、保険の取り扱いなどが大きく異なります。
- 整骨院=国家資格者が行う治療施設(保険適用あり)
- 整体=民間療法として体の調整を行う施設(自費のみ)
千歳市の青葉鍼灸整骨院では、国家資格を持つスタッフが一人ひとりの体の状態を丁寧に確認し、痛みの根本改善を目指した施術を行っています。
スポーツ外傷・交通事故治療にも対応しておりますので、体の痛みや不調でお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
■ お問い合わせ・ご予約
青葉鍼灸整骨院
所在地:北海道千歳市北陽(※所在地情報はブログ側で追記)
電話番号:0123-23-7833
【対応内容】スポーツ外傷・交通事故治療・各種保険取扱い・慢性症状


腕相撲で手首痛めた 千歳青葉鍼灸整骨院

腕相撲で手首を痛めたあなたへ
ー整骨院が伝える「手首の痛みを早く正しくケアする方法」ー
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
「腕相撲でグッと力を入れたら、手首が「ピキッ」とした」「それから手首が重だるい、内側がズキズキする、握ると痛い」「手首を返す時や支える時に違和感が残る」ーー
そんな体験をされた方はいませんか?
腕相撲は、一瞬の強い力・手首の回旋・前腕や上腕の筋力・関節の安定性などを総合して使う競技(あるいは遊び)です。そのため、手首に過度な負荷やねじれがかかると、「手首を痛めてしまった」というケースが案外多くあります。
今回は、整骨院の視点から、
・なぜ腕相撲で手首が痛くなってしまうのか?
・その痛みを放っておくとどうなるのか?
・今日からできるセルフケア
・整骨院でのケアで何ができるか?
という流れでご説明します。
なぜ腕相撲で手首が痛くなるのか?

腕相撲では、主に次のような手首・前腕に対する負荷がかかります。
〇手首のねじれ(回内・回外)と急激な負荷
腕を支えている状態から「力を入れて返す」または「抑え込まれる」動作では、手首が捻られたり強く捻じられたりします。このねじれが、手首の関節(手関節)、その中の小さな骨(手根骨)や靭帯、関節包、軟部組織にストレスを与えます。特に手首を少し返した状態(手のひらが少し上を向いた状態)で力を入れた場合、手首の回内・回外・掌屈・背屈が複雑に入り混じり、靭帯・腱が過剰に伸びたり収縮したりして「手首を痛める」原因になります。
〇前腕・上腕・手首の筋力バランス・安定性の乱れ
腕相撲では、手首だけで支えるわけではなく、前腕(回内筋・回外筋・伸筋・屈筋群)、上腕(二頭筋・三頭筋)、肩甲帯・体幹も連動して、安定性を保ちながら力を出します。もし前腕や手首まわりの筋肉が弱かったり、動作で手首がぶれたりしていると、手首に”代償負荷”がかかります。つまり、手首が安定していない状態で大きな力を出すと、手首の靭帯や関節に不必要なストレスが集中します。
〇手首の関節・靭帯・腱・軟部組織への微小損傷・蓄積が痛みを出す
手首には多くの靭帯があり、手根骨をつなぎ、手首を安定させています。手首の捻れ・反復使用・不安定な支えがあると、これらの靭帯・腱・関節包に「少しずつの損傷(微細な損傷)」が蓄積され、ある日”痛み”として出てきます。例えば、急に強い力をかけたり、手首を無理な角度で使ったりした時に「ピキッ」ときて、その後手首が重い・握りにくい・支えにくい、という状態になります。
〇放置すると”手首の違和感が常態化”する恐れ
手首を痛めて「でも動けるから」と放置し、無理に使い続けると、関節のアライメント(骨のずれ)、靭帯の緩み、筋力低下、動作のクセ(手首が常に返っている/支点がずれている)などが固定化されてしまいます。結果として、「手首を決まった方向に捻じると痛い」「握力が出しづらい」「日常的に手首が重だるい・違和感がある」という状態になることがあります。
手首の痛みに関する統計データ・傾向

腕相撲というスポーツ・遊びでの統計は少ないですが、手首・手・前腕のスポーツ関連・日常活動関連の痛みや怪我のデータは参考になります。
1.手・手首のスポーツ傷害は全体の約25%を占める(リンク)
2.手首痛は、スポーツ・身体負荷の高い職業で中期的に24%ほど存在する
Systematic reviewによると、「身体負荷の高い職業・スポーツ選手では、”中期”(1年以内)で手首痛の有病率が24%」とのデータがあります。(リンク)
3.手首・手のスポーツ傷害の学部生アスリートデータ:例えば4,851件の手/手首傷害、うち手首捻挫が14.7%
大学アスリートの調査では、4,851件の手傷害中、「手首捻挫」が14.7%を占めていました。(リンク)
これらのデータからも、手首・手の関節はスポーツ・高負荷動作時に”痛めやすい部位”であることが分かります。腕相撲でも手首に強い力がかかるため、まったく油断できないポイントです。
今日からできるセルフケア3つ
腕相撲で手首を痛めた後、整骨院に行く前でも今日からできるケアがあります。痛みを悪化させず、回復を促すためにぜひ取り入れてみて下さい。
①無理に使わず、休ませる・アイシングする
痛めた直後は、手首に腫れ・熱感・押すと痛む・動かしにくい等の症状があれば、まず以下を実践してください。
・患部を可能な限り安静にする(腕相撲の練習を控える、手首を極端に使う作業を減らす)
・氷や冷却パックで、痛み・炎症の軽減:10~15分程度、1日数回
・手首を少し高くして(枕などで腕を少し上げて)、腫れを軽減
この段階で無理に手首を返したり、力を込めた握りをしたりすると、さらに靭帯・関節の損傷が広がる恐れがあります。
②軽めの可動域チェック&ストレッチ
腫れ・強い痛みが落ち着いてきたら、「手首をゆっくり動かすこと・前腕を軽く使う事」を始めましょう。例えば、
・手首を前に倒す(掌屈)→ゆっくり元に戻す→手首を少し反らす(背屈)→戻す(各5~10回)
※痛みが出ない範囲で、無理はしないでください。
・手首を左右に回す(回内⇔回外)動きをゆっくり。前腕を固定して行う。
・前腕の伸筋・屈筋を軽くストレッチ:机に肘をつき、手の甲をテーブルにつけて手首をゆっくり曲げる/掌をテーブルにつけて手首を反らす。
これらにより、「手首がどの方向で動きにくいか」「どこが詰まっているのか」「痛みが出るかどうか」の感覚を手首自身が思い出し、動きの回復が始まります。
③安定性を高める筋トレ・動作修正
手首の痛みが少し落ち着いたら、「手首を支える筋肉・前腕・肘・肩回り」の筋力・安定性を整えていきましょう。腕相撲で手首を痛めた人には以下がお勧めです。
・前腕回内・回外筋の強化:軽いダンベル(1~2キロ)を手に持ち、肘を机や膝につけて前腕を回す動作を5~10回×2セット。
・手首のグリップ強化:軽い握力器・タオルを巻いたペットボトルを握る/開くをゆっくり5~10回。
・上腕・肩甲帯・体幹を使った安定動作:腕相撲姿勢をイメージして、肘を90度にして壁に手を付け、前傾して「手首がぶれないように支える」練習をしてみましょう。
また、腕相撲の”姿勢・手首の角度・肘の位置”を見直すことで、再び手首を痛めるリスクを下げることができます。手首を真っすぐに保ち、捻れ・過伸展・無理な角度を避ける意識を持つことが大切です。
整骨院でできること

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、手首を痛めてしまった方に対して次のようなケアを行っています。
・詳細な動作・姿勢チェック:腕相撲で痛めた手首でも、「どの角度/どの動き」で痛みが出たか「前腕・肘・肩の動きに偏りがないか」「手首の角度やねじれがどうか」などを丁寧に分析します。
・筋・筋膜・靭帯・関節調整:手首まわりの靭帯・腱の緊張を手技・電療法・超音波・ストレッチで緩め、手根骨・手首関節の動きを改善します。
・前腕・肘・肩甲帯・体幹の連動強化指導:手首だけでなく腕まわり・体幹も含めて「安定した力が出せる状態」を作ります。
・再発予防の動作指導:腕相撲に戻る際の姿勢・手首の角度・肘の位置・体の使い方を具体的にアドバイス。痛みを出さず「また楽しめる腕相撲」へつなげます。
手首を痛めた直後だけでなく、”再び手首を気にせず使える状態”を取り戻すまでサポートいたします。
こんなときは早めの相談をおすすめします
・手首を動かすと「ぽきっ」「がくッ」と音がする・違和感・ぐらつきがある
・握る・返す・支える動作で痛みが強く、手首が安定しない感じがする
・腕相撲や前腕トレーニングを控えても手首の痛みが引かない/翌日も残る
・手首の曲げ伸ばし・回内回外で「痛みが出る方向」が明確で、その方向を避けてしまっている
このような状態は、手首の靭帯・関節内部・腱に損傷がある可能性もあります。痛みを我慢して競技・練習を続けると、慢性化・関節の不安定化・握力低下などにつながるリスクがあります。早めに整骨院でのチェックをおすすめします。
まとめ
腕相撲で手首を痛めてしまうのは、決して珍しい事ではありません。手首にかかる「捻れ」「力」「支えのバランス」という要素が揃いやすいため、手首が”痛む・違和感が残る”という状況をつくってしまうのです。
しかし、手首を「痛みのまま使い続ける」必要はありません。適切な休息・可動域回復・筋力・安定性強化・そして整骨院での専門的なケアを気にせず握る・返せる」「安心して腕相撲に戻れる」体に近づきます。
もし今、
・手首を返す時に痛む
・握る時・支える時に手首がふわつく/ぐらつく感じがする
・主体的に腕相撲ができない・控えている
という場合は、ぜひ一度ご相談ください。手首を痛めたその後から、”また自由に腕を使える日常”をめざして、整骨院でともに整えていきましょう。


整骨院と接骨院 千歳市の青葉鍼灸整骨院

「整骨院」と「接骨院」の違いとは?
〜千歳市の青葉鍼灸整骨院がわかりやすく解説します〜
皆さんは、街を歩いているときに「整骨院」や「接骨院」という看板を見かけたことがあると思います。
ですが、「整骨院と接骨院って何が違うの?」と聞かれると、意外と答えられない方も多いのではないでしょうか。
当院・**青葉鍼灸整骨院(千歳市北陽)**でも、初めて来院される方からよくいただくご質問のひとつです。
今回はその疑問にお答えしながら、当院の特徴である「スポーツ外傷対応」や「交通事故治療」についてもわかりやすくご紹介します。
■ 整骨院と接骨院は、実は“同じ”なんです

まず最初に結論からお伝えすると、「整骨院」と「接骨院」は基本的に同じものです。
どちらも「柔道整復師(じゅうどうせいふくし)」という国家資格を持った専門家が施術を行う施設であり、骨・関節・筋肉・腱などのケガや痛みに対して施術を行います。
本来、法律上の正式名称は「接骨院」または「ほねつぎ」です。
しかし、近年では「整える」という言葉の印象から「整骨院」という名称を用いるところが増え、現在ではどちらの表記も一般的に使われています。
つまり、名称の違いはあくまで表現上のものであり、行っている内容や資格には差はありません。
■ 整骨院・接骨院で対応できるケガや症状

整骨院・接骨院では、以下のような「原因のはっきりしたケガ」に対応しています。
- 捻挫(足首・手首などをひねった)
- 打撲(ぶつけて腫れ・痛みがある)
- 挫傷(筋肉や腱を痛めた、肉離れなど)
- 骨折・脱臼(医師の同意が必要な場合あり)
- スポーツ中のケガ、日常動作での急な痛み
これらは健康保険の適用対象になることが多いです。
一方で、慢性的な肩こり・腰痛・疲労・リラクゼーション目的の施術などは保険が使えず、自費での施術になります。
■ 「整体院」との違いは?
よく混同されやすいのが「整体院」や「カイロプラクティック院」です。
整体院では民間資格や独自の手技で、姿勢矯正・骨盤調整・リラクゼーションなどを行うところが多く、国家資格を必要としません。
そのため、保険は使えないのが一般的です。
一方、整骨院(接骨院)は国家資格である柔道整復師が施術を行い、急性のケガに対して保険が使えることが特徴です。
医療機関(整形外科)との連携もできるため、「ケガを治す」ための施術を行う点が大きな違いです。
■ 青葉鍼灸整骨院の特色①

スポーツ外傷・スポーツ障害への専門対応
千歳市はスポーツが盛んな地域でもあり、当院には部活動やクラブチームで頑張る学生さん、社会人アスリートの方などが多く来院されています。
スポーツ外傷・障害には以下のようなものがあります。
- 足首の捻挫
- 肉離れ
- 膝の痛み(ジャンパー膝・ランナー膝・オスグッドなど)
- 肩の痛み(野球肩・テニス肩)
- 肘の痛み(テニス肘・ゴルフ肘)
- 腰痛(腰椎分離症・筋膜性腰痛)
スポーツのケガは、単に安静にするだけでは回復しにくく、再発予防や身体の使い方の改善が大切です。
当院では、
- 炎症・痛みの軽減を目的とした物理療法
- 筋肉・関節の動きを整える手技療法
- テーピングや固定によるサポート
- 競技復帰を目指したリハビリ・ストレッチ指導
などを組み合わせ、早期回復と再発防止をサポートしています。
ケガをしてしまった直後の応急処置(RICE処置)から、試合復帰後のケアまで、トータルで対応いたします。
■ 青葉鍼灸整骨院の特色②
交通事故によるむち打ち・ケガにも対応
当院では、**交通事故によるケガやむち打ち症(頸椎捻挫)**にも対応しています。
事故直後は大きな痛みを感じなくても、数日後に首や背中、肩、腰などに痛みやしびれが出ることがあります。
そのまま放置してしまうと、長引く不調や後遺症につながることもあります。
当院では、整形外科などの医療機関と連携しながら、柔道整復師の手技療法と物理療法を用いて、痛みの軽減と機能回復を目指します。
自賠責保険が適用される場合は自己負担0円で施術を受けることができます。
また、保険会社との手続きや医療機関との連携についてもサポートいたしますので、事故後の対応に不安がある方も安心してご相談ください。
■ まとめ 〜名称よりも“中身”を見て選びましょう〜
「整骨院」と「接骨院」は名称こそ違いますが、どちらも柔道整復師がケガや痛みに対して国家資格に基づく施術を行う施設です。
大切なのは、その院がどんな症状に対応しているのか、どんな施術方針を持っているのかを知ることです。
千歳市北陽の青葉鍼灸整骨院では、
- スポーツでのケガ(外傷・障害)への専門対応
- 交通事故によるむち打ち・ケガの治療
- 物療・手技を取り入れたトータルケア
を行い、地域の皆さまが「痛みから早く回復し、また元気に動ける体を取り戻す」ことをサポートしています。
「整骨院と接骨院の違いがよくわからなかった」という方も、この記事で少しでもスッキリしていただけたら幸いです。
お体の痛みやケガでお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。
皆さまの健康と笑顔を、青葉鍼灸整骨院は全力でサポートいたします。
千歳市 青葉鍼灸整骨院
〒066-0032 北海道千歳市北陽1丁目4-10
TEL:0123-23-7833
スポーツ外傷・交通事故治療・慢性症状対応
フォーム・LINEでのお問い合わせはこちらからどうぞ。


階段昇降で膝が痛い 千歳青葉鍼灸整骨院

階段昇降が多い日に膝の内側が痛いあなたへ
ー整骨院からみる”膝のサイン”と対処法ー
「今日は階段が多かったからか、膝の内側がズキッとする」「下りの時に特に痛みを感じる」そんな経験はありませんか?
普段は何ともないのに、階段の上り下りが多い日だけ膝が痛くなる。これは、膝関節が「いつも以上に負担を受けていますよ」というサインです。特に膝の内側が痛い方は、筋肉や関節のバランスに少し乱れが生じている可能性があります。
今日は整骨院の視点から、「階段昇降が多い日に膝の内側が痛む原因」と「その対処法」を丁寧にお伝えします。
なぜ階段の上り下りで膝の内側が痛くなるのか

膝関節は太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)がかみあい、さらに膝蓋骨(お皿の骨)が前で支える複雑な構造をしています。
その中でも、膝の「内側」は荷重の中心に近く、体重の約60~70%がかかるともいわれています。つまり、日常動作の中でも内側には常に大きな力が加わっているのです。
階段昇降では、平地を歩く時の約2~3倍の負荷が膝にかかります。特に「下り階段」では、膝が曲がった状態で体重を支えながら衝撃を吸収するため、膝の内側部分(内側半月板や内側側副靭帯、軟骨など)に強いストレスが加わります。
さらに、階段を降りる時には重心が前に移動し、膝が内側に倒れやすくなります。これを「ニーイン」と呼び、股関節や足首の筋バランスが崩れているとより強調され、結果として膝の内側の組織が引っ張られたり圧迫されたりして痛みが出やすくなります。
階段昇降時の膝痛に関する研究・統計

医学的にも、階段動作と膝の痛みの関係は多くの研究で報告されています。
1.変形性膝関節症の約8割が内側に集中している
膝関節症の初期段階では、内側(内側コンパートメント)に変化が起こるケースが多いと報告されています。つまり、膝の内側は元々痛みを起こしやすい構造なのです。(リンク)
2.階段昇降時は膝への負担が平地歩行の約2.5倍に
研究では、階段昇降時に膝関節へかかる力が歩行時よりも大きく、特に下りでは関節内圧が急上昇することが示されています。(リンク)
3.階段を日常的に使う人は膝痛リスクが上昇
1日150段以上の階段を利用する人では、膝関節症の発症リスクが有意に上昇したというコホート研究もあります。(リンク)
これらのデータからも、階段昇降が膝の内側に強い負担をかけやすいことが明らかです。
「階段が多い日」に痛みが出やすい人の特徴

階段昇降のたびに痛みが出る方には、次のような傾向があります。
1.太もも前の筋肉(大腿四頭筋)の筋力不足→膝の支えが弱く、衝撃を関節で直接受けてしまう。
2.股関節やお尻の筋肉が上手く働いていない→膝が内側に入る動作パターン(ニーイン)が強まり、内側に偏った負荷がかかる。
3.膝関節のアライメント(骨の並び)が崩れている→O脚気味、X脚気味の方は特に内側へのストレスが強くなります。
4.体重の急増や、長時間の階段使用→特に仕事で階段移動が多い方、子どもの送り迎えや通勤で階段を頻繁に使う方に多く見られます。
これらの要素が重なると、「階段の上り下り」という一見軽い動作でも、膝に過剰なストレスが溜まってしまうのです。
今日からできる3つのセルフ対策
①階段の使い方を見直す
・上りは、できるだけ膝を前に出し過ぎないように意識。太ももの筋肉で引き上げるように。
・下りは、膝を軽く曲げたまま着地して衝撃を吸収しましょう。
・痛みが強い時は、手すりを使う・段を飛ばさず一段ずつ下りるなど、安全を優先してください。
②膝まわりの筋肉を整える
膝関節は筋肉のサポートで守られています。おすすめは次の3つ。
・太もも前(大腿四頭筋)トレーニング:椅子から立ち上がる動作を5~10回×2セット
・お尻(中殿筋)強化:横向きで寝て、上の足をゆっくり上げ下げ×10回
・片足立ちバランス:片足立ちで10秒キープを数回繰り返す
これらを毎日続けるだけでも、膝の安定感は大きく変わります。
③冷やす・温める・整骨院で整える
階段を多く使った日は、膝まわりが炎症を起こしやすくなっています。
・痛みが強い時は冷却(10~15分)
・こわばりや重だるさがある時は温めて血流改善
そして、痛みが続く場合や繰り返す場合は、整骨院での施術が有効です。筋肉の緊張や関節のずれ、動作のクセを評価し、膝がスムーズに動く状態を取り戻すことができます。
整骨院でできること

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、膝の痛みの原因を「その場の痛み」だけでなく「動作」「筋力」「姿勢」などから総合的に見立てます。
・動作チェック:階段の昇り降り・歩行などを確認し、膝にどのような負担がかかっているかを分析。
・筋肉・関節調整:手技や電気療法で、内側の緊張を和らげ、膝の動きをスムーズに。
・セルフケア指導:ご自宅でもできる筋トレ・ストレッチ法をお伝えします。
・再発予防プラン:膝に負担をかけない姿勢・体の使い方をサポートします。
整骨院の施術を通して、膝の内側の痛みだけでなく、再発しにくい身体作りを目指しましょう。
まとめ
階段の上り下りで膝の内側が痛むのは、単なる”疲れ”ではなく、膝からのSOSかもしれません。膝の内側には、体重を支える重要な構造が集中しており、日常の小さなクセや筋力の低下が痛みに繋がります。
ですが、「動作の見直し」+「筋肉のサポート」+「専門的なケア」を組み合わせることで、多くの方が膝の不快感を軽減し、再び快適に階段を使えるようになります。
階段を使うたびに「また痛くなりそう」と不安になるようでしたら、我慢せず早めに整骨院へご相談ください。膝の状態を正しく整えることが、”痛みのない毎日”への第一歩です。


整形と整骨院の違い 千歳青葉鍼灸整骨院

整形外科と整骨院の違いをわかりやすく解説|千歳市・青葉鍼灸整骨院
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
日々、患者さんからよくいただくご質問のひとつに、
「整形外科と整骨院って何が違うんですか?」というものがあります。
同じように「体の痛みやケガ」を診てくれる場所ですが、実はそれぞれ役割や得意分野が異なります。
この記事では、整形外科と整骨院の違いをわかりやすく解説しながら、
「自分の症状にはどちらに行けばいいのか」を判断するためのポイントをお伝えします。
■ 整形外科とは?医師による検査・診断・治療が中心

整形外科は、国家資格を持つ「医師」が診察・診断・治療を行う医療機関です。
病院やクリニックの中でも、骨・関節・筋肉・神経などの運動器を専門にしています。
整形外科では、
- レントゲンやMRIなどの画像検査
- 血液検査
- 投薬(痛み止め・湿布など)
- 注射(ブロック注射など)
- 手術
- 医療保険を使ったリハビリ
といった医療行為を行うことができます。
そのため、
「骨折かもしれない」「激しい痛みで動かせない」「しびれが強い」
といった場合には、まず整形外科の受診が適しています。
特に、骨折や脱臼の確定診断は医師しか行うことができません。
必要に応じて整形外科で検査を受け、診断を受けてから整骨院でリハビリや回復のサポートをする、
という流れもよくあります。
■ 整骨院(接骨院)とは?柔道整復師による手技療法で自然治癒力を引き出す

整骨院(接骨院)は、「柔道整復師」という国家資格を持った施術者が対応する施設です。
医師とは違い、手術や薬の処方は行いませんが、
体の歪みや筋肉の緊張を整える専門家として、手技を中心に痛みや不調を改善していきます。
整骨院で対応できる主な症状は、
- 日常生活やスポーツでのケガ(捻挫・打撲・肉離れなど)
- 肩こりや腰痛などの慢性的な痛み
- 姿勢の歪み・猫背・骨盤のズレ
- 交通事故後のむちうちや体の違和感
など、幅広いお悩みです。
青葉鍼灸整骨院では、手技療法・電気療法・ストレッチ・姿勢矯正・鍼灸施術などを組み合わせ、
痛みの根本原因にアプローチしていきます。
特に「痛みの出にくい体づくり」や「再発予防」を重視し、
患者さん一人ひとりの身体の状態に合わせたオーダーメイドの施術を行っています。
■ 保険は使えるの?整形外科と整骨院の保険適用の違い
整形外科では、医師の診察をもとに健康保険が適用されます。
一方で、整骨院で保険が使えるのは「急性または亜急性の外傷」に限られます。
たとえば、
- 転んで足をひねった(捻挫)
- 重い荷物を持ち上げて腰を痛めた(ぎっくり腰)
- スポーツ中に太ももを痛めた(肉離れ)
など、明確な原因があるケガは保険の対象となります。
しかし、
「慢性的な肩こり」「長年の腰痛」「疲れがたまっている」などの症状は、
健康保険の対象外となり、自費施術での対応となります。
千歳市の青葉鍼灸整骨院では、初診時にしっかりとお話を伺い、
保険が使えるケースかどうかを丁寧にご説明いたします。
自費施術の場合でも、内容や費用を明確にご案内しますのでご安心ください。
■ どちらに行けばいい?症状別のおすすめ
| 症状 | 整形外科がおすすめ | 整骨院がおすすめ |
|---|---|---|
| 骨折・脱臼の疑い | ◎ | ×(応急処置のみ) |
| 急な強い痛み・しびれ | ◎ | △(軽度の場合) |
| 長引く肩こり・腰痛 | △ | ◎ |
| 姿勢のゆがみ・骨盤調整 | × | ◎ |
| スポーツでのケガ | ◎(診断)+整骨院(リハビリ) | |
| 交通事故後のむちうち | ◎+◎(併用可能) |
このように、整形外科と整骨院は目的に応じて使い分けることが大切です。
また、必要に応じて両方を上手に併用することで、より早い回復を目指すことができます。
■ 青葉鍼灸整骨院の特徴|手技で痛みの根本から改善

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、柔道整復師と鍼灸師の国家資格を持つスタッフが、
一人ひとりの体の状態に合わせて丁寧に施術を行っています。
当院の特徴は、
- 丁寧なカウンセリングと姿勢チェック
- 手技・電気・ストレッチを組み合わせた根本施術
- 自宅でできるセルフケアやストレッチ指導
- 交通事故施術やスポーツ外傷にも対応
ただ痛みを和らげるだけでなく、
「再発しない身体づくり」をサポートしています。
整形外科で検査を受けても「異常なし」と言われたけれど、
痛みや違和感が続いている…という方も、ぜひ一度ご相談ください。
■ まとめ|自分の体に合ったケアを選ぶことが大切
- 整形外科は「医師による検査・診断・投薬・手術などの医療行為」が中心
- 整骨院は「柔道整復師による手技療法や姿勢改善、自然治癒力のサポート」が中心
- ケガや症状によって、保険が使えるかどうかが変わる
整形外科と整骨院は、どちらが正しい・間違いというものではなく、
それぞれが得意とする分野を活かして、患者さんの健康を支えるパートナーです。
青葉鍼灸整骨院では、必要に応じて整形外科との併用もご案内しながら、
千歳市の皆さまの健康をサポートしています。
■ 千歳市で整骨院をお探しなら青葉鍼灸整骨院へ
- 肩こり・腰痛がなかなか良くならない
- 姿勢や骨盤の歪みが気になる
- スポーツでケガをした
- 交通事故後の不調が続いている
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。
お一人おひとりに合わせた施術で、健康な体を取り戻すお手伝いをいたします。
📍 青葉鍼灸整骨院(千歳市)
ご予約・お問い合わせはお電話またはフォーム・LINEからどうぞ。


運動での足首の痛み 千歳青葉鍼灸整骨院

久しぶりに運動してアキレス腱(付け根~かかと裏)が痛むあなたへ
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、「久しぶりに運動したらアキレス腱辺りが痛くなった」という方に向けて、なぜ起こるのか・どう対処すれば良いか・当院でのケア内容という流れでお話ししていきます。
1.なぜ「久しぶりに激しい運動」でアキレス腱あたりが痛むのか」

長らく運動していなかった身体を急に動かした時、特に下肢・付け根・かかと裏をつなぐアキレス腱周りには次のような負担がかかります。
・運動量・負荷が急に高まると、アキレス腱には体重の数倍~十数倍の負荷がかかると言われています。
・長時間動いていなかった筋・腱は柔軟性・血流・筋力共に低下しています。急にジャンプ・ダッシュ・方向転換を行うと、腱に微細な損傷や炎症(腱症=tendinopathy)あるいは断裂(rupture)リスクが高まります。
・運動前のウォーミングアップ・負荷漸増(少しずつ強度を上げる)・休養期間の確保が十分でないと、「使われていなかった腱に急激なストレスがかかる」ことで痛みや腱炎・断裂の引き金になります。
・また、年齢や体調、生活習慣なども影響します。たとえば、30代以上で「たまにしか運動しない」「休養期間が長い」方は、腱が”運動モード”になっていない状態で急にスイッチが入るため、負荷に対応しづらい傾向にあります。
つまり、「久しぶりに激しく動いたらアキレス腱辺りが痛くなった」というのは、決して珍しい事ではなく、むしろ”使われていなかった身体に急な負荷をかけた”典型的なパターンともいえます。
2.関連する統計データ:アキレス腱・腱断裂・運動負荷に関する数字

以下に、信頼できる研究・報告から「アキレス腱の負傷・断裂・スポーツ関連」の統計を3つご紹介します。
1.アキレス腱断裂の発生率・年齢分布(米国データ)
研究によると、2012~2016年の米国でアキレス腱断裂の発生率は「約1.8→2.5件/10万人・人ー年」に増加しており、20~39歳が54.4%、40~59歳が32.5%という割合を占めています。(リンク)
2.スポーツ関連腱断裂におけるアキレス腱の割合および増加傾向
スポーツ・運動による腱断裂の調査で、アキレス腱断裂が全体の約55.9%を占め、2001~2020年の間で年間発生率が有意に増加していると報告されています。(リンク)
3.高強度スポーツ選手におけるアキレス腱傷害の割合・重症化率
大学スポーツ選手を対象とした調査で、アキレス腱傷害の20.4%が「重症」と分類され、うち65.6%が手術(オペ率)というデータがあります。(リンク)
これらのデータから、「運動・スポーツによるアキレス腱の傷害は無視できない頻度」であり、特に”久しぶりに動いた”・”急に強い負荷をかけた”という状況ではリスクがグッと上がることが分かります。
3.千歳市の青葉鍼灸整骨院での施術方針:久しぶりの運動でアキレス腱あたりを痛めた方へ
千歳市の青葉鍼灸整骨院では、「久しぶりに激しい運動をしてアキレス腱あたりに痛みだ出た」方に対して、以下の順で治療・ケアを行います。
①評価・問診
・いつ・どんな運動をしたか(ジャンプ・ダッシュ・急停止・方向転換・負荷の大きさ)を詳しく伺います。
・痛みの出ている部位:アキレス腱そのもの(ふくらはぎ~かかと付着部)か、腱のすぐ周囲(腱鞘・パラテノン)か。
・運動前の準備(ウォームアップ・ストレッチ)や、運動習慣(久しぶり/断続的)などを確認します。
・腱・ふくらはぎ筋(腓腹筋・ヒラメ筋)・足関節可動域・アキレス腱付着部の圧痛・動作痛をチェックします。
②原因別施術&リハビリ
・腱の過負荷/微細尊書の場合:まずは安静・アイシング・腱圧迫サポーター等で炎症鎮静。次に、腓腹筋・ヒラメ筋のストレッチと腱に優しい荷重(体重の軽い状態+足首の軽い上下運動)から進めます。
・腱断裂を疑う場合(激痛・「パチっ」と音がした・歩行困難):整形外科との連携を即座に行い、治療方針(手術か保存)を確認します。
・再発予防・筋力強化:ふくらはぎ~アキレス腱のエキセントリック(伸ばしながら力を出す)トレーニング、足関節背屈(足先をあげる動き)や底屈(つま先立ち)運動を段階的に導入。
・フォームや動作の見直し:久しぶりの激しい運動では、予備的な準備運動・ストレッチ・徐々に負荷を上げる事の重要性を伝え、運動導入前のケアも指導します。
③セルフケア・再発防止指導
・運動前:ふくらはぎ・アキレス腱まわりのストレッチ(立って片足を後ろに引き、かかとを床につけるなど)を5~10分行うことを推奨。
・運動後:クールダウンとして軽いウォーキング・足首回し・ふくらはぎ軽ストレッチ。翌朝に痛みが強まらないかチェック。
・負荷の漸増:久しぶりに運動を再開する際は「いきなり全力・長時間」ではなく、「まず30分・ウォーキングもしくは軽いジョグ→翌日様子を見て段階的に強く」という流れを守るようお伝えします。
・足元・シューズチェック:底がすり減っていたり、クッション性・足首サポートが不十分なシューズでは腱に余計な負荷がかかるため、履物の点検も重要です。
・痛みが”休んでもひかない””歩くと響く””腱に硬結・腫れがある”場合は、自己判断せず速やかに専門機関・整骨院等にご相談ください。
4.あなたが今日からできること:セルフチェック&初期ケア

「痛めたかな?」と思ったら、今日からできる事として以下の3ステップをおすすめします。
1.痛みの確認と休息
運動後に「ふくらはぎ・かかと裏・アキレス腱部にズキッとした痛み」「歩き出しでかかとが刺すように痛む」「つま先立ちで違和感」がある場合、まずはその日は運動を控えめに。アイシング(10~15分)+休息で腱への刺激を少なくします。
2.ふくらはぎ・アキレス腱ストレッチ
壁を使って片足を後ろに引き、かかとを床につけてふくらはぎが伸びるのを感じましょう。30秒キープ×左右各2回。痛みのない範囲で行います。
3.段階的な再運動開始
翌日以降、痛みがなければ「軽めのウォーキング→軽ジョグ(10~15分)→翌日は少し多め」というように、急に強度を上げずに「身体・腱を慣らす期間」を設けましょう。負荷を上げる前には必ずストレッチ+準備運動を。
これらを継続することで、腱にかかる負荷を少しずつ身体が受け入れられるようになり、「激しく動いたらアキレス腱が痛くなった,,,」というリスクをグッと下げることができます。
5.放置するとどうなる?痛みサインを見逃さないで
「ちょっと痛いけど大丈夫だろう」と放置すると、以下のような事態になる可能性があります。
・微細な腱損傷(腱症)を放置すると、腱断裂につながることがあります。研究ではアキレス腱断裂の多くに「前段階の腱症・違和感」があったという報告もあります。
・腱断裂になると、復帰までに数か月~1年かかることもあり、運動・スポーツ復帰が遅くなる・パフォーマンス低下・再発リスクも上がるというデータがあります。
・運動復帰しても整ったケアがされていないと、腱の柔軟性・筋力が落ちたままになり、再び同じような痛み・傷害を繰り返すサイクルに陥ることがあります。
つまり、「少しの痛みだから」「まだ歩けるから」と自己流で済ませず、早めに整骨院・専門家への相談を検討することが、将来的な負担軽減・早期復帰にとって重要です。
6.まとめ
・久しぶりに激しい運動をした際、アキレス腱あたりに痛みが出たのは、腱・筋・支える構造が”運動モード”になっておらず、急な負荷に耐えられなかったことが大きな原因です。
・信頼できる研究でも、「アキレス腱断裂・傷害は運動・スポーツ関連が多く、発生率が増加傾向にある」ことが示されています。
・千歳市の青葉鍼灸整骨院では、評価・原因特定・段階的なリハビリ・セルフケア指導・再発予防という流れでケアを行っております。
・運動再開の際は準備運動・ストレッチ・負荷の漸増・適切なシューズ・身体の状態チェックが不可欠です。
・痛みを軽く見ずに、早めに専門的なケアを受けることで、復帰を早め、再発リスクを下げることができます。
もし「最近アキレス腱まわりに違和感がある」「運動中・運動後にかかと裏・ふくらはぎ・腱に痛みが出る」という方は、どうか無理せず、一度ご相談ください。
千歳市の青葉鍼灸整骨院では、”久しぶりに運動して痛めたアキレス腱あたり”という方に特化したプログラムもご用意しています。1日も早く快適に動ける身体に戻せるよう、一緒に取り組んでいきましょう。


畑作業で腰痛 千歳市の青葉鍼灸整骨院

畑作業の後腰が痛い,,,骨に異常がなくても要注意!
~千歳市の青葉鍼灸整骨院から~
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
春から秋にかけて、北海道では家庭菜園や畑作業が盛んになります。しかし、「畑作業をしていたら腰が痛くなった」「腰が伸びなくなった」「夜になると腰が重い」ーーこうした声を整骨院でも多く聞きます。
実は、長時間の前かがみ姿勢やしゃがみ動作は、腰に大きな負担を与える代表的な動作。しかも、骨に異常がなくても「筋肉や関節の硬さ」から痛みが出ることが非常に多いのです。
畑作業で腰が痛くなる3つの原因

①腰の筋肉(脊柱起立筋・多裂筋)の過緊張
畑作業では、前かがみ姿勢を維持したまま草むしりや収穫を行うことが多くなります。この姿勢は、背中の筋肉が常に引き伸ばされたまま緊張状態になり、血流が悪化します。その結果、筋肉の中に疲労物質が溜まり、「重だるさ」「ピキッとした痛み」を感じやすくなります。
②腰椎・骨盤周囲の関節の可動域制限
長時間の同一姿勢により、仙腸関節(骨盤の関節)や腰椎の動きが悪くなります。関節が動かない分、筋肉が代わりに頑張るため、筋緊張と痛みが増してしまいます。
③太ももやお尻の筋肉の硬さ
「腰が痛い=腰の問題」と考えがちですが、実はお尻(大殿筋・中殿筋)や太もも裏(ハムストリングス)の硬さが原因で腰に負担が集中しているケースも多いです。特に畑でしゃがんだり中腰になる動作が多いと、下半身の筋肉に負担が蓄積し、それが腰痛に繋がります。
腰痛に関するデータ

腰痛は日本人の国民病ともいわれ、次のような統計があります。
1.厚生労働省 国民生活基礎調査(2022)
症状別の有訴率で、男女ともに「腰痛」が第1位。(リンク)
2.日本整形外科学会 腰痛診療ガイドライン
腰痛患者の約85%は、レントゲンやMRIで明確な異常が見つからない「非特異的腰痛」。(リンク)
3.農林水産省 農作業安全データ
農作業中の身体負担として「腰痛」が最も多く、全体の約40%を占める。(リンク)
これらのデータからも、腰痛の多くは骨や神経の異常ではなく、筋肉や関節の機能性の問題であることがわかります。
整骨院でのアプローチ

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、畑作業後の腰痛に対して次のような施術を行っています。
①筋肉の緊張を緩める手技療法
背中~骨盤~お尻の筋肉を丁寧にほぐし、血流を改善して回復力を高めます。特に多裂筋・腸腰筋・大殿筋など深部の筋肉を緩めることで、姿勢が自然に立ちやすくなります。
②姿勢・動作指導
畑作業では「腰を曲げる」よりも「股関節を曲げる」意識が大切。しゃがむ時には、背筋を伸ばしてお尻を引くように動くことで、腰への負担が大きく減ります。
青葉鍼灸整骨院での治療の流れ
①カウンセリング
ヒアリングをさせていただき、今どんなお悩みをお持ちなのかを確認します。
②アセスメント
身体の状況(姿勢、痛みの原因)を確認しながら、現在の状況を把握していきます。
③施術
痛みの原因となる筋肉、関節などに温熱治療器、高周波などを使ってアプローチします。
④エクササイズ
必要に応じてストレッチ、ピラティスなどを行い柔軟性を出していきストレスを改善します。
⑤プランニング
①~④を行った後に今後のプランを一緒に決めていきます。
ご自宅でできるセルフケア

1.腰を丸めて伸ばすストレッチ(キャット&カウ)
四つん這いで背中を丸めたり反らせたりをゆっくり10回。→背骨の動きを出して、血流を改善します。
2.太もも裏のストレッチ
椅子に座って片足を前に伸ばし、つま先を上げて体を前に倒す。→ハムストリングスを伸ばすことで、腰の負担を減らします。
3.お尻のストレッチ
仰向けで片足をもう一方の太ももにのせ、手で引き寄せる。→大殿筋を緩めて骨盤の可動域を広げます。
放置するとどうなる?
軽い腰痛でも、「痛みがあるまま畑作業を続ける」ことで、筋肉や坐骨神経痛に移行するリスクがあります。また、筋肉のアンバランスから背骨の歪みや骨盤の傾きを引き起こすことも。
早めに整骨院で施術を受け、正しい体の使い方を学ぶことが、再発防止のカギになります。
最後に:畑作業と上手に付き合うために
畑仕事は体を動かす素晴らしい活動ですが、姿勢や使い方を間違えると腰に大きな負担がかかります。「畑に出た後は腰が重い」「前かがみがつらい」などの症状を感じたら、我慢せずに一度整骨院にご相談ください。
千歳市の青葉鍼灸整骨院では、地域の方の生活に寄り添った腰痛ケアを行っています。あなたの腰痛の原因を一緒に見つけ、再び快適に畑作業ができる体づくりをサポートします。


中腰で股関節が痛い 千歳青葉鍼灸整骨院

中腰姿勢が続いて「股関節の付け根」が痛むあなたへ
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
日常生活や仕事の中で「中腰の姿勢が多く、股関節の付け根が痛い」「前かがみが重だるくなる」と感じていませんか?実は、この”中腰姿勢”は腰だけでなく、股関節にも強い負担を与えています。今回は、その原因と整骨院でのアプローチ、そして自宅でできるケア方法まで詳しく解説します。
1.なぜ中腰姿勢で股関節の付け根が痛くなるのか

中腰姿勢とは、腰を曲げ、膝を少しだけ曲げた状態で作業を行う姿勢のことです。草取り、介助、清掃、調理、荷物整理など、日常でも意外と多くの場面でとっています。この姿勢を長時間続けると、身体には以下のような負担がかかります。
1.股関節が常に屈曲(曲がった)状態で固定される
股関節前面(大腿の付け根)にある腸腰筋や大腿直筋が短縮し、血流が滞り、筋肉が硬くなります。その結果、「付け根の奥が痛い」「太ももの前が張る」といった症状が出ます。
2.腰・骨盤が代償動作を起こす
股関節が動きにくい状態で中腰を続けると、身体は無意識に腰や骨盤を使ってバランスを取ろうとします。この”代償”が続くことで腰痛や骨盤の歪みも進行します。
3.筋肉のアンバランスが進行
お尻(大殿筋)やももの裏(ハムストリングス)は伸ばされ続け、前側の筋肉は縮み続けるため、前後のバランスが崩れ、痛みを助長します。
厚生労働省の資料でも、「抱え上げ・ひねり・前かがみなどの不自然な姿勢は腰部に強い負荷をかける」と指摘されています。(リンク)
2.データで見る「中腰姿勢と股関節・腰の痛み」

近年の研究でも、「中腰・重作業・前かがみ姿勢」が股関節や腰に与える影響が数多く報告されています。ここで、信頼性のある3つのデータをご紹介します。
1.職業的な中腰姿勢と股関節変形性関節症の関連性(2024年)
北欧の研究では、「荷重作業・中腰・前かがみ姿勢が長期的に続くと、股関節の変形性関節症(OA)のリスクが上がる」と報告されています。(リンク)
2.中高年労働者の作業姿勢と筋骨格系痛(2022年)
BMC Public Health 誌による調査では、50~65歳の労働者において「前かがみ・中腰・荷重作業」が肩・腰・股関節・膝の痛みと強く関連していることが明らかになっています。(リンク)
3.中腰・ひねり姿勢と慢性股関節痛
アメリカ疾病予防管理センターの調査によると、週30時間以上「しゃがむ・曲げる・捻る動作」を行う労働者は、男女ともに慢性股関節痛のリスクが上昇するとのデータがあります。(リンク)
これらのデータからもわかるように、「中腰姿勢」は股関節や腰への慢性的なダメージ要因となりうるのです。
3.千歳市の青葉鍼灸整骨院での治療方針とアプローチ

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、”中腰姿勢による股関節の痛み”を次の3ステップで改善していきます。
①評価・検査
まずは、痛みの出る動作や姿勢、発症のタイミングを詳しく伺います。
・どんな作業で痛むのか(草むしり、掃除、介助など)
・痛む部位(前側・外側・太もも・腰)
・動かした時の可動域や筋肉の硬さ
これを基に、股関節・骨盤・腰椎の連動性を評価し、原因を特定します。
②根本施術
次に、痛みの原因に合わせて施術を行います。
・股関節の可動域改善:腸腰筋・大腿直筋・大腿筋膜張筋など前面の筋肉を丁寧に緩め、ストレッチと手技で動きを引き出します。
・骨盤・腰部の安定化:体幹や臀部の安定化を高めることで、股関節にかかる負担を軽減。
・全身バランス調整:骨盤の歪みを整えるエクササイズで、左右差を解消することで再発しにくい体づくりを行います。
③再発予防・セルフケア指導
施術だけで終わらせず、普段の姿勢改善やセルフストレッチも指導します。中腰を続ける方ほど、日常の「クセ」を直すことが再発防止のカギです。
4.自宅や職場でできる3つのセルフケア

痛みが強くなる前に、以下の簡単なストレッチ・動作改善を取り入れてみて下さい。
①股関節前面ストレッチ(腸腰筋伸ばし)
片膝を床に付き、反対の足を前に出します。骨盤を真っすぐ立て、体を前にゆっくり押し出すと、後ろ脚の付け根が伸びます。→30秒×左右2セット。腰への負担も軽減します。
②股関節回し(可動域アップ)
椅子に浅く座り、片足をゆっくり外回し・内回し。→各10回×2セット。筋肉のこわばりをほぐし、動きを滑らかにします。
③中腰時間を意識して「立ち直る」
長時間の中腰を避けるには、20~30分に一度、腰を伸ばす・立ち上がることが大切です。作業の合間に背伸びをするだけでも、筋肉の血流が回復します。
5.痛みを放置するとどうなる?
股関節の痛みを我慢していると、身体が「痛みを避ける動き」を覚え、腰や膝への負担が増えます。結果として、股関節変形性関節症などへ進行するケースもあります。
股関節の痛みは「単なる疲労」ではなく、「動きの崩れのサイン」です。早期にケアすれば、改善も早く、再発しにくい身体へと変わっていきます。
6.まとめ
・中腰姿勢は股関節前面・腰・骨盤に強い負担をかける
・研究でも「中腰姿勢は股関節痛や変形性関節症のリスクを上げる」と報告されている
・放置せず、早期に整骨院で原因を見極め、可動域改善+姿勢指導で根本的にケアすることが大切
「最近、股関節の付け根が痛む」「中腰になるのが怖い」と感じている方は、どうか我慢せず、ご相談ください。千歳市の青葉鍼灸整骨院では、あなたの体の動きを丁寧に分析し、痛みの原因を明確にした上で、最適な施術とセルフケア指導を行います。
無理のない姿勢で、快適に動ける身体を一緒に取り戻していきましょう。


栗剥きで手が痺れる 千歳青葉鍼灸整骨院

栗を剝いてから手が痺れる,,,それ、神経のサインかもしれません
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
秋の味覚と言えば「栗」。家族で栗ご飯を作るために、一生懸命に栗の皮を剥いたーーそんな後から「手が痺れてきた」「指先がピリピリする」「手首のあたりがだるい」と感じた経験はありませんか?
実はその”しびれ”は、栗剝き作業で手首や神経に負担がかかったサインかもしれません。今回は、「栗を剥いた後に手が痺れる原因」と「整骨院での治療・セルフケア方法」について、データを交えながらわかりやすく解説していきます。
1.栗剥きで手の痺れが起こる理由

栗を剥く作業は一見軽い家事のようですが、実は”手首と指を酷使する作業”です。
包丁やナイフを使いながらかたい殻を剥く時、指先・手首・前腕の筋肉が休みなく働いています。さらに、栗の向きを変えたり、力を込めて押したりするため、同じ動きを何百回と繰り返すことになります。このとき、主に以下のような負担が起こります。
1.手首の屈曲(曲げ伸ばし)の繰り返し
栗剥きでは、手首を内側に曲げる動作が多く、手首の中を通る「正中神経(せいちゅうしんけい)」に圧迫がかかりやすくなります。これが”手根管症候群”と呼ばれる症状を引き起こし、親指から中指にかけてのしびれ・痛み・握力低下を生じることがあります。
2.指・前腕の筋疲労
長時間、指先を使って殻をむくと、前腕の屈筋群が硬くなり、手首や手のひらの血流が悪くなります。血流が滞ると、筋肉だけでなく神経にも負担がかかり、しびれ感やだるさが出やすくなります。
3.中腰・前かがみ姿勢での作業
栗剥きは、テーブルに向って中腰や前かがみで行うことが多く、首・肩・腕の神経の通り道(頸椎~腕神経叢)にも負担がかかります。結果として「手首の問題+首・肩からの神経圧迫」が重なり、しびれが強まるケースもあります。
2.データで見る「反復動作」と手のしびれ

手の痺れは、実はとても身近な不調です。特に家事・農作業・手仕事など”繰り返し手を使う作業”を行う人に多いことが、いくつもの調査で報告されています。
ここでは信頼性の高い3つのデータをご紹介します。
①反復運動障害(RSI)の発生率
米国CDC(疾病予防管理センター)の調査によると、成人の約9%が過去3か月以内に「反復運動による痛み・しびれ・腱の負担」を感じたと報告しています。特に女性や家事・軽作業従事者で多く、症状の約半数が”手首~手”に出ています。(リンク)
②手首・手の症状と反復動作の関連性
BMC Public Health 誌(2021)による調査では、手首の痛みやしびれを自覚する人は全体の22%。反復的な手作業・手首の固定姿勢を取る人ほど有症率が高く、長時間の作業ほど症状が慢性化しやすいとされています。(リンク)
③手根管症候群(CTS)の職業関連性
JAMA Internal Medicine 誌の研究では、反復的な手作業に関わる労働障害のうち41%が手根管症候群であったと報告されています。これは、手の痺れの多くが「神経の圧迫によって起こる」ことを裏付けるデータです。(リンク)
3.整骨院での施術とアプローチ

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、「栗を剥いてから手が痺れる」「親指~人差し指がジンジンする」「手首を曲げるとピリッとする」と言った方に対し、以下のような施術方針をとっています。
①原因の評価
・しびれがどの指に出ているか(神経の種類を特定)
・どんな動作・姿勢で悪化するか(手首・肘・肩の連動を確認)
・筋肉の硬さ・腱の動き・関節の動きをチェック
→”手首だけ”ではなく、”首~肩~腕~手”までの神経経路を総合的に見極めます。
②手技による調整
・前腕の筋膜リリース・腱滑走改善:硬くなった前腕の筋肉を緩め、神経への圧迫を解放。
・手首・肘・肩の関節調整:関節の位置関係を整えることで、神経の通りをスムーズに。
・姿勢・骨格バランスの調整:中腰姿勢で固まった背骨・肩甲骨を調整し、腕全体の血流を改善します。
③生活・作業アドバイス
・手首を過度に曲げた姿勢で栗むきをしない
・テーブルの高さを調整し、手首が真っすぐ保てるように
・20~30分作業したら1回は「手を開く・振る・伸ばす」動作を入れる
・作業後は、温めて血流促進→軽いストレッチ→手首を休ませるの流れを習慣化
これらのケアを続けることで、しびれの改善だけでなく、再発しにくい身体の使い方が身に付きます。
4.自宅でできる簡単セルフケア3選

①手首ストレッチ
腕を前に伸ばし、手のひらを上に向け、もう一方の手で指先を軽く引いて手首を反らせます。→15~20秒×左右2セット。手首の屈筋群を伸ばすことで、正中神経への圧迫を軽減できます。
②握る・開くエクササイズ
軽く拳を作ってぎゅっと握り、ゆっくり開く。これを10回繰り返します。血流が促され、しびれや冷えの改善に効果的です。
③作業姿勢リセット
長時間同じ姿勢を避けるため、30分おきに立ち上がって背伸び。肩を回したり、腕を振ったりするだけでも、神経・筋肉の緊張を和らげます。
5.放置するとどうなる?
手の痺れは、放っておくと次のような悪化が起こることがあります。
・手の感覚鈍麻(触れても感じにくい)
・指の筋肉の萎縮(親指の付け根が痩せる)
・握力低下で包丁・箸・スマホの操作がしにくくなる
・夜間痛や、肘・肩・首への連鎖的な痛み
しびれが「数日経っても取れない」「夜になると強くなる」場合は、神経圧迫が進行している可能性があります。早めに整骨院や専門機関での検査・治療をおすすめします。
6.まとめ
・栗剥きや家事のような”手首を酷使する反復作業”は、神経圧迫・筋疲労を招きやすい
・データでも、手首や手のしびれは非常に一般的で、放置すると慢性化する
・千歳市の青葉鍼灸整骨院では、神経の通り道を整え、姿勢・手首バランスを改善することで根本的な回復を目指す
・自宅では、こまめなストレッチ・姿勢リセット・作業環境の見直しが大切
秋の味覚を楽しむ栗剥き作業。「頑張った後に手が痺れた,,,」という方は、早めのケアで症状をリセットしてあげましょう。千歳市の青葉鍼灸整骨院では、神経・筋肉・関節をトータルで見て、あなたの手の動きを本来の状態に導きます。無理なく、快適に季節の作業を楽しめる体づくりを、私たちと一緒に行いましょう。


サッカーで腰痛 千歳青葉鍼灸整骨院

サッカーで接触して腰を痛めた人へ
~整形で「骨に異常なし」と言われても痛みが続く理由~
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
サッカーをしていて、相手との接触やタックル、あるいは空中戦の着地などをきっかけに「腰が痛くなった」という経験はありませんか?整形外科でレントゲンを撮っても「骨には異常がありません。」と言われることも多く、そのまま安静にして様子を見る方も少なくありません。
しかし実際には、「骨に異常がない腰痛」ほど厄介で、適切に対処しないと痛みが長引いたり、再発を繰り返したりすることが多いのです。今回は整骨院の視点から、サッカーでの接触後に腰を痛める原因と、早期回復・再発予防のポイントをわかりやすく解説します。
サッカーでの接触が腰に与える衝撃とは?

サッカーのプレー中は、思った以上に「腰」に大きな負担がかかっています。特に接触プレーでは、次のような力が腰に加わります。
・相手選手との体当たり・衝突による急激なねじれや圧縮力
・片足で支えた状態からの急ブレーキ・方向転換による捻転ストレス
・空中戦の着地や倒れこみによる骨盤や腰椎への衝撃
・衝突をさせるための無理な体勢・反り・ねじり動作
これらの力が、腰部の筋肉や関節、骨盤周囲のバランスを一気に崩すことがあります。一時的に痛みが引いたように感じても、数日後に「張り」「だるさ」「鈍痛」「反ると痛い」などの症状が出てくるケースも多いです。
骨に異常がなくても痛みが出る3つの理由

①筋肉・筋膜の損傷や緊張
接触時の衝撃で、腰やお尻、股関節周囲の筋肉(多裂筋・腰方形筋・大殿筋・中殿筋など)が微細な損傷を受けることがあります。これが修復される過程で筋肉が硬くなり、血流が悪くなって”動かすと痛い”という状態になります。特に、腰の深層筋(多裂筋)が硬くなると、腰を支える力が落ち、再び痛みが出やすい状態になります。
②骨盤・仙腸関節のずれや可動性低下
サッカーでは常に片足で動くため、骨盤の左右バランスが崩れやすいスポーツです。接触の衝撃で仙腸関節(骨盤のつなぎ目)が動きすぎたり、逆に動かなくなったりすると、腰椎(腰の骨)や股関節の動きにも影響が出ます。結果として、動作のたびに「腰だけで支える」使い方になり、痛みが出やすくなります。
③動作のクセ・代償動作
痛みをかばううちに、「腰を反らして動く」「股関節をあまり使わない」「上半身でバランスを取る」といった代償動作が生まれます。この癖が続くと、筋肉の使い方が偏り、慢性的な腰痛や骨盤の歪みにつながります。整形外科の検査ではみえない”動きの歪み”が、痛みを長引かせていることが多いのです。
統計でみる:サッカー選手と腰痛の関係

スポーツ医学の研究でも、サッカー選手の腰痛は非常に多く報告されています。以下のデータをご覧ください。
1.プロサッカー選手の腰痛の発生率
男性選手で約32%、女性選手では約50%が生涯に一度は腰痛を経験。接触やねじれ動作を伴う競技で発症しやすいことが確認されています。(リンク)
2.若年チームスポーツ選手の調査
年間を通して4週間以上腰痛を訴えた選手は11%、トレーニングを休んだ経験がある選手は17%。特に10代後半~20代前半のアスリートで増加傾向がみられます。(リンク)
3.スポーツ選手全体の腰痛リスクレビュー
ねじり・衝突・反復動作の多い競技(サッカー、バスケット、体操など)では腰痛リスクが高い。発症率は競技者全体で30~50%に達すると報告されています。(リンク)
このように、サッカー選手にとって腰痛は”珍しいケガ”ではなく、日常的に起こりうるトラブルなのです。
整骨院でのアプローチ

千歳市の青葉鍼灸整骨院では、痛みの原因を「筋肉・関節・動作の3つの観点」から分析し、再発しにくい体づくりを目指します。
①動作チェック
どの動作で痛みが出るか(ストップ、ターン、キック、ジャンプなど)を細かく確認します。股関節や骨盤の動き、体幹の使い方などを見て、痛みの根本を特定します。
②筋・関節の調整
筋膜リリース、ストレッチなどで筋肉の緊張を取り除き、関節の動きを正常に戻します。痛みを「抑える」のではなく、「負担を減らせる身体」に整えることを目的とします。
③体幹・股関節トレーニング
腰だけで動かないように、股関節と体幹の連動を強化するエクササイズを指導します。例えば、ヒップリフト・片足バランスなどです。これにより再発を防ぎ、パフォーマンス向上にもつながります。
④セルフケア指導
試合や練習後のストレッチ、姿勢改善、フォーム修正など、自分で行えるケア方法もお伝えします。「その場しのぎ」ではなく、「自分の体を理解し、守れる選手」を目指します。
放置するとどうなる?
接触後の腰痛を放っておくと、次のようなリスクが高まります。
・腰痛が慢性化し、常に重だるさが残る
・骨盤・股関節の動きが悪くなり、パフォーマンスが低下
・痛みをかばううちに、膝や足首まで不調が広がる
「時間が経てば治る」と思って放置することが、結果的に長期離脱につながるケースも少なくありません。
整骨院からのメッセージ

サッカーでの接触後に腰が痛い時、「骨に異常がない=問題なし」ではありません。それは、身体からの「動きが崩れていますよ」というサインです。
千歳市の青葉鍼灸整骨院では、痛みの出ている部分だけでなく、
”なぜ腰に負担が集中したのか””どんな動作のクセがあるのか”
まで丁寧に確認し、最短での回復と再発防止をサポートします。
まとめ
サッカーでの接触後に起きる腰痛の多くは、
・筋肉や関節の微細な損傷
・骨盤や仙腸関節のずれ
・動作のバランスの乱れ
によって引き起こされています。
千歳市の青葉鍼灸整骨院では、こうした原因を1つ1つ改善し、「もう一度安心してプレーできる体」を取り戻すお手伝いをしています。
もしあなたが、
・接触してから腰の痛みが抜けない
・ストレッチや湿布では良くならない
・整形で異常なしといわれたが不安が残る
という状態であれば、是非一度整骨院でのチェックを受けてみて下さい。痛みの原因を正しく理解し、再び全力でプレーできる体を整えていきます。















